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失敗を繰り返さない:警鐘―東日本大震災3.11前々日の3.09マグニチュード7.3地震津波を忘れるな

2016-11-22 22:24:30 | 津波
油断は禁物だ。
本日2016年11月22日午前5時59分マグニチュード7.3福島県沖地震、これが最大の地震だと思わないことにしよう。
東電福島第一原発は壊れたままなのだ。
少しずつ少しずつ崩れていっていると考えよう。

2011年3月9日マグニチュード7.3の三陸沖地震に引き続き、津波は来た。
しかし、それ以上の地震津波が二日後にこようとは誰も考えなかった。
これが本震で、あとに続くものは余震と考え、3月9日より規模は小さいだろうと誰もが油断し、3月11日、多くの住民が初め緩々と避難している様子をTV報道で見た人も多かろう。

しかし、この失敗を繰り返さないよう声を大にするどころか、大方はこの事実に触れまいとし、忘れられ去られている。

被災地、被災者、関係者にとって東日本大震災の傷跡は現在進行形であることを忘れないようにしたい。

正直なところ、東京オリンピック?それがどうした? ○○もやすみやすみにして欲しいと言いたい。

【Wikipedia】
三陸沖地震(さんりくおきじしん)は、2011年(平成23年)3月9日11時45分頃(JST)に三陸沖を震源として発生したM7.3の地震。
青森県から福島県の太平洋沿岸に津波注意報が発表され、大船渡で 55cmの津波を観測した。2日後の3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の前震と考えられている。


【参考】気象庁発表
平成23年3月9日11時45分頃の三陸沖の地震について
報道発表日 平成23年3月9日

本文

地震の概要と津波警報等の発表状況
発生日時 3月9日11時45分
マグニチュード 7.3(暫定値)
場所および深さ 三陸沖(牡鹿半島の東、約160km付近)、深さ8km(暫定値)
発震機構等 西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型 (速報値)
震度 【最大震度5弱】宮城県栗原市(くりはらし)、登米市(とめし)、美里町(みさとまち)で震度5弱を観測したほか、東北地方を中心に、北海道から近畿地方の一部にかけて震度4~1を観測しました。
津波注意報 青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県(09日11時48分発表)
○ 津波の観測状況
 9日12時28分現在、検潮所での観測値は次のとおりです。
  気仙沼広田湾沖* (第一波:9日12時00分 押し 0.2m 最大波:9日12時07分 0.2m)
  大船渡 (第一波:9日12時08分 引き 0.1m 最大波:9日12時16分 0.6m)
  釜石 (第一波:9日12時09分 引き 微弱 最大波:9日12時18分 0.4m)
  石巻市鮎川 (第一波:9日12時13分 引き 微弱 最大波:9日12時25分 0.5m)
  *印は沖合いのGPS波浪計観測点

○ 余震活動の状況
 9日12時40分現在、震度1以上を観測する余震が4回発生しています。
 最大は、11時57分に発生したM6.3(最大震度3)です。

○ 防災上の留意事項
  津波注意報を発表している沿岸については、十分注意してください。
  揺れの強かった地域では、余震による揺れに引き続き注意してください。

○ 緊急地震速報の発表
 この地震に対し、地震検知から6秒後に緊急地震速報(予報)を発表しました。
 なお、緊急地震速報(警報)については、発表基準(最大予測震度が5弱以上)に達しなかったことから発表しておりません。


図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。

平成23年3月9日11時45分頃の三陸沖の地震について[PDF形式: 862KB]
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