再び、皇居における認証官任命式における女性閣僚の服装について

安倍内閣の支持率低下が続いている中、この話題をあげるのは少しばかり気が引けないでもないが、やはり言っておこう。

2014年、拙ブログにおいて、任命式における女性閣僚の場違いな華美なる服装について、旧宮内府長官の昭和二十二年の通知を引いて苦言を呈したところである。通知では服装は「通常服」となっている。

苦言が届いたのか、それとも他からも批判の声があったのかは知らないが、安倍内閣改造の際、認証式後の記念撮影では、何と、女性閣僚を最前列から外し、腰から下は撮影されないように、という甚だ子供じみた手段で対応したようだ。

それとも、現宮内庁が女性閣僚にロングドレスを要求しているのだろうか？

鹿鳴館時代のパーティーではないのだから、悪しき習慣は即刻廃止して、ドレスの選択に悩むであろう女性閣僚たちの貴重な時間を、閣僚として職務に専念できるよう配慮すべきであろう。