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『 ヒステリア 』

2013年06月18日 | 映画感想(欧米)
一番 大事な感想を忘れていたので 加筆修正しました。




最初に 事実に基づいた話です・・とあり すぐその後で “ 本当だよ! “
と 念押しがある( 笑 )
たかだか 130年近く前のお話。 ( 日本は 明治時代 )



娘時代 
母から よく言われた言葉があった。
それは・・・ 「 血の道が上がる 」
・・・・・・
冷えは よくない。
ちっちゃいショーツはダメ。
ズロース( ああ・・なんと懐かしい言葉! )にしなさい。
2枚 はけば なおよろし。
産前産後にも 言われた気がする。
・・・・・
出産後に無理をすると 歳を取ってから
「 血の道が上がる 」
こんな風に 使われた・・ ような 記憶がある。

「 血の道 」 とは なんぞや???
オンナ 特有のもの。 
毎月 月からの便り( =アンネ ・・・ これまた懐かしい言葉! 笑 )があるオンナだから
何となくは わかる・・・

歳を取った 現在でも
はっきりとした意味はわからない。
ひょっとしたら 生理前や
更年期の イライラのこと?????
かなぁ~ と おぼろげには 思っていた。
・・・・・・


そっか~!
似たようなもの? が 西洋にもあったのね???
いや・・・
この 映画に出てくる 中年?の奥様方の症状は
「 血の道があがる 」
というより
単なる 欲求不満 に思えるのですが・・・・( 笑 )



とにかく・・爆笑です。
それには ちゃんとした 病名 = ヒステリー
が ついていて
お医者様に 処方して頂くのですから。
まじめな顔をして
アソコを こちょこちょこちょこちょ・・・・
スッキリさせてあげて お金を取る = 医療行為
これって 男性からすれば ソープ? とか
( すみません。 経験したことがないので 実際は
  具体的に 何をするところなのか 想像ですが )
と 同じですよね?????


・・と まぁ
笑うには笑ったのですが
この話の基盤は
当時の女性は
「 かくあるべし 」 を超して
女は 従順が当たり前。
そうでない女は 「 病気 」 なのだ
という 「 差別 」 に到達する以前の 「 無知 」が
まかり通っていたことを教えてくれます。

医者たちが ヒステリーと呼ぶ 症状を
単なる 女性の気持ちを思いやることをしない 亭主の怠慢だと指摘し
弱きを助ける マギー・ギレンホールに拍手!
まぁ
若き 頼りない医師との恋愛話は お愛想でしょう・・・



映画としての まとまりには 少し欠けるのですが
こういう時代があった・・という勉強?に なりました。

女性達を 今の地位までに してくださった
先人たちに感謝です。




最後に
エンディングロールの ヴァイブレーターの変遷映像が とても興味深かったです。

ごくごく最近のは アヒルの形でした。
実物を みてみたい~~~~~♪ ( 笑 )



  2013.06.09  「ヒステリア」  名演小劇場にて鑑賞  ★★★☆





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