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コンパクト蛍光灯の次は、いよいよ高輝度発光ダイオード?

2007-05-11 15:59:48 | エネルギー
 エジソン球、いわゆる白熱球が、省エネのためにコンパクト蛍光灯に置き換えられるという時代になってきた。ずいぶん前から、たぶん15年以上前からこのことをアピールしてきたアメリカの省エネリビング屋さんの活動が実をむすぶのにだいぶ時間が、アメリカの場合かかった。日本では、オイルショック以降すでに、蛍光灯は照明の中心的な存在であり、実際省エネ蛍光灯の中には、100 lumens/W 以上という明るさをもったものも存在する。現在の一般的なコンパクト蛍光灯は70 lumens/W以下だから、さらなる省エネが期待できる。
 だが、蛍光灯が「好きでない」。私はバルブが好きなんだ!
 と強く主張する人もいるのは事実だ。なら、電球色の蛍光灯使えばいいんじゃない、と提案すると。「色だけでなく、落ち着かないんだ」と答える人がいた。一般の人には察知できない、蛍光灯のチラツキを察知できる人間がいないとも限らない。切れかけた蛍光灯なら、私にもわかるが、新品のチラツキ、または紫外線が落ち着かない気分の原因かもしれない。

 となると、今回の記事のように蛍光灯以外の次世代の照明として期待され、すでにあちこちで普及しはじめているLEDはどうなんだい? ということになるのは当然かな。

 LED、わたしも試作品を作る現場に立ち会ったり、実際の自然エネルギー利用の現場でも採用をしてみたことが何度かあります。
 しかし、問題は価格か。今までの高輝度発光ダイオードで蛍光灯に太刀打ちできる明るさを実現するためには、球数ガ増え、コストも結構かかるのだ。


 クリッピング / Yahoo! News(AP),2007/5/11
LEDs emerge to fight fluorescents (AP)
"On the Net:
U.S. Department of Energy on LEDs: http://www.netl.doe.gov/ssl/
Recycling options for CFLs: http://www.lamprecycle.org

http://www.cree.com

Lighting Science Group: http://www.lsgc.com/ "
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 LEDが蛍光灯の代替品になるには、もう少しコストが下がる必要があるかもしれない。しかし、家や建物の設計によっては、直進性の強い明かりでも使える場合も多い。工夫して、その特長を生かして使いながら、その次世代の実力がブラッシュアップされるのを待とう。



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