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『 二郎は鮨の夢を見る 』

2013年05月24日 | 映画感想(ドキュメンタリー)
こんなドキュメンタリー
フリークの私たちくらいしか 観ないんじゃないか?と思っていたら
意に反して 多勢な 観客。
知らないのは 私くらいだったみたいで
NHKでよく採りあげられた方だったんですね。
二郎さん。 

この映画を撮ったのは 外国人・・
なので 
日本人にとっては 当たり前で 見過ごしそうな部分にも
焦点があたっていたのかな?と 思いました。
この映画 なんていうか・・ 泥臭くない・・・
鮨が泥臭かったら もちろん 困りますけどね・・ ( 笑 )



撮影をしていたときに 飛び込みで チラシを求めて来店した方に
( このシーンは 偶然ですよね?? 偶然だと思いたいです。 )
「 昼も夜も 3万円からです~ 」 と 一声。
げっ?!!!!!
・・・・・汗・・・・・
そうだよね。 銀座だし・・・
とても 手の届くお店ではないと 頭で認識していたくせに
映画を観ているうちに
頭の中が 試算しだした。
   ” ・・ え~~~っと。 新幹線で東京まで往復すると 一人2万円で、
     宿泊しないで 日帰りだとしても 二人で 食事代 6万で ・・・・
     う~~~ 10万円は 軽くかかるって いうことね~ ・・・・・ ”



・・・・というくらい 食べてみたくなるんです。
二郎さんの お鮨を。
はい。
私 大好物です。
クラッシック音楽を聴いているような 味って どんなだ??
調和の取れている ネタの順番って・・・・・????


年代が近いせいか
二郎さんの少年時代が 少し 父とかぶりました。
昔のひと・・ いや こんな失礼な言い方は ないか・・???
大正~昭和一桁前半生まれの 方って
礼を尽くし 親に感謝するひとが 多いな・・・ って
再認識しました。
自分の 生い立ちや 境遇を 何かのせいにせず
黙って 受け入れ 自分にできる限りの事を 尽くす 潔さを感じました。

のれん分けもしてみえるし
息子さんのお店も あるようだけど
食べるなら 二郎さんのお店で 二郎さんのハートを感じながら
食べてみたいな・・・
と思いました。
ま・・所詮は かなわぬ夢でしょうけれど。


  2013.02.03  「二郎は鮨の夢を見る」  伏見ミリオン座にて鑑賞  ★★★★


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