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第三回公判を終えて‥‥

2007-07-03 20:04:54 | 徒然
先週は三回目の公判を終えました


この日 証人として

叔母や私から事情聴取をとった 担当警察官の証言がありました。

「叔母さんの罪が少しでも軽くなる様にとる調書ですから」



意味の判らない菓子折りまで持参した その刑事さん


「叔母はあなたの事を信じていますからね」と念を押し

私自身も

わずかな彼の 人としての良心を信じてみようと思っていました



しかし


結果は 残念にも危惧していた通りの展開になりました


彼は上司二人に付き添われ

彼自身と組織を守る為の  嘘の証言をあっさりと言ってのけました


こんな人間を信じてしまう 叔母が哀れでした


公判の直前 極度の緊張と訳のわからない恐怖心からか

子供の様に 泣き出し 過呼吸になりかけてしまった叔母


その姿を 少し離れたところで見ていただろう 彼は何を感じていたのか‥‥



「しっかりと生年月日を言いました。」

「名前もちゃんと 書きました」



叔母は  字が読めません  当然書けません


選挙の投票時は 自分の誕生日を聞かれます


生年月日の意味すら理解できない叔母は いつも身分証明書を持参しています


「‥‥自分の良心に従い 嘘は申しません‥」

証言の前

そう宣誓をした 彼の良心はどこにあるんでしょうか


私たちの弁護士の発言を

声をあげ嘲笑した 彼の上司である刑事さん

人一人の人生を左右するような この場面で

いったい 何が可笑しいんでしょうか









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