


わこちゃんが3人のバスのチケットを手配してくれました

しかもわこちゃんが親切にバス停までの地図を用意しキップ売り場には
ちゃんと黄色のマーカーでチェック

「わこちゃん


わこちゃんとくりちゃんがバスに乗り込み
次のバス停でメイちゃんそしてわたしの順番です。
最後にわたしがバスに乗り込んで合流したのですがいきなりワイワイガヤガヤ
「ちょっとせんせいきいてよぉ~」とメイちゃん

「ん。。なになに

「バスに乗り遅れるかと思った~

と言いながらメイちゃんが話し始めた
メイちゃんはとっても時間に正確なのに『おかしいな

「えっ

「そうなんですよ。じつはね」



予定より20分前にバスの切符売り場につきならんでいたそうです
自分の番がきたので切符を買おうとすると係りの人がとんでもないことを言いました
「そのバスのキップ売り場はここではありませんよ」

「えっ

「そですね~このマークがそもそも間違っていますね」
「ど・どこですか?」
「え~と。。。ここですね」と指をさした先は。。。
「どれぐらいかかりますか?」
「ま~歩いて20分はかかるかと。。。」



メイちゃんはすぐにタクシーに乗り込み
運転手さんに事情を説明し ダッシュ!!

その間メイちゃんはすぐさまワコちゃんに電話をし大きな声で
「今向かっているからバス止めといて~」
「わかった~」とわこちゃん





「ちゃんと時間厳守っていったのに~地図にマーカーまでしたのにな~」とわこ
「なんかあったんかな~」とくりちゃん
「黄色でかわいく『ここです』って書いたのにな~」

メイちゃんが目的のバス停に着くとバスはもうすでに到着していました
メイちゃん『はあ。。。はあ。。。』と乗り込みました
息が切れて言葉が出ないメイちゃんにわこは。。。
「朝からたいへんですぅ~」
無言のメイちゃん。。。わこに地図を渡す。。。
「はぁ~」とわこ
メイちゃんわこちゃんに
「この黄色のマーカーのところじゃ~なくて『ここ

「・・・」わこちゃん

この話の一部始終を聞いてわたしが
「わこちゃん何か言い訳は?」
「・・・わたしもわるかったです」
「 『も』 ってなんや。。。ほかに誰が悪いん

「・・・」
「えっ。。聞こえないよ」
「黄色のマーカー」


