孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

アウトプットとインプット

2024-04-17 14:12:26 | 2歳半から

重大な勘違いをしていました。

そのことに最近気づき、静かなパニックにおちいっています。

 

*アウトプットとインプットを同列に見る

*アウトプットからインプットを類推する

という勘違いです。

 

2歳半を過ぎて、マメの言語能力が急速に進化したとき、

深い安堵の中で、その勘違いが起こりました。

 

<すごいな、これほどの表現力、語彙力>

<周囲とのコミュニケーションにも、まったく支障がないし>

<もともと、大した難聴じゃなかったのね>

 

この「勘違い楽観(難聴の過小評価)」を夫や娘夫婦とも共有し、みんなでそろってルンルンしていました。

信頼していたろう学校幼児教室を転勤でやめざるを得ないことも、じつは、それほどのダメージではなかった。

「まあいいか、どうせ幼稚園以降はインテを考えていたんだし」と。

 

「インテ」という言葉はブログで知りました。

「難聴児(などの障害児)が、支援学校でなく一般校でまなぶ」という意味です。

たまたま読んでいた3つの難聴児ブログ、3人のお子さんが3人ともインテしているのです。

 

おおそうか! それならうちのマメだって!

言語発達はバッチリだし、

何より、とてもかしこいし。

 

もちろん、ろう学校幼児教室に代わる良い療育は継続したいし、

インテ先の幼稚園や小学校には適切な配慮を期待したいけれど、

大丈夫、そんなに心配しなくても何とかなる。

 

この「勘違い楽観」に影をさしたのは、ひと月ほどまえの補聴器STさんの言葉でした。

新しいイヤーモールドを受け取りに行ったときのこと。

新しい療育先についていろいろ情報を教えてくれたSTさん。

感謝の高揚気分のなかで、つい、禁断の質問をしてしまったわたしです。

(次記事につづきます)