なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

同じ「湿度50%」でも、冬と夏では感じ方が違うのはなぜ?「湿度」のなぞに迫ります

2018年06月27日 18時13分30秒 | ブログ

同じ「湿度50%」でも、冬と夏では感じ方が違うのはなぜ?「湿度」のなぞに迫ります

 

2018年06月26日

同じ「湿度50%」でも、冬と夏では感じ方が違うのはなぜ?「湿度」のなぞに迫ります

湿度はふつう「相対湿度」を指します

梅雨の季節は、湿気でジメジメとした日が続き、気分まで憂うつになってきますね。このジメジメは「湿度◯%」で表されますが、夏と冬ではどのくらい違うかご存じですか?
気象庁のHPで調べてみると、2017年(東京)の平均湿度は「6月が73%」「1月が53%」でした。この数字を見て「意外と多い」と感じた方もいるのではないでしょうか。そうなんです。乾燥する冬でも、実は湿度が50%を超える日もあるんです。しかも、夏と冬では同じ「湿度50%」の日でも感じ方が違うようなんです……。そこで「そもそも湿度ってなに?」ということで、今日は湿度に関するなぞに迫ります。
「相対湿度」は乗車率のようなもの

「相対湿度」は乗車率のようなもの

実は「湿度」には二つの尺度があります。
私たちが「湿度」というときは、空気の中の水分の割合を意味し、正式には「相対湿度」と呼ばれています。もう一つは「絶対湿度」と呼ばれる尺度があります。

●相対湿度(%)
飽和水蒸気量(ある温度の空気中に含みうる最大限の水分量)に比べて、どの程度の水分を含んでいるかを示す尺度

●絶対湿度(kg/kg)
湿り空気(一般に存在する空気)中の、乾き空気(全く水分を含まない空気)1㎏に対する水蒸気の重量を示す尺度

わかりにくいので【例】で説明しましょう。
【例1】
「空気を座席数が決まっている電車と考えます。 最大で20人座ることができますが、10席だけが埋まっているとしましょう。この場合『相対湿度』は50%ということになります。対して、絶対湿度は、実際に座っている人の数になりますので、1人を0.001kgとした場合、『絶対湿度』は0.010kg/kg(=座っている人が10人)となります」

さらに簡単にいうと、「相対湿度」では電車の混み具合が、「絶対湿度」では実際の電車に乗っている人数がわかります。ちなみに電車の座席数(=飽和水蒸気量)は温度によって変わります。

湿度は、気温によって変化する

クーラーで湿度も調整し、快適に過ごそう

クーラーで湿度も調整し、快適に過ごそう

温度が上がると空気中に含まれる水分量(=飽和水蒸気量)が多くなります。すると、「絶対湿度」は同じでも「相対湿度」は変わってきます。

ここでも【例】でみていきましょう。
【例2】
「温度15℃のときは、座席数が20席あり10人が座っているとしましょう。1人を0.001kgとした場合、『絶対湿度』は0.010kg/kgで、『相対湿度』は 50%。温度25℃になると座席数が25席に増えます。座っている人は10人とすると、『絶対湿度』は先ほどと変わらず、 0.010kg/kgです。しかし、全体の座席数が増えたので『相対湿度』は40%に下がります」

以上のことを踏まえて「相対湿度50%」だった場合を考えると、温度が高いほうが「絶対湿度」も大きくなることがわかります。

つまり、気温の高い夏と気温の低い冬とでは、夏のほうが水蒸気の重量(絶対湿度)が多くなるため「湿度50%」でも夏と冬とでは感じ方が異なるのです。

── ちなみに、夏場に一般に快適といわれる室内温度は25~28℃、室内湿度は55~65%くらいだそう。湿度が高いと体感温度も高くなるので、温度だけでなく湿度調整もお忘れなく!
深見れいこ
深見れいこ

2018年06月26日

トピックス

同じ「湿度50%」でも、冬と夏では感じ方が違うのはなぜ?「湿度」のなぞに迫ります

湿度はふつう「相対湿度」を指します

梅雨の季節は、湿気でジメジメとした日が続き、気分まで憂うつになってきますね。このジメジメは「湿度◯%」で表されますが、夏と冬ではどのくらい違うかご存じですか?
気象庁のHPで調べてみると、2017年(東京)の平均湿度は「6月が73%」「1月が53%」でした。この数字を見て「意外と多い」と感じた方もいるのではないでしょうか。そうなんです。乾燥する冬でも、実は湿度が50%を超える日もあるんです。しかも、夏と冬では同じ「湿度50%」の日でも感じ方が違うようなんです……。そこで「そもそも湿度ってなに?」ということで、今日は湿度に関するなぞに迫ります。

湿度には「相対湿度」と「絶対湿度」があるって知ってた?

「相対湿度」は乗車率のようなもの

「相対湿度」は乗車率のようなもの

実は「湿度」には二つの尺度があります。
私たちが「湿度」というときは、空気の中の水分の割合を意味し、正式には「相対湿度」と呼ばれています。もう一つは「絶対湿度」と呼ばれる尺度があります。

●相対湿度(%)
飽和水蒸気量(ある温度の空気中に含みうる最大限の水分量)に比べて、どの程度の水分を含んでいるかを示す尺度

●絶対湿度(kg/kg)
湿り空気(一般に存在する空気)中の、乾き空気(全く水分を含まない空気)1㎏に対する水蒸気の重量を示す尺度

わかりにくいので【例】で説明しましょう。
【例1】
「空気を座席数が決まっている電車と考えます。 最大で20人座ることができますが、10席だけが埋まっているとしましょう。この場合『相対湿度』は50%ということになります。対して、絶対湿度は、実際に座っている人の数になりますので、1人を0.001kgとした場合、『絶対湿度』は0.010kg/kg(=座っている人が10人)となります」

さらに簡単にいうと、「相対湿度」では電車の混み具合が、「絶対湿度」では実際の電車に乗っている人数がわかります。ちなみに電車の座席数(=飽和水蒸気量)は温度によって変わります。

湿度は、気温によって変化する

クーラーで湿度も調整し、快適に過ごそう

クーラーで湿度も調整し、快適に過ごそう

温度が上がると空気中に含まれる水分量(=飽和水蒸気量)が多くなります。すると、「絶対湿度」は同じでも「相対湿度」は変わってきます。

ここでも【例】でみていきましょう。
【例2】
「温度15℃のときは、座席数が20席あり10人が座っているとしましょう。1人を0.001kgとした場合、『絶対湿度』は0.010kg/kgで、『相対湿度』は 50%。温度25℃になると座席数が25席に増えます。座っている人は10人とすると、『絶対湿度』は先ほどと変わらず、 0.010kg/kgです。しかし、全体の座席数が増えたので『相対湿度』は40%に下がります」

以上のことを踏まえて「相対湿度50%」だった場合を考えると、温度が高いほうが「絶対湿度」も大きくなることがわかります。

つまり、気温の高い夏と気温の低い冬とでは、夏のほうが水蒸気の重量(絶対湿度)が多くなるため「湿度50%」でも夏と冬とでは感じ方が異なるのです。

── ちなみに、夏場に一般に快適といわれる室内温度は25~28℃、室内湿度は55~65%くらいだそう。湿度が高いと体感温度も高くなるので、温度だけでなく湿度調整もお忘れなく!

学校統合再編委員会の傍聴

2018年06月27日 17時16分30秒 | 学校ボランティア

今日、開催された。
学校統合再編委員会の傍聴に行ってきました。

河合町:学校統合再編関係 ホームページ

http://www.town.kawai.nara.jp/kakuka/kyoikuiinkai/kyoikusoumu_ka/gakkousaihen/1522650953309.html




はやぶさ2、小惑星到着 3年半の旅、生命の起源など探査

2018年06月27日 12時45分00秒 | ブログ

はやぶさ2、小惑星到着 3年半の旅、生命の起源など探査

 
2018/06/27 
 
はやぶさ2と小惑星りゅうぐうのイメージ(JAXA提供) © KYODONEWS はやぶさ2と小惑星りゅうぐうのイメージ(JAXA提供)

 2014年に打ち上げられた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機はやぶさ2は27日、3年半で計32億キロの旅を経て、地球から約3億キロ離れた小惑星「りゅうぐう」近くの目的地に到着した。今回の探査では、太陽系の成り立ちや生命の起源の手掛かりがあると期待されている。

 到着したのはりゅうぐうから20キロの目標位置。今後1年半、りゅうぐうの近くにとどまって本格的に観測し、9~10月にも着陸して岩石の採取に挑む。

 10年に世界で初めて小惑星の岩石を持ち帰った初代はやぶさに続く成果。吉川真・JAXA准教授は「かなりの成果が上がりそうだという直感がある」と話した。