映画でお喋り♪猫とひなたぼっこ

もと映画少女の”猫”のお喋りです♪

『 犬と猫と人間と 』

2009年12月01日 | 映画感想(ドキュメンタリー)
知っている人は知っているのかもしれないけれど
自分ちの猫と 自分の周りにいる犬や猫くらいしか 関心がなかった私は
この映画で 
あんなに多くの犬や猫が 毎日殺されているとは知らなかった。

先日 自宅の近くで
どうみてもモト飼い猫 
( ニャ~といって擦り寄ってくる 生粋のノラネコなどいないと思う ) 
と思われるアメショーがかった猫が ノラ化しているのを 発見した。
我が家にはすでに 二匹の猫がいるから
思いついた同情心で 次の猫を拾ってしまう気はなく
とりあえず お腹もすいてなさそう、そこそこ元気だったので
見過ごしたが
これからは ノラ猫をみるたびに 悩むことになりそうだ。


いろんな人がいて いろんな考え方があって
例えば 妊娠している猫を保護した場合 どうするか?
ノラ猫や ノラ犬を 保護し
それぞれ決められた日数内に 処理してしまう 公的機関や
それらのコたちを 保護して育てている 団体や 個人
いろんな人が出てきて
それぞれが それぞれの考えに基づいて
行動している。 ときには互いの団体を 批判することもある。

飼うなら ちゃんと避妊させて
というのも 一つの考え方だろうけれど
( 我が家は 今まで飼ったすべてのコたちに 避妊手術をしています )
でも それって 飼い主の勝手な都合だとも思うし
ちゃんと 産ませた人から 子猫や子犬をもらって来た 我が家が
すっごく傲慢に思えてしまう。

言い方は 悪いけれど 需要と供給が キチンとあっていれば
とりあえず問題はないのだろうね・・・・
( つまり 産ませてしまった人は ちゃんと子犬や子猫の引き取り先を探す )
何が一番いいことなのか?
みんな それぞれ一生懸命に考えているんだけれど
答えは 一致しない。
犬や猫の話じゃなくって
これは 人間世界一般に 共通する課題だよなぁ~・・・って
あまりの 課題の大きさに 頭が重くなる。

でも 言えることは
簡単に 犬や 猫を ( もちろんその他の動物も )
捨てないで。 
いや その前に
かわいいから って 簡単にペットショップで買ったりしないで。
責任を持って最期まで飼ってください。 
・・ ということだろう。
もちろん 諸事情で どうしても飼い続けることができなくなった人も いるだろうけれど。



この映画を作ることになったきっかけのお話が
最初に出てきた。

「 大人も子供も、動物を大切に思ってもらえるような映画を作ってほしい 」
という 
ある老婦人の願望は 届くだろうか・・・?


  2009.11.07  「犬と猫と人間と」  名古屋シネマテークにて鑑賞  ★★★☆


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