実家から3時間かかる他県に転居しても、娘は何とか以前のパート仕事を続けていました。
トロい娘がようやく見つけた居心地のいい職場です。やめてしまうのは惜しい。
週5日9時~5時勤務を週3日10時~4時勤務に変えてもらって、新幹線で通っていました。
(新幹線代はわたしが半分以上出していました。)
そんなにまで執着していた会社ですが、昨年のコロナ禍でまず自宅待機になり、数ヶ月後には解雇されてしまいました。
落ちこんでメソメソ泣く娘。
娘の不幸に耐えられないわたしも、胸が張り裂けそうでした。
そんな時、そのつらい喪失感を埋めてくれるできごとが起こったのです。
娘の妊娠が判明したのです!(解雇通告とほぼ同時、昨年8月のことです。)
えっほんと? 良かったね!
うれしい...、うれしいけれど、でも...。
この娘が母親になるなんて...。
自分の面倒をみるだけで精いっぱいの娘が...。
結婚すれば妊娠するのはあたりまえなのに、なぜかまったく心の準備ができていなかったわたし。
大丈夫かな...。 一抹の不安が心をよぎるのでした。
娘の紹介はこれくらいにして、赤ちゃんの出産時に話題を戻します。