晩秋氏へのご返信： 新聞に、青森市郊外、八甲田山中の酸ケ湯温泉の話が出ていた。 昔からの伝統的な此処の千人風呂も、様が変わったことが書いてある。 「俗世での身分や、性別を忘れてくつろぐのが、良さだったのに」、温泉への道程が楽になった替わりに、“客の意識を下界から切り離す”のは難しくなった、とある。 ブログの世界も同様である。 . . . 本文を読む
「久間事件・(7)・私のブログ」、の補足である。 以前から、書く、書く、と言っていながら、▲Alpsさんの記事を見て、▲友永英夫、▲山川捨松、▲T氏、▲神田山陽氏、など、予定に反して未だ書けてない。 仕方ないので、関連事項としての、「将棋の話」、を書いておく。 . . . 本文を読む
最近、我々の仲間のブログに「ブログ記事の在り方」に関する話題が幾つか現われた。 この経緯を通して思いだすのは、当初に皆が一斉にブログを発足させた時に、Y君やドジ君は我々仲間同士以外の人にはアプローチさせない、クローズな形のもの、にした考え方である。 当時は、それについて異見があったが、今になってみると、矢張り、Y君らの遣り方の方が正しいのではないか、と思ったりもする。 . . . 本文を読む
マスコミの無責任な態度は、何も政治向きの話題に限った事でない。 前回に引用した、２編の新聞記事を読んでいて、ふと思い出した事があるので、紹介する。
いい加減な事を言っておいて、後から、自分が間違っていた事が分った時に、「ごめんなさい」は言わずに、放置してしまう、一つの例として、思い出したのは、「大学教授の特許取得問題」である。 . . . 本文を読む
7/11の毎日新聞の「記者の目」欄に
『久間「しようがない」、本島（元長崎市長）「仕方なかった」、の違い』。
の記事が有るのを見て、本シリーズに於ける、私の話の運び、組み立て順、が下手であった事に気が付いた。 第一回目に、私のように書くのでなく、この「記者の目」欄の話、から出発する方が、分り易かった。 . . . 本文を読む
｛日本の、社会情報流通システムでの私の体験を述べる。｝・・・・・昔は政治家は井戸・塀と言われたのが現在は収入の良い職業の一つに変質し、志でなく打算を表面に出して愧じなくなった。ＴＶも新聞も、単に収入の良い職業の一つ、に変質。「本音は兎も角として、建て前だけでも繕おうという所」さえ無くなった。 マスコミ人種も全て、職業意識がゼロになり、これ等に較べて遥かに経済的に低い処遇の中での、ボランテイアや、勤務医、介護士、専業主婦などの自己犠牲で社会が辛うじて動いてきたのが、20世紀後半の日本。 こうして、貴重な原爆体験の伝承も形骸化され、風化した。 . . . 本文を読む
｛戦後日本の、社会情報流通の問題点を述べる。｝・・・・・今回、問題の久間氏を、私は全く知らない。 然し、発言の断片から推して、この人は原爆被災地の長崎の出身であり、自身が被災者である事もあって、一般マスコミ人よりも詳細に勉強して、終戦前後の諸事情を知っているのだろうと推測できる。 政治家だというのに、不用意な表現を使っての発言で、揚げ足取りをされたが、いい加減なメデイアよりは誠実だと思う。 . . . 本文を読む
｛1945終戦事情の、私の捉え方を述べる。｝・・・・・久間発言で、若い人と私ら戦中派の受け止め方が違うのは、その多くは、「原爆60周年(2)」、に書いたことである。 ★例えば、原爆など使わなくても日本は降伏するに決まっていた、という前提の議論だが、戦争中を知る私は、この様な議論には与せない。 既に２個の原爆が投下され、昭和天皇が終戦を決定した1945 年8 月15日に至っても尚、日本が降伏するかどうかは不明であったのを、今の人達は何処まで承知しているだろうか。と言うよりも、説明を聞いても理解出来ないのではないか。 . . . 本文を読む
｛2007/7/14追記： 戦後を問い直す(5) 、の内容を、此処に入れたかった。 既に記事の連鎖が進行してしまったが、このシリーズを通して読む場合は、そちらを先に見て頂きたい。｝・・・・・・・｛久間事件を、戦後社会文化を象徴する事件、と捉え、数回に亘って書く：最初に私見を｝・・・・・6/30の久間防衛相の発言が問題になった。これについて書こうと思って、資料を整え、時間を掛けている内に、7/3に久間氏は辞任した。 マスコミは、これで一件落着。 然し、私は矢張りこの際発言して置きたい事があるので、一応私見を纏めて記事にする。 . . . 本文を読む