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『 薄氷の殺人 』

2015年01月28日 | 映画感想(アジア)
題名から すっごく期待していて
でも 夜の上映がないので
早引きして 見に行った分
・・・ ちょっと がっかりしました。
自分勝手に 韓国映画だと勘違いしていたのです。
なので
『 殺人の追憶 』 とか 『 チェイサー 』 とか
そんな感じを 期待していたわけです。
タイトルロールが出て
漢字が並びはじめて 初めて、中国映画だとわかったのでした。苦笑



丁寧な つくりでした。
主役? の刑事さんの 個人的な事情がきちんと描かれていて
映像も
光 や 影 の使い方が上手く
地方? ( 何処が舞台かわかりません。雪の多いところ )の
ノスタルジアも 十分描かれていました。
たぶん
自分が求めたのは、この作品と違った 高揚感のようなもの。
そんなものを 期待せずに観ていたら
それなりの 評価ができたかも?? と 思います。


何しろ
第二の主役の 女優さんが 暗い!!!
まぁ ストーリーを追っていけば
暗くて 当たり前かな? とは 思うのですが、
どうも 彼女に感情移入できなかったのが 敗因みたいです。
ネタバレになるから 詳しくは書けませんが
第二・第三のは、やり過ぎでは? と思うし、

( これは 映画の中での 台詞通りなのかもしれませんが )
弱い( 弱そうな ) 女は 男に付け込まれる一方、
護ってやろう、という男も現れるのだ、と。 ( 笑 )

最後のシーンが よかったです。
あえて 顔を出さず、
それによって、かえって彼の人間性がわかる 演出でした。
やはり これは 彼の映画でした。
と、なると、
彼はずいぶん成長しました。( 笑 )
やっと 最後で
冒頭の ホームですがるシーンが 生きた
という事でしょう。 ( 笑 )


・・て 書いてみると
結構 味わい深い 映画だったかも・・・?


  2015.01.27  「薄氷の殺人」  伏見ミリオン座にて鑑賞  ★★★☆


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