遊々庵

懐手で、風に任せてゆっくり歩いてみたい。残された時間を大切に。

我慢「弱く」なった

2024-02-29 11:13:04 | 日記
2月28日(水)9時5分起床、薄日が差していて、昨日より暖かい感じ。
定番メニューの朝飯食って、新聞拾い読み。勤めていた会社の定期異動
が出ている。60歳で定年、65歳で関連会社をリタイアして19年た
っているから、異動名簿に出ている人たちもほとんど知らない。

歳を重ねるに従い「我慢弱く」なっていく。(我慢強いの反対語のつもり。
こんな言葉があるのか知らんけど)
テレビで嫌いなものに出会うと、すぐチャンネルを切り替える。大げさな
アクションで視聴者に媚びるタレントやCM、「ウマーい」とはしたなく
大口を開けて試食するリポーターやアナウンサーなどが登場すると「くだ
らん!」とつぶやいて切り替える。虚構の世界だからと割り切って、少し
大目に見てやったらええのに、と別の「私」が突っ込んでいるが・・・

現在のテレビで不愉快になって一番見たくない顔は、アメリカのトランプ
とロシアのプーチンだ。トランプは大統領再選を狙って虎視眈々。こんな
奴を熱狂的に支持するアメリカ国民の気が知れない。選挙結果が気に食わ
ないと群衆をけしかけアメリカ議会に乱入させ、議会制民主主義をぶっ壊
そうとした危険で恐ろしい男、トランプ。
一方のプーチン。ウクライナ侵略で行っている蛮行を見れば、説明する必要
がないだろう。そのプーチンを熱狂的に支持するロシア国民。アメリカの
トランプ支持派と、どっこいどっこいだ。
バイデン大統領が敗れ、アメリカ・ファーストのトランプが大統領になり、
ロシア皇帝の野望に燃えるプーチンと組んで、世界は引っ掻き回され右往左
往する・・・こんな悪夢は、見たくない。

今夜は魚系でブリ大根をメインに、ミニトマトやキュウリ、カニカマも加え
たミックスラダ、総菜2点。

    🌸🌸🌸🌸      🌸🌸🌸🌸
フラワーロードのプランターに、ネモフィラが1輪だけ咲いた。鮮やかなブ
ルーが目に染みる。



元気なネモフィラ。ブルーの花で染まる春はもうすぐ、待ち遠しい。


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本当に好景気かね

2024-02-28 11:15:05 | 日記
2月27日(火)7時50分ごろ、一度目覚めた。
お向かいの新築工事の大工さんが作業している音を聞きながら、もう一度
布団に潜り込んで9時15分に起きる。

薄曇り、かなり強い寒風が庭木を揺らしている。今日も一日寒そう。
12時半ごろ、昼飯前に夕餉の食材買い出し。日曜日の牡丹鍋で使い残し
た白菜やネギがあるので、今夜は「豚肉と白菜のくたくた煮」をメインに、
切り干し大根の煮込み、菜の花のお浸し、総菜。
白菜はしゃきっとした食感もいいが、よく煮込んでくたくたになって肉な
どの出汁を染ませても美味しい。今夜はその「くたくた」煮で。
豚肉は少し厚切りのロースを使う。ネギ、生シイタケも添える。今日のよ
うに寒い夜にはこんな鍋風もいいだろう。
   <豚肉と白菜のくたくた煮>
 

株価がバブル期を超えて史上最高値を更新したという。今春闘で大企業の
ベースアップは10%前後の大判振る舞いとか。景気のよい話が飛び交っ
ている。
日本経済はそれほど良いのだろうか。身辺を見渡しても「好景気」の気配
は感じられない。新聞コラムで、昨今の好景気を「追い風参考で、本物じ
ゃないのではと言う人もいる」と書いている。うまいこと言うなあ。
株価高騰が永遠に続くはずがない、どこかでぷつんと切れて暴落する。これ
まで何回も繰り返してきたように。
次期米国大統領にトランプが登場したら世界は混乱するだろう。
不動産大不況の中国経済が泥沼に落ち込み、足を引っ張るかもしれない。
ウクライナ侵略のロシア行く末は?
巨額財政赤字の日本、デフォルト(債務不履行、国家破産)の恐れはないか。
内外に、株価暴落の要因は事欠かない。小心者は不安の予感におびえる。🈩
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備えあれば憂いなし

2024-02-27 11:38:22 | 日記
2月26日(月)9時5分起床、薄曇りで時々日差しがさし寒いが、
雨の心配はなさそう。

生命保険は入っていないが、地震など自然災害とか火災に遭った
場合など対象の「こくみん共済(全労災)」には入っている。
今日そのこくみん共済の満期日を迎えるので、契約更新の案内が
きた。新しい内容に変更しなければ、そのまま自動延長になるの
で手続は必要ない。

こくみん共済に入っていて助かったことがある。29年前の阪神淡
路大震災の時だ。加入者の被害状況を確認に来た人が、屋根瓦が
10枚ほどずれ落ちて、壁に小さな亀裂あるのを見て「半壊」の判
定をして、共済金が出た。
40年前、現在の家を新築して同時に地震共済に入ったが、当時、
地震共済なんてほとんど売れなかったそうで、被害の査定に来た
こくみん共済の人は「感謝と宣伝の意味を込めて甘めの査定しま
す」と話していたっけ。
外壁の塗り替えと屋根瓦の修復したが、工事費は査定額でじゅう
ぶんにおつりが出た。
「加入しておいてよかったなあ」と、当時元気だったカミさんと
喜んだものだ。
ちなみに私の場合、こくみん共済の掛け金は、自然災害と火災の
ほかに交通災害(死亡事故や入院)なども含め年間6万9千円ち
ょっと。「備えあれば憂いなし」か。

いつの間にかユキヤナギが咲き始めている。まだほんの数輪だけ
ど、寒風に揺れている。


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「山クジラ」今年も

2024-02-26 11:14:15 | 日記
2月25日(日)8時50分に起きる。小雨が降っていて、寒い。

今日は長女の運転で月参り。11時半ごろ墓苑に到着したが、雨のた
め急坂を上るのが危険なので、娘2人に代参してもらい、私はふもと
の駐車場で手を合わす。
1月は寒いのと娘たちの日程が合わず、月参りはスルーした。

墓参後、北へ20キロほど走り、猪名川町の道の駅にある猪肉店へ。こ
の時期は恒例の猪肉買い。店内にある2頭のイノシシのはく製に「やあ、
また来たよ」と、頭をちょんちょんと撫でて「ご挨拶」。昨年まではイノ
シシ君たちもコロナのためマスク姿だったが、今年は「素顔」だ。

猪名川町は阪神の奥座敷のようなところ。山が迫る緑豊かな田園地帯で、
ソバなどの名産地。道の駅で蕎麦屋に入り昼食に鴨南蛮を食べる。店内
では近在農家の新鮮な野菜なども売っている。
さらに20キロほど行くと、徳川幕府で歴代老中職を務めた青山家が藩主
の丹波篠山城に至る。雨天でなければ、歴史ある丹波篠山市街や篠山城
址など散策もできるのだが、今回は遠慮しよう。
夕餉はもちろん「ボタン鍋」。獣肉を禁忌した江戸っ子は「山クジラ」
と称して盛んに食したと、時代小説によく出てくる。今夜はその「山ク
ジラ」だ。牛肉に比べかなり高価だが、毎年この時期に財布のひもを緩
めて美味しくいただいている。

   あいにくの雨。フロントグラスの水滴アート


   道の駅近くで見た菜の花はもう終わりのよう


   肉店のイノシシ君。今年はコロナ・マスクなしでお出迎え


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ウクライナを見捨てるな

2024-02-25 10:16:37 | 日記
2月24日(土)9時10分に起きる。曇り空だけど、昨日に比べて
やや明るい。
3連休の真ん中の今日は、寒いけど雨の心配ななさそう。

    沈丁花が咲く。かすかに春の香り。

    久しぶりの青空を切り裂くように飛行機雲


今日はロシアがウクライナに侵略してから満2年。「ウクライナを
新ナチズムから解放するため」というプーチン。最近では「ウクラ
イナ東部のロシア系住民の解放ため」とも言う。
どちらにして次の大統領選挙を勝つための「プーチンの論理」で、
国土を破壊しつくされ、多数の犠牲者が出たウクライナ国民に
は、許しがたい「プーチンの犯罪」に他ならない。
ロシア兵の死者12万人、ウクライナ兵は7万人。ウクライナ民
間人犠牲も数万人。プーチン犯罪でさらに犠牲者は増えるだろう。

「2週間で終わる」と豪語したプーチンのロシアの侵略に、ウク
ライナは2年も頑張った。でもここにきて、アメリカをはじめ西
側諸国の支援疲れでウクライナの反転攻勢は鈍り、敗色濃いとい
う。ウクライナの行方に、世界はかたずをのんで見守っている。

20世紀以降の世界の歴史を見ても、大国の力で他民族を圧殺して
成功した例はない。
旧日本軍のアジア侵略、ナチスドイツのヨーロッパ侵略、旧ソ連の
東欧諸国支配など、すべて崩壊している。
近年では1960ー70年代のベトナム戦争。アメリカが北ベトナム
(当時)の共産政権の拡大を恐れて侵攻、核兵器以外のあらゆる兵器
を使い海と地、空から攻撃した。太平洋戦争で、日本全土にばらま
いた爆弾の何倍もの量を投入した。枯葉剤を撒いてベ北トナム兵士が
潜むジャングルを枯らし、多数の奇形児出産という悲劇をもたらした。
が、超大国アメリカは、結局ベトナム人民の抵抗に敗れた。
絶対的な独裁体制を敷いていたルーマニアのチャウシェスク政権が、
ソ連崩壊と時期を合わせるように、1989年に一夜にして崩壊した。
東ベルリンの壁崩壊とともに、記憶に新しい。

独裁国家や大儀なき戦いをする大国は、強そうで案外もろいのだ。
全土を破壊し尽くされながら戦う「ウクライナを見捨てるな」。



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