ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸にある小森邦夫の作品(1)

2018-03-27 20:48:47 | 水戸

 浅草生まれの彫刻家で、日展常務理事、芸術院会員だったそうです。水戸に居住し、茨城文化団体連合理事長となり、地域の美術のために活躍したそうです。平成4年に水戸市文化栄誉賞を受賞し、平成5年に77歳で水戸でなくなったそうです。水戸ではあちこちで小森邦夫の作品が見られます。

 

徳川光圀公像(千波公園 千波湖西側)
 水戸のイメージを形作っているような、堂々とした銅像です。台座を含めて高さが6mあるそうです。ひところ、ポケモンゴーで話題になっていたようです。小森邦夫が作った光圀像は、徳川ミュージアムにも1mくらいのものがあります。

 

水戸黄門 助さん、角さん像(JR水戸駅北口ペデステリアンデッキ上)
 これも、上と同様の銅像です。水戸黄門(光圀)漫遊記のイメージでつくられています。助さん、角さんは、佐々介三郎宗淳(さっさすけさぶろうむねきよ)と、安積覚兵衛澹泊(あさかかくべいたんぱく)という、彰考館総裁だった学者だそうです。

 

徳川斉昭公像(弘道館前 三の丸1)
 斉昭は、烈公と諡(おくりな)された、気性が激しくて、かなり思い切った改革などをする一方、農民への気配りもあったらしい、幕末の日本史に登場する殿様です。

 

農人形(常磐神社石段下、御田脇)
 斉昭が農民への感謝をあらわすために、食事毎に一箸の米を、農人形に供えたそうです。偕楽園臨時駅を出たところにある、御田(神饌田)の脇に像があります。

 

砂丘(安楽寺高台 吉田町2511)
 安楽寺左手の階段をのぼって、墓地に行く途中にあります。ここには、親鸞像もあります。また、小森邦夫は安楽寺の庭も設計したそうです。

 

若い力(祐月本店近く 末広町2)
 水戸市名誉市民になった、元市長の和田祐之助(元・祐月社長)が寄贈した、道路開通の紀念碑だそうです。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水戸にある稲荷神社のキツネ(2)  | トップ | 水戸の充電器 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (fumiumi)
2018-08-16 20:55:21
若い力を検索していてたどり着きました。
水戸在住なので見覚えがあるものも多く、楽しいです。これからも見に来るので続けてください。
返信する
水戸にある小森邦夫の作品 (goooid0)
2018-08-16 21:58:36
 水戸へ来てそう長くない新参者がやっている、自分自身が水戸を知りたいためのブログです。したがって、間違いがあると思いますので、なにかあったらぜひ教えて下さい。
返信する

コメントを投稿

水戸」カテゴリの最新記事