ぶらっと歩きをしていると、時々気になることにであいます。それを少し並べて見ました。
歩道橋でしか渡れない交差点、歩行者ボタンを押さなければ歩行者信号が変わらない交差点や、車道に向かって斜めになっていることの多い歩道等々、道路の不便さをあちこちで感じました。
水戸にある絵画や彫刻等の多くの文化財を、普通の人は見ることができません。常陸大宮市でやった集中曝涼のような、広く市民が見ることのできる機会が時にはあってもよいのではないかとたびたび思いました。
これは仕方のないことなのでしょうが、そのお寺にあるはずのお墓のことを坊さんに聞いても名前さえ知らなかったり、家を聞いても知らないということなので、その後あちこちで聞いた結果、分かった場所は初めに聞いた家の道向かいから3軒目だったり、といったことを何度も経験しました。もちろん、親切に調べていただいたりしたこともありましたが、どちらかというと少数派でした。地元への興味をできるだけ多くの人にもってもらえたらと思いました。
低金利のせいでしょうか、歩きまわっていると、住宅建築が目につきます。相当不便な地にもどんどん建てられているようです。今後の老齢化社会を考えると、拠点集住化など今から手をつけた方がよい政策が数多くあるようです。そんなものが目に見えるようになればと思いました。
資料を調べようとネットで見ても、有名な事物のことはあっても、あまり知られていない事物、また、こまかいことの多くは見つかりません。100位くらいまでは検索で見るようにしているのですが。これは地元の人たちの発信が少ないからなのか、発信の仕方が良くなくて検索の上位へゆかないからなのでしょうか。もっと多くの人が、身近な、自分なりきの情報をネットにのせてほしいと思いました。
ぶらっと歩いてみると気が付くことってありますよね。勝手ながらわかる~とうなずいてしまいました。この季節は雑草の成長がすごすぎて歩くのもままならないとか・・・、夜は防犯灯が少なくて暗すぎて良くないな~って場所もありますよね。
地元の人の発信が少ないという点もうなずけます。また地元の人に聞いても知らないですってことも多いです。
SNS等で、非公開で発信していることはあるとしても、資料の件、インターネットでも情報が少ないですよね。水戸市史も分厚いので詳しいかと思いきや読み物ではないので、読みにくいのも欠点です。なのですが、可能であれば水戸市は、水戸市史をデジタル化してネットに公開してほしいところです。
ネット発信というと、歴史物やイベントなどの風景と、解説のパネル説明を撮ることのようになってしまっていて、余り面白くありませんし、ほとんど役に立ちません。地元に伝わっている伝説やうわさ話、また地元でなければ分からない話(よく言われる身元の人は地元のよいもの、美味しいものを、当たり前過ぎて余り感じていないということと同じことなのでしょう)等々を出してもらいたいと思います。
水戸市史は歴史の流れを中心に書かれているので、たとえば、一つのお寺の歴史を見るのには不便です。検索の別冊があればよいと思うのですが。
今度ともよろしくお願いいたします。