青木文雄の 徒然なるままに

いつもの毎日面白く。ときどき映画。

小倉で聴いたレット・イット・ビー

2010年10月19日 | 日記

 湯船につかりながら、隣家の娘さん

 が練習するピアノを聴いていた。

 ピアノの曲を聴きながら、

 私は小倉時代を思い出した。

 初めての単身生活、社宅は集合社宅だった。

 ある日、感動した。

 同僚の娘さんは、ピアノを練習していた。

 同僚から迷惑かけていないかと聞かれた。

 私は迷惑ではない。

 でも聴くならビートルズがいいな。

 などとピアノ練習には門外漢

 にもかかわらず、勝手にほざいていた。

 そんな会話など、すっかり忘れていたある日。

 いつものように、同僚と飲んで

 一緒に帰ってきた。

 部屋に入り、暫くすると

 ピアノの音が流れてきた。

 ビートルズ、レット・イット・ビー。

 娘さんからの「おくりもの」だ。








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2 コメント

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過ぎた時間 (この曲。)
2011-01-09 23:47:52
何年か前の誕生日に電報が届いた。開けたら早送りしたようなカン高い音でレットイットビーが流れてきた・・これはちょっと違うかなと思ったが それでもけっこう嬉しかった。何しろこんな贈りものは初めてだったし送り主の顔を思い浮かべたら想像がつかなかったから・・このブログが懐かしい人を懐かしませてくれた。
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Unknown (カリント・イーストウッド)
2011-03-03 07:57:43
あるきっかけで、懐かしい人を思い出すこと、ありますよね。それは、おくりものであったり、時代であったりします。「思い出」はかけがえのない財産だと思う今日このごろです。
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