孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

幼児の昼寝は「至上命題」と思ってたけど

2023-06-18 12:11:10 | 2歳から

「昼寝しないマメ」という重い(?)テーマに動揺しながら家にたどりつき、助けを求めたのは『発言小町』です。

ネット版井戸端会議のような感じで、誰かが話題をふると(トピを立てる)と、ああだこうだとにぎやかにおしゃべりが始まります。

このサイトの良いところは、温かく良識的なふんいきに満ちているところ。

(不快な暴言はほとんどありません。)

 

「2歳児 昼寝しない」と入力して、過去記事を検索します。

すると、似たようなトピがいくつもヒットします。

それぞれに数十件のレスもついています。

読みます、全部読みます。

 

全体の流れは、

*必要な睡眠量は、子どもによってちがう。(体力差や運動量の差もあるし。)

*だから、むりに昼寝させなくてもよい。

でした。

 

「うちの子は昼寝しないのに夜も寝付きがわるく、ずいぶん心配したけど、元気に成長した」

「寝かしつけに、昼寝時と就寝時にそれぞれ1時間かかり、疲れ果てている」

「寝かしつけなどしたことはない、子どもが寝たいときに寝る、これで問題なかった」

などなど、今ママや元ママが活発に発言します。

 

読んで、ぐっと気が楽になりました。

うちでは子どもたちも孫たちも、マメをのぞく全員が保育園っ子。

保育園では毎日のお昼寝が必須です。

わたしのなかでは、幼児のお昼寝は「金科玉条」というか「至上命題」になっていました。

わずか2歳でお昼寝しないなんて「あってはならないこと」でした。

でも、『発言小町』のおかげで肩の力が抜けました。

 

さ、そうなると、娘宅訪問時の「保育ルーティーンをどう調整するか」という問題になります。

方法はふたつ

①午前中も外遊び(散歩)を取り入れて疲れさせ、短時間でも昼寝をさせる

②滞在時間を10時半~4時半(6時間)から11時~3時(4時間)に短縮して、昼寝なしで相手をする

どちらがやりやすいか、これから試行錯誤していきたいです。

 

子どもって刻々変化していくのね。

その時々の成長に柔軟に対処していかなくてはね。

そのことに気づかせてくれたマメの「昼寝イヤだ大号泣」なのでした。

 

※ちなみに娘は「昼寝なし」は苦にならないそうで、夜早く寝るからそれはそれで楽だそうです。


「昼寝したくない!」

2023-06-17 14:35:17 | 2歳から

イヤイヤ期なのか何なのか、最近よく大泣きするマメですが、

ろう学校幼児教室への行き渋りに加えて、わたしを困らせた号泣場面が、

<昼寝をいやがるとき>です。

 

ここしばらくろう学校への送迎が立て込み(通常のグループ活動のほかに個人指導が入ったり)、そのまえは娘がうちに来たりで、先週水曜日は10日ぶりくらいの通常訪問となりました。

10:30 娘宅着  かるく遊んで

11:10~11:40 昼食  その後、またかるく遊んで

12:30 そろそろお昼寝かな、という感じでマメに声をかけました

この流れは、これまで長くつづいた「不動のルーティーン」なので、迷いも疑いもありませんでした。

 

ところがところが...。

「やーだー」と、いつになく大きな声を出すマメです。

もっと遊びたくて昼寝をいやがるのはいつものことなので、気にも留めず抱っこバンドを出してきました。

(昼寝の寝かしつけはいつも抱っこバンドです。娘かわたしか夫が。)

抱っこバンドに入れて子守歌を歌うと、わりあいすぐに寝つくマメなのです。

 

わたしが抱っこバンドを装着し始めると、マメの号泣が始まりました。

「やーだー、やーだー」と叫び、抱き上げられまいと手をバンザイのかたちにします。

「どうしたのよマメちゃん、ネンネおっきしてからお散歩行こうよー」

夫も手伝って、何とかマメを抱っこバンドに入れてしまいます。

 

マメの号泣は激しさを増し、身をよじって抵抗したりあばれたりするさまは、まるで

<警察に捕縛された逃亡犯>みたいなのでした。

 

けっきょく、泣きつかれて眠ってしまったマメ。

涙のあとを眺めながら「な、な、何なの? この10日間に何があったの?」と思うわたしでした。

娘に聞くと、

「このごろすごく昼寝をいやがるようになった」

「だから昼寝をさせず、夜早く寝かせることが多い」

「久しぶりのばあばの寝かしつけなら、きげんよく寝るかと思ったけど...」

とのこと。

 

ショックでした。

慣れ親しんだルーティーンがくずれてしまうのか?

今後、昼寝という休憩時間なしで2歳児の相手をすることになるのか?

往復4時間かけてたどりつく70代ジジババに、それはきつすぎる、しんどすぎる。

 

たかが「幼児の昼寝」のことなのに、パニック感が胸いっぱいに広がるのでした。

(次記事につづきます)

 

 


これってイヤイヤ期?

2023-06-15 13:08:16 | 2歳から

最近よく泣くマメです。

以前なら泣かなかった場面で泣きます。

号泣します。

 

たとえば

<初めて公文教室に行ったとき>

<虫刺されで皮膚科医院にかかったとき>

 

まあこんなことは大して気にもならないのですが、

つぎのふたつの状況は大問題です。

 

 

<ろう学校幼児教室の玄関口で、入りたくないと拒否するとき>

 

ろう学校、最近少し行き渋りが見られて心に引っかかっていました。

(まえのようなウキウキルンルンという感じがない。)

それがエスカレートして、ここ2回、玄関口で大号泣です。

「いったん入ってしまえば(そして遊びが始まってしまえば)機嫌良くしてるよ」と娘。

でも、わたしの心は不安でいっぱい。

たのみの綱の療育なのに、この先本格的な不登校が始まったらどうしよう。

 

0歳児クラスから1歳児クラスに進級して変わったのは

*時間が1時間半から2時間半に増えたこと

*外遊びが加わったこと

*弁当持参になったこと

 

さらに娘の話から察するに「自由時間」的な内容もふえたらしい。

マメ、去年とようすが変わって戸惑っているのかなあ。

 

玄関口で号泣するマメを、先生たちは「大丈夫!」と笑顔ではげましてくれるし、

「すぐに泣きやんで笑顔になる」という娘の証言もあるし、

いまは様子を見るしかありません。

 

さて、マメのもうひとつの『号泣場面』、

こちらも大いに気が揉めるのですが、長くなるので次記事でお伝えしますね。

 

 

 

 

 

 


娘へのモラハラ

2023-06-11 14:35:50 | 2歳から

おとといのことです。

ろう学校幼児教室に送っていくため、家を6時に出て娘宅に向かいました。

先週は台風接近による強い雨で休校になりました。

今回もかなりの雨が降っているので、どうかなーと半信半疑。

 

着いてから娘に聞くと

「たぶん中止だよ、8時半になったら連絡が来るはず」とのこと。

でも、8時半に娘が確認の電話を入れると「実施です」とのこと。

わあたいへん、急がなくちゃ。

(10時始業なので、9時に出ないと間に合いません。)

 

「ところでお弁当は作ってあるの?」

「ううん。途中コンビニで何か買うからいい」

「ダメだよそんなの。お母さんサクランボ持ってきたから、かんたんにおにぎり作ってそれだけでいいよ」

せかせかと電気釜のフタをあけると...。

そこには黄色っぽく変色したごはんが...。

 

「こ、こ、これって三日くらいたったごはんだよね」

「うん」

「何それ? いつもこうやって何日分もまとめ炊きしてるの?」

「うん」

 

ショックをおさえ、少しでも変色の少ない部分で小さいおにぎりをふたつ作りました。

大急ぎで娘とマメをろう学校に送り届け、ひとりになって(この日夫は同行せず)あらためてショックをかみしめます。

いつも行くファミリーレストランでモーニングメニューを食べながら、涙がこぼれます。

あんなごはんをマメはいつも食べさせられていたのか?

主婦として母親としての娘の資質に、あらためて大きな不安と不信を感じます。

 

ろう学校に迎えに行って帰りの車中。

マメが寝たあと、わたしのモラハラ攻撃が始まります。

「あんなごはんをいつも家族に食べさせていたの?」

「毎日炊きたての白いごはんを食べさせようと思わなかったの?」

「ふつうそう思うよね」

 

モラハラテーマは『黄色いごはん』から家事育児全般、はては愛情問題へと発展します。

「だいたいアンタには家族への愛情がない」

「両親・祖父母・兄たち、みんなに愛されて育ったのに、アンタ自身はひとを愛することができないんだね」

などなど、毒のあることばが、これでもかと口からあふれてきます。

 

狭い車のなかで逃げ場のない娘。

となりのチャイルドシートでマメが寝ているので、大声で反論することもできません。

イヤだっただろうなあ。

 

ふたりを送り届けて少し休憩してから、苦しい気持ちで帰路につきました。

モラハラをした自分に対する不快感。

プラス、娘への失望と怒り。

プラス、マメへのあわれみ。

 

長男嫁さんの、聡明そうにかがやく笑顔が眼前に浮かびます。

ああマメちゃん、ああいうひとがお母さんだったら良かったね。

 

く・る・し・い。

 

 

 


夫へのモラハラ

2023-06-11 08:25:26 | 2歳から

長男一家の来訪で心乱れた日曜日。

夕方、娘から電話がありました。

「あのさ、明日から水曜まで泊まりに行っていい?」

 

えっ、ずいぶん急な話だけど何でまた? と思ったけど、じっさいに口から出たのは

「もちろんだよ、いつだって大歓迎だよ」というハイテンションな応答。

 

「じゃあ明日の朝、できるだけ早く迎えに行くからね」とわたし。

「うん」と娘。

 

こうして2泊3日の母子滞在が始まったのですが...。

いつものことながら、娘は家事もマメの世話もぜーんぶわたしに丸投げ。

娘を日ごろの育児ストレスから解放させたい一心で、わたしはがんばります、むちゃくちゃがんばります。

でもやっぱり疲れる、もうヘトヘト、もうクタクタ。

 

ここで、いっぱいいっぱいになったわたしのイライラ矛先が向かうのは、娘ではなくて夫です。

 

わたしと同年なのに、体力面でも気力面でも老化が目立つ夫。

もともとの「のほほん気質」に、最近さらにみがきがかかっています。

言われたことはやるが、言われないことには気が回らない。

 

こういう態度、老夫婦ふたりの日常ではOKでも、娘とマメを迎えててんてこまいの状況では、かなりムカつきます。

もっと自発的に動いてほしい。

もっと積極的にマメと遊んでほしい。

(けっきょく、家事より何より、幼児の相手がいちばん大変なんだから。)

 

滞在二日目、その不満が爆発しました。

「もう、気がきかないにもほどがある」

「わたしがフーフー言ってるのがわからないのか」

「わかってて何もしないのか」

「図々しいったらない」

「だいたいアンタは『使えないひと』なんだよ」

といったモラハラ発言が、あとからあとから際限なく飛び出します。

 

しばらく黙って聞いていた夫、ついに

「うるさい! いい加減にしろ!!」

と大声で怒鳴って、プイと家を出て行きました。

 

気まずそうな娘、ビックリして固まっているマメ。

 

夫は近くのコンビニでアイスを買ってすぐ戻りました。

ふつうにおだやかな顔をしています。

マメがそばに行って「しいしぱちゅ」(=「じいじバツ」=「じいじがわるい」)と、胸のまえで手をクロスします。

苦笑する夫。

そのあと、(罪ほろぼしに?)、マメを自転車に乗せておつかいに出かけました。

自転車が大好きなマメは大よろこびでした。

 

ちなみにモラハラって、

される方ももちろんいやだけど、する方もかなりのダメージをこうむります。

この日、自己嫌悪をともなう「やさぐれ感」が長く続きました。

それなのに...。

あまり日を置かずに、今度はべつのターゲットにモラハラをしてしまったわたしです。

(次記事につづきます)