遊々庵

懐手で、風に任せてゆっくり歩いてみたい。残された時間を大切に。

また「源氏」読もうかな

2024-02-20 10:26:49 | 日記
2月19日(月)時に目覚め、温かい布団の中でぐずっていたら9時になっ
たので、起き出す。
空は厚い雲に覆われ、天気予報通りぽつぽつ雨が降り出した。一日中こんな
天気やろか、と空を見上げる。
暖かく春めく雨の一日だが、雨の中を杖ついて歩くのは危険なので買い物も
予定していた耳鼻科行きも取りやめ。
今夜は買い置きのジンギスカンをメインにして、総菜は娘に頼もう。

NHK大河ドラマは源氏物語の作者が主人公(観てないけど)。購読している
新聞コラムによると、フランス文学者の鹿島茂さんの「現代語訳源氏物語読
み比べ」で「読みやすい」与謝野晶子訳、「感情がこもっている」瀬戸内寂
聴訳、「とっつきにくい」谷崎潤一郎訳とある。
もう10年以上も前に谷崎源氏の全巻を読み通したが、流麗な日本語だった
ことはなんとなく分かるが「とっつきにくかった」ことも感じた。
また読みたくなったが、何しろ長編なので今度は「読みやすい」を優先して、
与謝野晶子訳か瀬戸内寂聴訳かな。近刊では角田光代訳がベストセラーにな
っているそうだけど。いずれにしてもアマゾンから取り寄せることになる。

谷崎潤一郎訳「源氏物語全巻」。中央公論社の昭和26~29年版。第1
巻は傷んで背表紙のタイトルも見えない)



時々日記に取り上げる音大卒業メンバーの男女コーラスグループ「Foresta」
の「BS日本こころの歌」。
今夜は、メンバーが選んだ「この1曲」を特集。みんな若いのに「異国の丘」
「戦友」「さとうきび畑」「群青」「長崎の鐘」など、明治から昭和までの
歌で、日露戦争に関係した軍歌もありちょっと驚いた。しかし、「ここはお
国の何百里」で始まる「戦友」にしても「友は野末の石の下」と厭戦色がに
じみ出た反戦歌にもとれる。名曲「群青」などほかの曲も同様で、なるほど
と納得した。
コメント (4)
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