遊々庵

懐手で、風に任せてゆっくり歩いてみたい。残された時間を大切に。

今年も「阪神優勝」のご託宣

2024-02-24 11:11:38 | 日記
2月23日(金)9時10分に起床。曇り、室内気温は6度で寒い。
今月2度目の3連休で、主夫業はお休み。
寒いので外に出ず、こたつに入って今日から始まったプロ野球オープン戦
の阪神ー巨人戦をテレビ観戦。
オープン戦は開幕を前に、各球団とも今シーズンの戦力を測る大事な試合
だ。
結果は阪神が9-4で大敗。公式戦じゃないけど、アンチ巨人のトラキチ
としてはかなり悔しい。
オープン戦は、選手個々の仕上がり具合を見るのが主眼。佐藤輝や今季大
化けの予感するミエセス選手の豪快なホームラン、中継ぎ投手陣の充実ぶ
りなど明るい材料がそろっていて安心した。
ただ、岡田監督は試合後の記者団とのやり取りで、先発した伊藤投手や抑
えで期待されている湯浅投手が乱調したことで、かなりおかんむりだった
そうだけど。

🥎沖縄キャンプで始まったプロ野球オープン戦(テレビ中継から)🥎




プロ野球に厳しい目を注いでいる広岡達朗氏は「今年も阪神が優勝する」
とうれしいご託宣をしてくれた。以下その抜粋。
 優勝予想には少し早いが、今年もセ・リーグは阪神が優勝するだろう。
 あとを追うのは巨人か広島だと思う。
 阪神は昨年日本一になったからといって選手たちがうぬぼれていないの
 がいい。
 立ち姿、歩き方、走り方はもちろん、笑い方まで違う。
 笑っていても目の奥までは笑っていない。高い競争意識の中での笑いだ。

なんとも心強い言葉。選手たちの動き、表情もよく見ている。日本一を達成
した岡田監督の戦術、選手教育を高く評価しているからだろう。
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2・2・2の日

2024-02-23 11:08:30 | 日記
2月22日(木)8時前、カナがベッドの飛び乗ってきて背中あたりで
丸くなった。「どうしたん?」と言いながら首や背中をなでなで、その
まままた寝てしまい、起きたのは9時40分。

そういえば、今日は2月22日のニャンニャンニャン(2・2・2)で、
「ネコの日」だ。
愛猫家と愛犬家の2大グループがある。日本の最近の調査では愛猫家数
がわずかに上回っているという。自他ともに認める愛猫家にとって、猫
派が多いことはうれしい限り。
なぜこんなに猫がかわいいのだろう。今朝も朝食後コーヒー飲みながら
本を開いていたら、カナがぴょんと膝に跳び乗ってきて、喉をゴロゴロ。
こんな時は本を読むどころじゃない。いそいそとページを閉じて首周り
や耳の後ろを撫で撫でしたり、掻いてあげる。
猫は徹底的な自己主義、飼い主とは妥協しないところが「憎らしくてか
わいい」という、相反するフクザツな気持ちを抱かせる。
「ネコとの程よい距離感が心地よい」
愛猫家で知られる作家の朝井まかてさんだったか、有川ひろさんだった
か?テレビで聴いたことがある(間違っていたらごめんなさい)。
どんなになついていても、気が向かなければプイと横向き知らんぷり。
と思えば、どこからとも現れて体をすりすり。
「かわいいね」と話しかけると「今さら何言うとんねん」とばかりにジ
ロリ。
100パーセント愛情を受けるのを嫌う。せいぜい30パーセントぐらいし
か許していない、ように見える。「付かず離れず」その「距離感」が
まことに絶妙で、心地よいのだ。




   カナちゃん、テレビよく見えないんだけど


夕餉は雨天に備えて買い置きしていたハタハタを焼く。他に菊菜のおひ
たし、湯豆腐、キュウリとザーサイのごま油炒め(山口惠以子「ゆうれ
い居酒屋」メニューから)、総菜。キュウリは炒めても結構おいしい。
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遠くなる「くぎ煮」

2024-02-22 11:38:13 | 日記
2月21日(水)9時に起きて外を見たら、厚い雨雲。昨日より寒く
なったようだが、これでも平年より高めとか。11時過ぎぽつぽつ降り出した。

寒の戻り?寒くなってきた。今夜からもっと冷え込むだろうと言っている。一度暖か
さに体が慣れはじめたところに、寒さが戻ると堪える。
雨もやまないので、買い物は中止。夕餉は、娘にデパートでお弁当でも買ってきても
らうことにした。

今年もイカナゴのシンコ(稚魚)が極端な不漁で、瀬戸内の郷土料理「くぎ煮」がピ
ンチになっている。もう8年続きの不漁とか。海がきれいになりすぎて、シンコを育
てる栄養が少なくなったためという。
春になると、くぎ煮つくりを待ち望む瀬戸内の女たちの血が騒ぐ。ちょっと路地に入
るとシンコを煮る釜から、甘い香りが漂ったものだ。
でも、瀬戸内春の風物詩も、昨今のシンコ不漁で廃れつつあるようで、とても残念だ。
1キロ数百円だったものが、10倍にも跳ね上がり、とても手が出せなくなった。
私もシンコ豊漁のころ、たくさん作って友人たちに送った。東京帰任後、在勤時にゴ
ルフ打ち上げ会などで世話になった日本料理店の女将に送ったら「板長が美味しい、
とほめていました」とお礼の返事をいただいた。そんな思い出深い「くぎ煮」は、
今や高級食材。気やすく作ったり、買い求めもできなくなった。
  <1キロのシンコ(2016年当時は700円ぐらいだった)

   <焚き上がりあめ色になったくぎ煮。美味しくできました>


愛読している山口惠以子さんの「ゆうれい居酒屋」シリーズ(文春文庫)は4巻まで
発刊しているが、ストーリーの温かさもさることながら料理も楽しい。
小さな居酒屋でワンオペに切り回している、ノーメークだがすっきりした人好きのす
る顔立ちの50代の女将が作り出す料理。ほとんどレンチンでできる簡単なレシピ。
料理は嫌いじゃないので、私でも作れそう、と食指を動かしながら読み進んでいる。
その中でキャベツの簡単料理はすぐできて美味しそう。
その1例ーーー
サラダオイルで熱したフライパンにざく切りしたキャベツを炒め酒を振り込み、オイ
スターソースで味付ける。

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耳の穴かっぽじる

2024-02-21 11:18:33 | 日記
2月20日(火)9時に起きて雨戸を開けて、曇り空を見上げる。生暖かい
風が吹いている。雨は今のところ大丈夫のようだ。

10時過ぎ、昨日行きそびれた駅前の耳鼻科にバスに乗っていく。
「どうされました」の先生の質問に「朝起きたら耳がふさがったようでよ
く聞き取れないんです。耳鳴りもするし・・・」
先生は耳の中をライトで照らし、一言「耳垢がたまっていますねえ」。
耳の中を棒状のものを入れてゴリゴリこねくり回し耳垢を掻き出して、
看護師さんが差し出しているガーゼに次々並べていく。
「え~~こんなに溜まっていたんや。道理で聞こえにくくなるはずや。よ
うこんだけ耳の中にため込んだもんや」と、感心?するほど出てきた。
時代小説で江戸っ子が「耳の穴かっぽじってよーく聞きやがれ」と、伝法
に啖呵を切るシーンがよくあるが、これだけ耳垢をため込んだら、盛大に
啖呵を切られそうやな、と埒もないことを思い浮かべ、苦笑する。
耳鳴りはもう10年以上も続いているというと、聴力も調べてもらったが、
平均より悪い。でも先生は「この程度は年齢を重ねるとなります。しばら
く通院して調べましょう」
心配していただいた突発性難聴の心配はないようで、まずは一安心。

帰りにコープこうべに寄って夕餉の食材を買う。立派なマグロのカマがお
いしそうだったので、今夜のメインに。他にかぼちゃのそぼろ煮、いつも
ながらの定番ピーマン&パプリカのじゃこ炒め。

雨を気にしながらの帰途、花友さんたちの庭などで「春」を楽しむ。
  <つぼみ膨らむハクモクレン>

   
  <はや満開近いストック、パンジー>


  <きれいにまとまって咲かせたハンギングバスケット>


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また「源氏」読もうかな

2024-02-20 10:26:49 | 日記
2月19日(月)時に目覚め、温かい布団の中でぐずっていたら9時になっ
たので、起き出す。
空は厚い雲に覆われ、天気予報通りぽつぽつ雨が降り出した。一日中こんな
天気やろか、と空を見上げる。
暖かく春めく雨の一日だが、雨の中を杖ついて歩くのは危険なので買い物も
予定していた耳鼻科行きも取りやめ。
今夜は買い置きのジンギスカンをメインにして、総菜は娘に頼もう。

NHK大河ドラマは源氏物語の作者が主人公(観てないけど)。購読している
新聞コラムによると、フランス文学者の鹿島茂さんの「現代語訳源氏物語読
み比べ」で「読みやすい」与謝野晶子訳、「感情がこもっている」瀬戸内寂
聴訳、「とっつきにくい」谷崎潤一郎訳とある。
もう10年以上も前に谷崎源氏の全巻を読み通したが、流麗な日本語だった
ことはなんとなく分かるが「とっつきにくかった」ことも感じた。
また読みたくなったが、何しろ長編なので今度は「読みやすい」を優先して、
与謝野晶子訳か瀬戸内寂聴訳かな。近刊では角田光代訳がベストセラーにな
っているそうだけど。いずれにしてもアマゾンから取り寄せることになる。

谷崎潤一郎訳「源氏物語全巻」。中央公論社の昭和26~29年版。第1
巻は傷んで背表紙のタイトルも見えない)



時々日記に取り上げる音大卒業メンバーの男女コーラスグループ「Foresta」
の「BS日本こころの歌」。
今夜は、メンバーが選んだ「この1曲」を特集。みんな若いのに「異国の丘」
「戦友」「さとうきび畑」「群青」「長崎の鐘」など、明治から昭和までの
歌で、日露戦争に関係した軍歌もありちょっと驚いた。しかし、「ここはお
国の何百里」で始まる「戦友」にしても「友は野末の石の下」と厭戦色がに
じみ出た反戦歌にもとれる。名曲「群青」などほかの曲も同様で、なるほど
と納得した。
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