遊々庵

懐手で、風に任せてゆっくり歩いてみたい。残された時間を大切に。

ウクライナを見捨てるな

2024-02-25 10:16:37 | 日記
2月24日(土)9時10分に起きる。曇り空だけど、昨日に比べて
やや明るい。
3連休の真ん中の今日は、寒いけど雨の心配ななさそう。

    沈丁花が咲く。かすかに春の香り。

    久しぶりの青空を切り裂くように飛行機雲


今日はロシアがウクライナに侵略してから満2年。「ウクライナを
新ナチズムから解放するため」というプーチン。最近では「ウクラ
イナ東部のロシア系住民の解放ため」とも言う。
どちらにして次の大統領選挙を勝つための「プーチンの論理」で、
国土を破壊しつくされ、多数の犠牲者が出たウクライナ国民に
は、許しがたい「プーチンの犯罪」に他ならない。
ロシア兵の死者12万人、ウクライナ兵は7万人。ウクライナ民
間人犠牲も数万人。プーチン犯罪でさらに犠牲者は増えるだろう。

「2週間で終わる」と豪語したプーチンのロシアの侵略に、ウク
ライナは2年も頑張った。でもここにきて、アメリカをはじめ西
側諸国の支援疲れでウクライナの反転攻勢は鈍り、敗色濃いとい
う。ウクライナの行方に、世界はかたずをのんで見守っている。

20世紀以降の世界の歴史を見ても、大国の力で他民族を圧殺して
成功した例はない。
旧日本軍のアジア侵略、ナチスドイツのヨーロッパ侵略、旧ソ連の
東欧諸国支配など、すべて崩壊している。
近年では1960ー70年代のベトナム戦争。アメリカが北ベトナム
(当時)の共産政権の拡大を恐れて侵攻、核兵器以外のあらゆる兵器
を使い海と地、空から攻撃した。太平洋戦争で、日本全土にばらま
いた爆弾の何倍もの量を投入した。枯葉剤を撒いてベ北トナム兵士が
潜むジャングルを枯らし、多数の奇形児出産という悲劇をもたらした。
が、超大国アメリカは、結局ベトナム人民の抵抗に敗れた。
絶対的な独裁体制を敷いていたルーマニアのチャウシェスク政権が、
ソ連崩壊と時期を合わせるように、1989年に一夜にして崩壊した。
東ベルリンの壁崩壊とともに、記憶に新しい。

独裁国家や大儀なき戦いをする大国は、強そうで案外もろいのだ。
全土を破壊し尽くされながら戦う「ウクライナを見捨てるな」。



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