ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸にある木内克の作品

2018-06-13 20:27:35 | 水戸

 木内克(きのうちよし 1892-1977)は、水戸出身で、朝倉文夫に入門して彫刻を学び、その後渡欧して、パリでブールデルの指導を受けたそうです。約15年間のパリ時代には、テラコッタの技術にも習熟したそうです。帰国して二科展、新樹会などに出品し、第1回中原悌二郎賞などを受賞したそうです。代表作の一つである「エーゲ海に捧ぐ」は県立美術館で、「裸婦」や「猫」は水戸市立博物館で見られます。

 

 「立」(1961) 茨城県近代美術館庭(千波町666-1) モデルは、木内の後半生約30年間、専属モデルとなったという松平須美子という女性なのでしょう。

 

 「布をもった立ちポーズ」(1961) 茨城県近代美術館庭(千波町666-1)

 

 「坐像」(1962) 茨城県立県民文化センター前(千波町東久保697)

 

 「鶴」 ケーズデンキスタジアム水戸(水戸市立競技場  小吹町2058-1) 競技場開業は1987年だそうです。

 

 「フクロウ灯籠」  さくら山遺品館前(護国神社  見川1-2-1) フクロウを自らの頭上にのせた作品もあるそうです。

 

 酒門共有墓地(酒門町330)におかれたうずくまる女性像です。


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