今や、秋田と言えばクマ、そして佐竹知事。
佐竹秋田県知事の、クマ苦情電話に対する発言が話題となっている。
ちなみに秋田県のクマによる人身被害は2024年1月1日から12月30日現在、10名うち死亡は1名。
2016年には4人がクマに襲撃されたり、食われたりして殺された【人食いグマ事件】は世間を震撼させた。
人食いツキノワグマ、ヒグマ事件は続いている。
秋田県のツキノワグマ等情報マップシステムはその名も”クマダス”。
なかなかの出来のシステムなのだが、しかしてそのネーミングは”くまモン”を連想させるユルさだ。

12月18日夕方のNHKニュースは次のように伝えている。
【秋田「クマ送る」佐竹知事 発言を説明“職員が対応しやすく”
秋田県の佐竹知事は、スーパーマーケットに侵入したクマを駆除した際、県に苦情の電話が寄せられたことを受け、17日の県議会で「私なら『お前のところにクマを送るから住所を送れ』と言う」と述べました。
佐竹知事は18日、発言の意図を問われ、トップがきぜんとした対応をすることで職員が対応しやすくなるという考えを示しました。
佐竹知事は18日、発言の意図を問われ、トップがきぜんとした対応をすることで職員が対応しやすくなるという考えを示しました。
秋田県内では11月下旬以降、学校周辺や市街地などでクマの出没が相次ぎ、11月30日には、秋田市のスーパーに侵入して従業員を襲ってけがをさせたあと、店内に居続け2日後に駆除されました。
県によりますと、クマを駆除したことについて、12月12日までに56件の電話が県に寄せられ、このうち24件が反対する内容で、多くは県外からだったということです。
ー中略ー
県によりますと、クマを駆除したことについて、12月12日までに56件の電話が県に寄せられ、このうち24件が反対する内容で、多くは県外からだったということです。
ー中略ー
そして、相手に十分に説明することも必要だとしたうえで、「家のそばにクマがいたらどうなるのか、自分の身になってほしい。人間の生命が一番です」と述べました。】
ツキノワグマに襲われて大けがを負い、一命をとりとめたものの、上半身、首から上を包帯でグルグル巻きになった人を見たことがある。
眼球もえぐられて失明したらしい。
人が日常生活を送る中で、クマに襲われ、このありさまである。
役所に苦情電話をかける人たちは、クマのことをリラックマやテディベアとか我が家のペットのように考えているのか。
林業や農業を営む人たちの生活をも否定するのだろうか。
役所への過ぎたる苦情・迷惑電話は立派な公務執行妨害である。
佐竹知事も堪忍袋の緒が切れたのであろう。
増えすぎたクマは里に下りてきて、今やスーパーや小学校、病院などにも侵入しているのである。
クマを麻酔銃で眠らせ、安全に山へ逃してやればよいと簡単に考えているだろうが、クマの捕獲等には環境行政、警察、消防、猟友会、学校、地域住民、農業関係者等々、連絡連携作業が必要だ。
クマの駆除には煩雑な行政手続きも妨げになっているし、確実に麻酔銃を撃つには至近距離まで近づかなければならない。
また、捕獲したクマを山に逃がしても、ここはカナダやアメリカではない狭い日本、次の日にはきっと戻ってくる。
ハンターは命がけの危険を冒さなければならないのに、数千円から1万円というショボい手当しか得られない。
もはや善意に頼っているばかりではいけない。
クマや野生動物対策は大きな見直しを必要としている。
クマについていえば、北海道、北東北、長野などが深刻な状況にある。
苦情電話をかける暇があったら自治体などに寄付をして、動物保護事業の拡充やハンターに対する手厚い見返りにかえた方がよい。
あるいは保護ねこネットワークよろしく、保護クマねっとを創設して、秋田県ツキノワグマ等情報マップ”クマダス”を参考に目撃情報現場に急行、佐竹知事のいうようにお宅で保護してみてはどうか。


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