10月3日のカンファレンスでのレポートの続報です。
9月28日に発表されたソフトバンク新機種について製品が展示されていました。
一番目を惹いたのは、韓国サムスンの製品です。
コレ欲しいという気持ちになれました。
特に孫さんの商品紹介でも力がこもっていたような気もします。
ソフトバンクから発売予定の新機種(サムスン製)
写真はスライド式の端末ですが、これとは別にサムスンから二つ折の端末もありました。
スライド式で14.xミリの厚さ 二つ折ならなんと12.xミリと3G端末で世界最薄とか。絶対いいですよ。
最近のケータイてやたらデカくて重たくないですか?平均で20~25ミリが当たり前。
そういう中で、サムスンの製品はホットモックを手に取った瞬間の衝撃が大きかったですよ。
バカ売れしそうな予感。
現在のソフトバンクの人気は705SH。
単品機種としての売れ行きは、全キャリアの中でも一位二位を争う人気機種ですが、その理由は端末の薄さなのは明確。
その705SHですら17ミリなのに、12ミリといったらその薄さは驚きに値します。
韓国製ということで、若干の抵抗感をもつユーザーは存在するでしょうから、サムスンという会社がどんな会社か
少し調べたので書きます。もちろん最大トップシェアはノキアです。(世界シェア30%超)
そして世界シェアの中で第3位の端末メーカーがサムスンです。
2005年度では約12%のシェアを持っており1億台超の端末を全世界に供給しています。
日本の携帯電話の全メーカーの生産量を足してもサムスンには及びません。
それぐらいの巨大端末メーカーがソフトバンクに端末を供給する。
あのドコモさんでさえ、サムスンには相手にしてもらえなかったとか・・・
孫さんが口説き落としたとの説も・・・
次にソフトバンクと言えば、シャープ製端末。時期モデルは500万画素光学3倍ズーム、手ぶれ補正機能付きの
910SHがいい。特にカメラ機能重視の場合、本当にデジカメは不要といえるレベルだと思う。フラッシュも良いらしいですよ。
とにかくかなり力を持った新機種が続々投入され、隠し玉の2機種を加えると、端末魅力は飛躍的に良くなったのは確実。
MNP(番号持ち運び制度・番号ポータビリティー)開始後、結構行けるじゃんという印象を持った人は多かったと思います。
そういう環境になったソフトバンクですが、本部長曰く売れすぎるのが怖いと一言。
まだアクセル全開できないんだよ。まだ販売はセーブしたいんだとなんとも頼もしい言葉。
だって、ソフトバンクは3Gエリアまだまだ良くないから。
他社からMNPで乗り換えでSに来てもエリア悪かったら、お客様に失礼だし、失望感を与えてしまうから。
だから、新機種である程度は売れるようにはなるし、販売予算は大幅に積み増しで大変だけど、
端末を本気で積極に拡販することは今はないんだよ~みたいな感じ。
今の最優先重要課題はエリア充実。
その次は、ソフトバンクの新しいブランドイメージの形成が重要だとか。
カッコよくて、おしゃれな感じなイメージにしたい。孫さんの強い希望。
オー孫さん、携帯業界良く勉強してるな!!とても頼もしく思います。
目先の数字にとらわれずに、どっしり腰をすえて取り組む姿勢は◎です。
ボーダの頃なんて、目先の数字ばかりで、基地局整備もしないで、新規新規しか
頭にない会社だったもんな。
お客様の信頼や満足を無視してなんで新規が売れるのよ~?と何度思ったことか。
ボーダフォン、良い会社に買収されたな。孫さんに買ってもらってよかったね。
と思いました。