1950~1960年代のダンスホールでは、 閉館前の最後の一曲を、映画「哀愁」に現われた「蛍の光のワルツ」で締めるのが、一つの定番であった。その曲の掛かる頃から、ホール内の照明は暗くなり始め、演奏中に真っ暗になる。映画『哀愁』のクラブで、蝋燭が一本ずつ消えていって、真っ暗な中で、ビビアンリーと、ロバート・テーラーが、組んで踊る場面を思い出させるダンスホール側の演出である。 . . . 本文を読む
NHKTVの音楽番組「ぴあのぴあ」は、只今ショパンのシリーズに入っていて、中々出来の良い内容が多い。 本日、2007/05/25 の放送内容は、ジョルジュサンドとショパンの拘わりの話であった。
冒頭に秋川雅史さんの本格的な音楽コメントがあり、
番組中にマジョルカ島の風景が映し出されて、感動した。 . . . 本文を読む
エリツインの葬儀に、全世界から極めて多数の元首が集まった。 ゴルバチョフとエリツインの功績で、人類が大変な危機を乗り切ることが出来た。 その評価の現われである。その葬儀に日本は参加しなかった。 業績の評価は、その国の好き嫌いも、信仰も、また別である。 ラビン、とかローマ法皇のときも、政治的主張、宗教を異にする全世界の元首が集まったのは、その理由からであった。 その価値観を、日本だけが全世界と共有しない、と表明するのは、昭和初頭の国際連盟脱退と同じ態度に見られる危険がある。 . . . 本文を読む
クルーズ船の常で、船内シアターで毎日映画が上映される。 今回も同様であったが、1940年代の、往年の名画が数多く上映されたのは、嬉しかった。
「ローマの休日」、「カサブランカ」、「哀愁」、「風と共に」、
等等が上演されていたシアターには、これ等の名画が話題になった時代に青春を過ごしたに違いない年齢の、老人達ばかりが多く居た。
映画が終わり、室内が明るくなって退席する時に、歩きながら遠慮がち . . . 本文を読む
ちょうど結婚50周年の日に、出雲大社を訪れるクルーズを見付けたので、(初めて)出雲の神様にお礼のご挨拶に行ってきました。 (普通は、結婚の前に御参りするのでしょうに)
クルーズ船上では、楽団まで入れて金婚を祝って頂き、嬉しい事でした。
今回の船(にっぽん丸)は、乗客も、エンターテイナーも、非常に良く出来た方々が多く乗船して居て、全く愉しい旅が出来ました。
他の船での何時かの、世界一周の酷い船 . . . 本文を読む