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ライブドア事件 宮内も実刑判決

2007年03月23日 | Weblog
先週のホリエモンの実刑判決に次いで、宮内被告にも執行猶予なしの実刑判決が出たようですね。宮内被告は、即日控訴手続きを取ったらしいですが。

過去の判例から粉飾等の経済事件では、有罪にしても執行猶予が付くことが通例で、当然弁護側は、起訴内容を概ね認め、裁判官に反省を大いにアピールすることで執行猶予を取る戦略であったことは、用意に推測できる。検察の事情聴取時にも、過去の判例から執行猶予が宮内にはつくであろうことを示唆して、供述を取っていたことも推測できる。検察の本丸はホリエモンなので、宮内は本丸ホリエモンの首をとるために利用するためのもの・・・

次に、宮内被告が本当に心から反省しているなら、控訴はしないだろう。控訴するのは、執行猶予が付かなかったからであり、反省をアピールするのは執行猶予を取るためのものだったことは、明らかだ。

また、裁判官の判決理由も、ホリエモンの時には、反省の様子が見られず・・・で実刑が相当とのことであるが、宮内については、反省は十分しているが、実行の主導的立場であり・・・と二枚舌になっているのもどうかと思うが。

ホリエモンは最高責任者としてそれなりに責任はあるが、首謀者として暗躍したのは宮内のような気がする。宮内については、違法性を認識していた可能性も濃く、そういう意味では宮内の実刑については十分に妥当な判決であると思いたい。

今後ホリエモンの高裁での宮内被告の証言がどのように変化してくる?野次馬的にはそこに注目するのがおもしろい所だ。場合によっては、ホリエモンに執行猶予が付く可能性も出てくるからだ。

最後に、ホリエモンが法廷で争うときに、検察に押収されているメールなどの証拠物のなかに、ホリエモンにとって有利となる証拠があったとしても、検察により隠蔽されてしまう状況にあるのは、些かかわいそうにも思う次第だ。(あくまでも証拠物があればの話だが)

先週の記事↓
もしまだなら、彼らに対して執行猶予がなく実刑判決となったら、ホリエモンの高裁での証言を一部訂正してくる可能性もある。
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