ぐぅ!ちょき!ぱぁ~ちゃん♪

魂の相棒ぱぁこ、チャコ、つくね、プリン達に虹の橋から見守られ、レオ、ちくわ、海、昆布と母ちゃん!今日も幸せレッツゴー!!

おまけ~ちょっと怖い話

2009-03-05 20:07:01 | 徒然
葬儀で利用した会場

集落を通り過ぎ脇道に入り、坂を上った所に広い駐車場があって

一段高い場所にその建物がありました

昼間に訪れれば 緑に囲まれた静かなどこにでもありそうな斎場です

ただひとつ

焼場を兼ねている ことを覗けば

玄関を入って 右手に広い式場 左手にテレビのあるロビー

その前には 二間続きの和室 隣は遺族控え室

ロビーと控え室側の奥に 会場の職員室とトイレがあり

その職員室とトイレの間に向こう側に出られる 自動ドア

出てみると そこが焼場でした

まさか棟続きのドア一枚先にあるなんて 今思うとちょっと怖いですが

昼間だったので 「ほぉ~」なんて暢気なもんです

そう 問題は夜なんです

通夜なので 当然私は明け方まで付いているつもりでした

みんないるから大丈夫だし なんて思っていたら

残ったのは 喪主と私を含め4人

「‥‥え‥この広い会場にたった4人?」

職員は夕方には帰ってしまいます 誰もいません

トイレに行くにもそこは 焼場が見えるまん前です

おまけに喪主は 節電の為ロビーの電気も消しています「何故?」怒

超が100個付く程の怖がりな私 速効付けてみましたが

どうにも トイレに入れません 泣

仕方ないので付き添ってもらいましたけど

どうしても 何をしてもあのドアの辺りが 嫌で嫌で気になってしまう

式場で3人 話をしていると玄関の方から大きな音が聞こえたのだけど

空調の音だと思い込む様にして 口にするのはやめときました

夜中12時過ぎに交代の人が二人来てくれたので 私は一旦名古屋へ

街灯一つもない真っ暗な駐車場  車も足元も見えなくて涙っす



翌日

交代の二人の話です

玄関の鍵を締め 談笑していると 玄関をドンドン叩く音

「こんな夜中に誰が来てくれたのかな?」と行くと

誰もいない

そんなことが2回 あったそうです

また ロビーで 焼場側を背に座っていたとき

後から ザワザワと大勢の人の賑わいが聞こえたので

思わず肩を揺らして 掃ったようにすると一瞬消えるのだそうです

地元の人に夜のことを話した所 有名な話らしい 事前に聞いてなくて良かった

やっぱり 私の聞いたあの音も それだったんですね


そんなお話でした ま 一番怖いのは 生きてる人間なんです














葬儀もいろいろ‥‥

2009-03-05 00:43:10 | 徒然
割と最近まで土葬をしていた田舎

葬儀の風習も街の葬儀屋さん任とは大きく違う事ばかりで

驚きの連続でした

それ以上に?いや それがゆえにキツく考えるものがありました

なんせ 我が家にはワンとニャンズがご飯を待っている

水曜日から日曜日まで 片道一時間半を毎日往復した

通夜明けにとんぼ返りしての葬儀の土曜日は 

お骨と一緒に帰った頃には疲れと眠気も最高潮

やれやれ これでやっと落ち着けると思いきや その夜は

公民館で「組」(ご近所)の方々数十人分の会場設営と飲み物、食事の準備に接待

翌日は「お念仏」と言う儀式を自宅で行う為 朝から出動

80人余りのお土産(お供品分配)作りに会場設営 接待

ダンボールなり届く駄菓子をビニール袋に詰めるのが一苦労な上

のしが付いたダンボールを壊さず綺麗に空のまま 仏前に飾るのだ

(せめて目録にしない?)なんて絶対言えない

いや 発注した先にあらかじめ作って貰い 飾り用に綺麗な小さい空の化粧箱を

貰えば合理的で無駄がない  しかし

「供養だから!」と言われちゃ 言い返せないし 辛い

そして そんな風習も経験もない私達に「○○さんから先にお茶を」

とか 「お寿司は○○して出せ」とか

○○さんて誰? ○○って何? 

お願い 教えて そして誰か仕切って!! わかる人がやって!!

夜の10時過ぎに開放され

帰り道 「これって本当に供養になってるのかなぁ?」疲れた頭で考えた 


葬儀もいろいろあるけれど ここまでバタバタと忙しく

故人の位牌やお線香を忘れるなんて 嫌だなぁ

最後の夜に 身近な家族に付き添って貰えないなんて淋しい

何十人も来てくれなくていい 立派じゃなくていい

その人が喜びそうなことで

その場の全員で 暖かい気持ちで その人の思い出話をしながら

静かに天国へ 送ってあげたいと

私も そんな風に送られたいと思いました