映画でお喋り♪猫とひなたぼっこ

もと映画少女の”猫”のお喋りです♪

『 DAISY・デイジー 』

2006年05月27日 | 映画感想(アジア)
題名を聞いても 出演者をみても チラと予告を観ても
あまりそそられるものはなかったけれど
いつもお世話になっている義姉が 韓国ドラマが好きなので
誘って出かけた。
いつものメロドラマかな??  いや・・でも
監督は 『 インファナル・アフェア 』のアンドリュー・ラウだもん
よくある難病→死に別れ というパターンではあるまい・・・
香港人が どういうふうに韓国人を撮るのか??
ちょっとだけ 興味があった。


内容に関して予備知識を仕入れていってなかったので
最初のうち
”あれ??? これって チョン・ウソンが出てるんじゃなかったっけ????”状態・・汗
(出演者がチョン・チョンコンビだと言うことは知っていました)
そのうち やっとでチョン・ウソンが現れ
モノローグが変わる・・・・
な~~んだ~・・つまり三角関係ね~・・・


う~~ん・・ごめんなさい。
何も感じないし 何も感動できませんでした。
私だったら
「花を届ける人」じゃなく 「目の前の人」を好きになるだろうし
再開したときには 「元気でしたか」じゃなくって
「会えて嬉しい」とか 「ずっと待ってました」とか言っちゃうだろうし 
泣いてる間に 追っかけちゃうだろうし・・・
いくら祖父が気に入っているとはいえ
好きでもない人(ウソン)を 自宅にいれないし
彼の家だって行かない・・
なんか 彼女の気持ちが ウソンが出現してからハッキリしないのですよ~
それまでの イ・ソンジェに対する恋心がとてもわかるだけに
「いいかげん~」・・って思っちゃう。
ゆえに
映画の 残り3分の2が 長くて長くて・・・!
ウソンが彼女の前に 出現した気持ちも イマイチよくわかんないし
煮え切らないやつ!!!
って 感じがするし・・・・・
ジヒョンも 中途半端 !!
でもって   
映像的にも煮え切らないんですよね~
ヘンなとこでスローモーションが かかったり・・
銃撃戦で 人が倒れるんじゃないんだから
そんな撮り方しなくてもいいのに~・・・って感じで イライライライラ・・・・

イライラといえば
映画環境もすごかったのでした。
土曜のレイトだったから??若い 無作法なカップルだらけで
上映が始まってから 頭も下げずに 席を探してウロチョロするバカップルや
上の席から下へ降りてきて 私の前に座ったと思ったら
小声で 携帯で話している アホ女とか・・・

そんなこんなで イライラがつのっていったのでした。
ようするに
アンドリュー・ラウよ!! 君は銃撃シーンを撮るのはうまいんだから
素直にバイオレンスものを 撮っていらっしゃいな・・
ヘタにラブ・ストーリーに手を出すでない!!!
・・・・・・・・というのが 感想でしょうか????


チョン・ウソンは 汚い顔・格好のほうが素敵だし
イ・ソンジェはちょっと 年を取りすぎたし
チョン・ジヒョンは やっぱり元気な役の方が似合ってる・・
なんだか
あまり出かけれない 義姉を こんなつまんない映画に誘ってしまって悪かったなぁ~・・という思いでいっぱいになりました。

・・・・で 観終わった義姉の感想・・・・・・
「きれいな景色がみれて 良かったね!」 
           ・・・~ありがと~~ いい風に観てくれて・・・・・
確かに・・・・デイジーのお花畑なんて そう見れるもんじゃないものね♪
しかし・・・
こんなことなら
同じ2時間強・・『 嫌われ松子の一生 』 を観ればよかったな・・・


     2006.05.27  「DAISY・デイジー」  TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて観賞  ★★☆


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7 コメント

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そうなんだ~ (スミス)
2006-05-28 11:06:18
最近、ペースとパワー落ち・・・

1週間に最大2~3しか観られない。

一般人には多いかもしれないけど、全然観れてない



あんまりたくさん新しいのが公開されると、すっごく困る。

今、ちょこっと観るの迷ってたから、はずそうかな。



今週は、「GOAL」と「間宮兄弟」を観るのが、目標!!



残念だけど、テークの「ガーダ」はもう観られない。

時間がない・・・・

でも、筑紫さんの番組で特集が組まれて、偶然観れた。

だから、良しとしよう。
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ガーダは ()
2006-05-30 12:47:10
私は 先週の木曜日に観ました!・・・・

が おばあちゃんの歌が心地よすぎて

・・・・すみません。15分くらい??寝てしまいました。汗

のっけのガーダの発言は

そうそう!!!!って思うことばかりで

観にきていたイマドキの若い女学生(大学生かな?)

が どう思うかな~~~って 興味深々でした。

どういう発言か??って???

「女だから~ しなければいけない」という類のことです(笑)

「DAISY」は ウソンの顔がダメ!(あのオヒゲがいやらしそうで)

っていうのも 減点対象だったかも・・・・・苦笑
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デイジー (Dick)
2006-06-06 00:03:37
■「デイジー」と聞いて直ぐ思い浮かぶのが、60年のアメリカ映画『ママは腕まくり』(古いねえ、笑)、主演のドリス・デイが歌う主題歌「ひな菊を食べないで/Please Don't Eat the Daisies」の歌詞とメロディーが今でも浮かんできます。



■韓・香合作『デイジー』ですが、運河のある古都と花畑の美しい風景を舞台に繰り広げられる三角関係のラブストーリーで、アンドリュー・ラウが手がけているだけに良く出来てはいます。



■以下ネタバレあります。





でも主人公チョン・ウソンが殺し屋であることが容認出来ません。彼はボスの命令で悪人でも善人でも見境なく殺す裏社会の人間です。そんな彼が、純情なチョン・ジヒョンを愛し、結果的に彼女の声を奪い、あまつさえ命まで奪ってしまいます。裏社会の人間に堅気の人を愛する資格などないのです。堅気の人を愛してはいけないのです。本当に彼女を愛したなら、黙って身を引くべきなのです。それが裏社会の掟なのです。ラブストーリーとしては失格ですね。

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観てきました (冴子)
2006-06-06 08:41:33
チケットを準備してあったので、昨日観てきました。

空いてはいましたが年配のご夫婦がまるで茶の間でDVD見てるがごとく、途中でずっと喋ってるので、いらいらしちゃいました



でも私は猫さんほど嫌いじゃありません。



彼女が現れたウソンに気持ちを許しかけたのは、異国にいて同国人とであった時の特有な気持ちだと思うし、ウソンの方は確かに一般人を恋したとしても、近づいてはいけないところを近づいてしまった…

その辺りがこの映画の重要なところだったのではないか、と思います。



ただ近づいてからの彼が急に緩んだ感じになったのがいけませんでしたね。

なんと言うか、普通の片想いの恋になってしまってる…



それに誰かと会った時にはすぐ会話が出来るように、ちゃんと筆談くらいできるようにしておきませんか?

カードだけ用意しておくなんて、不自然。



ただ私は「イルマーレ」でチョン・ジヒョンを最初に観たせいか、彼女の中途半端でどっちつかずの性格にははまっていると思いました。



ゴッホ~オランダ~デイジー、この繋がりは素敵でした。
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カメレスですm(__)m ()
2006-06-12 12:59:29
お二人とも コメントをありがとうございました。

自分の感想を読み返すと

第一に 映画環境の悪さが映画への評価につながる・・という私の中の図式ができているように思いました。

映像的には とても素敵だったのに

なぜ私が のめりこめなかったのか・・?

をDickさんが教えてくださいました。

そう・・ウソンの方も

最初から最後まで 日陰の存在で居て欲しかったな・・

という思いからですね。

冴子さんがおっしゃるように

異国で 同国人つながり・・という意識は

わからなくはないけれど

それ以前に 「住む世界が違う」んですもんね・・

本当の愛情って

自分の思いも 断ち切らなければいけないことがある

そういうものだと 私は思っていますもん。

ゆえに ラブストーリーとしては 私は受け入れられなかったのです。

花つながりで・・

大昔 リバイバル(セミロードショー?)で「ひまわり」を観たとき

画面一杯のひまわり畑に 感動しました。

デイジーの花畑で そのことを思い出しました。

>Dickさん

ドリス・デイは

「ケ・セラ・セラ」くらいしか 知りませんでした。

今度 歌ってくださいね♪
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ひまわりと言えば (冴子)
2006-06-14 08:50:40
ソフィア・ローレンのあの「ひまわり」は勿論ですが、「僕の大事なコレクション」にも一面のひまわり畑が出てくるんです。

舞台はウクライナ。



「ひまわり」の時はソ連、でしたが、今思えばウクライナ地方だったのかもしれませんね。
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僕コレ観ました ()
2006-06-19 12:45:10
そうそう・・

僕コレを観ながら

「そうだよ! 『ひまわり』もウクライナ地方だったよ!」と思ったのでした。(笑)
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