ママの予想に反して熱もケロっと下がったので
週末恒例となった柔道の試合に出かける。
今回は我がJUDO AMERICAでの試合。
近いし規模も小さいので気楽である。
しかし少人数のため、厳格に重量分けできない。
つまり大きい子達とやるわけだ。
ボウズは49ポンド。22キロ。
アメリカではひょろひょろのガリガリのオチビである。
5歳でもボウズよりでかい子なんかザラにいるのだ。
まぁ今回はよくても3位カナ。。
もしかして初めて手ぶらで帰ることになるかもしれない。
身も世もなく打ちひしがれ、
号泣するボウズの姿が目に浮かぶ・・
しかし!
2戦目のAricとの試合はスゴかった!
2人ともオリンピック以上の迫力と熱気。
負けることもあきらめることも逃げることも
考えずにぶつかり合う姿に、スポーツの起源を見た。
純粋だ。
彼らをうらやましくも誇らしく思う。
どちらも勝敗がつかず、延長戦の末判定でボウズが
勝ちとなったが、二人のヘトヘトになった表情は
そのまま変わらない。
しばらくして夢から覚めたように泣き出したAricをみて
ついにママも号泣。
もう後の試合観戦なんてどーでも良くなっちゃって
ボランティアでカレー売りにせいを出す。
結果は各試合でポイントを稼いでいたAricが1位。
反対にぜんぜん技がかからなかったボウズは1敗で3位。
案の定いつもより激しく泣きながら
ママにかじりついて泣くボウズ。
一生懸命励ますAric.
あぁAric,あんたは小さいながらたいした紳士だ!
君達、これからもいい友、いいライバルであれ!
なんだか幸せと複雑な気持ちで昂ぶった1日だった。