団塊の青春と昭和の東京

昭和の名残りを求めて since2007・02・10

新宿コマ劇場・・・歌舞伎町

2008年12月31日 | Weblog

 0272 歌舞伎町から新宿コマ劇場を望む

“大晦日恒例 ”という言葉には “紅白歌合戦”の五文字を連想させられる。
“紅白”に先行してTV東京系で“年忘れにっぽんの歌”が中継されるのも恒例だ。
今、二葉百合子が “岸壁の母”を唄い終わったところで、外(歌舞伎町)の大晦日風景が中継されている。
『新宿コマ劇場』は、今日をもって閉館となるとのことだ。
演歌の殿堂で、ここで座長公演をやるのが演歌歌手の夢だったのだろう。
また一つ昭和の記憶が消えてしまうのは演歌ファンならずとも寂しいものだ。
 新宿南口サザンテラス 
              
                   
   思い出横丁         コマで歌う山本リンダ
新宿も西口の副都心につづき南口(渋谷区になる)のサザンテラス方面の再開発がめまぐるしい。
それとは対照に東口の歌舞伎町方面は学生時代からよく訪れたが、ここの雑然としたところは見た目にも変わらずで、懐かしい。
際立った変化が無いからだろうか、たまに訪れてもホッとする。
線路際の “思い出横丁” や “やきとり横丁” も昭和がそのまま息づいているのが嬉しい。

こんなことを書いているうちにTVでは、山本リンダが ♪もう、どうにも止まらない・・とステージでやりだした。
ウララ・・ウララ・・と昭和はいい時代だった。
ここ数年 “紅白”を観ないボクはやはり団塊の昭和人なのだろう・・
あと2時間あまりで新宿コマ劇場は幕を降ろし、昭和84年の幕が開く。
良い年でありますように!

コメント (1)
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