昨日公開した記事:「▲審美眼を磨く方法」には、内容的に二つの事柄が盛込まれていて、焦点がぼけた。 前記事の前半は、審美眼を磨く具体的方法の話であり、後半にはその方法を拡大した応用例として“社会的情報の吸収”に対する自身の心掛けを述べたものだった。 その後半部分を独立記事として、此処に移すことにした。
社会情勢の変動の中に居るのに、旧態依然として、新聞、テレビの情報を上位において考える私の癖を反省して、今後は、情報媒体に対する審美眼も意識的に鍛えなければいけないかもしれない
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色鍋島の江戸時代からの伝統を受継ぐ、十四代今泉今右衛門氏の、
「どの展覧会に行っても、自分が見た中で、一番いいと思った作品を必ず一点決めるようにすると、目が肥えてきます」、
という話は、私も心に留めて置こう、と思った。 . . . 本文を読む
第二次世界大戦の終了後に、米国陸軍が
ドイツ軍の作戦について将軍たちから陳述記録をとり、
編纂したものの抄録が、 「運命の決断」(原書房)
という本になっている、という。
その紹介文によると、将軍たちは、 「ヒットラーは
夢想家であり、現実主義的な政治家でなかった」
ことを陳述しているが、記録調査の主任、
米軍のマーシャル編集官はこれを批判し、
「プロの将軍たちが支持 . . . 本文を読む