回復不能な認知症末期患者を、安楽に生を終わらせてあげる事が本人のためだけでなく、社会の破滅を防止するためにも良い事ではないだろうか。
孝行息子に親殺しの切ない選択をさせるのでなく、徘徊する痴呆症の老母を積極的に安楽死させて上げる方が、本人や家族達の為にも、社会の維持のためにも賢明な選択なのではないか。 . . . 本文を読む
前回書いたことだが、
「過去の中に自分の忘れてきた大事なものを見る」
とか、
「成長とか、開発でなく、質のいい文化をつくるのを大切にしたい」
という思いは、10年位前までは、時々それを訴える人が居た。
雑誌の切抜帳を見ると、そういうことを世間に向かって訴えていた人達は、今では殆ど亡くなってしまった。
私はそれを、老人の繰言、とは思いたくない。
それらの「警告」とでも言える発言を活かせないで来た現 . . . 本文を読む
『わが人生の歌がたりー昭和の青春』(角川書店)、を刊行した五木寛之氏の、思いを語る記事を目にした。
毎日新聞2008/4/21日の「文化欄」“語る”、である。
五木氏の語りでは、自分の作品歌謡曲の中から
自身で選んだ「いい曲」と、世評を勝ち得た曲とは、
必ずしも一致するとは限らない。
自身で選ぶ曲に、例えば、“有楽町で逢いましょう”のように懐メロ定番となったものも当然あるけれど、世間では忘 . . . 本文を読む