遊々庵

懐手で、風に任せてゆっくり歩いてみたい。残された時間を大切に。

高揚する心

2024-08-31 11:45:15 | 日記
8月30日(金)のろのろ迷走台風が来るぞ来るぞと警告され、近畿
は200~300ミリの豪雨に見舞われると言われたが、一向に雨ら
しい雨は降らず、朝からカンカン照り。それに猛烈に暑い。日本中、
台風10号が大ニュースになり、大災害の恐れがあると警告されなが
ら、コースの延長線上にある近畿地方(というより大阪・尼崎地域)
が、数日間も全く台風の兆しも感じられないというのは、私の知る限
り稀有なこと。
頭上を飛び越えるように、関東、東海地方では豪雨になり街は水浸し
になっているというのに。
雨の被害で困っている人には申し訳ないが、猛暑・日照りに苦しむ身
にもなってよ、と天に一言文句を言いたいくらいだ。災害を伴う台風
が来ないのは、もちろん大歓迎するが、恵みの雨は欲しいね。
夕方になって雲が厚くなって、9時ごろシトシト小雨が降ってきた。
そのうちに本降りになるのだろうか。

ところで「台風が近づくとなぜか高揚する」と発言して非難を浴びた
市長さんがいましたね。住民の生命財産を守る立場の責任者としてと
んでもない発言だけど、私も子供のころ、台風が近づくと「高揚感」
を感じたものだ。目の前の柿や杉の木々が猛烈な風にしなり、今に
も折れそうになりながら耐える姿に、樹木のパワーを感じ心が高揚し
た。
強風で、茅葺の母屋が家がゆさゆさ揺すぶられるのも、怖かったけど
何故かワクワクした。
いい歳をした責任ある行政の大人が「高揚感」を持っても、無邪気に
公言しすべきじゃないだろう。
   📷📷📷📷📷 蔵出し写真 📷📷📷📷📷
  流し撮り③
 *乗り物編
  <新幹線>


  <新幹線のエヴァンゲリオン>


  <JR新快速>


  <阪急電車>


  <旅客機>


 (お・ま・け) 鳩たち


 (お・ま・け)バイクのお巡りさん
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「母の待つ里」

2024-08-30 11:03:49 | 日記
8月29日(木)起きてすぐNHKニュースを見る。台風10号は勢力
がやや衰えたようだが、上陸した鹿児島を中心にけが人が出るなど、
大きな爪痕を残して日本列島を縦断しながらゆっくり進んでいる。
こちらは薄曇りで、雨は時々思い出したようにぱらぱら、風も普段
より少し強めだ。近畿は明日から荒れるらしいので、嵐の前の静け
さ、というところか。

異色の家族小説と評判の高い浅田次郎の「母の待つ里」(新潮文庫)
を読書中に、NHKでドラマ化されて放映された。読書の楽しみを奪
われたくなかったのであえて観ず、録画して後で「2度味わう」こと
にした。
愛読する作家の小説がテレビ化されると、いつも小説より「先に観る
か後で観るか」で迷う。
「母の待つ里」は、浅田小説得意のミステリアス(ファンタジック)
なところもあってとても面白い。
テレビドラマは、舞台となる日本の美しい原風景を求めて、一か月間、
岩手県遠野市にて撮影したという。中井貴一、松嶋菜々子、佐々木蔵
之介、宮本信子ら芸達者が顔をそろえて、どんな浅田ワールドを描いて
くれるのか、舞台となる遠野の風物とともに楽しみたい。

台風ニュースばかり見ていて、NHKEテレの「クラシックTV]を見逃
した。でも、娘が「放送が終わっていてもNHK+(プラス)で観られ
るよ」と、操作してくれて無事に観ることができた。なんとも便利な時
代になったもんだねえ。
今夜のテーマは「絵を描くように音楽を書いた」ドビッシーだった。
「月の光」や「亜麻色の髪の乙女」「海」の名曲は聴いたことがあるが、
音楽の素養ない私には、イマイチよくわからなかった、残念。

 📷📷📷📷📷 蔵出し写真 📷📷📷📷📷

   ハッピータイム
   *あべのハルカスにて


   ‘*大阪城公園にて


   *尼崎・武庫川河川敷にて




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夏と秋のせめぎ合い

2024-08-29 11:31:35 | 日記
8月28日(水)今日は病院を二か所「はしご」する日。まず午前中に
行きつけの医院でツキイチの糖尿検診。A1cを測定してもらいながら、
労災病院の眼科で糖尿網膜症の治療を受けていることを報告、Drは「こ
れ以上網膜症が進行しないためには、レーザー光線で治療するのがベタ
ーですね」と、喜んでくれた。肝心のA1cは先月と同じ数値でガッカリ。
主治医は「間食をもう少し控えましょう」。
午後3時から労災眼科で2回目のレーザー光線治療。少し痛いのを我慢
して、両目合わせて小一時間、じっと耐える。
この眼科治療はあと2回必要だそうで、憂鬱だが失明を防ぐために耐え
なければ、と覚悟する。
4時過ぎ、病院前からタクシーで帰ってきたが、ちょうど雨が降っていて、
少し涼しい。
例によって、瞳孔が開く薬のため、まぶしくてならない。テレビ、本も新
聞も見られない。目をつぶって、症状が落ち着くのを待ったが、8時ごろ
になってもぼやけた視界が残り、頭もボヤ~ンとしている。

帰りに見事な百日紅が咲いていた。その隣家にはミカンの実が。夏と秋の
せめぎあいのように感じて、思わずスマホでカシャ。


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浅田文学の源流

2024-08-28 10:30:46 | 日記
8月27日(火)朝からテレビは台風のニュースで持ち切り。まだ
予兆は感じられず、空は真っ青に晴れ相変わらず真夏の暑さだ。夜
になって少し強いにわか雨が降ったが。

今日は久しぶりに、夕餉の食材を買い出しに近くのスーパーに出か
ける。大好きなスペアリブの甘酢煮、野菜サラダ、定番の焼き白ネ
ギのポン酢漬け、マグロのたたき(総菜)。主夫業再開だ。
娘の夏休みで、しばらく外出せずエアコンの効かせた部屋に籠って
いたので、少し歩いただけでどっと疲れが出た。高年になると、少
しでも運動不足が続くと、足腰が弱りフレイルが進行するんだろう
な。もう少し涼しくなると、散歩をして運動不足をなくさないとあ
かんなあ、と思う

今日、浅田次郎の「鉄道員(ぽっぽや)」(集英社文庫)を読んだ。
直木賞受賞作で、浅田次郎の初期の作品。同文庫本には表題の
「鉄道員」のほか、「ラブ・レター」、「悪魔」など7編の短編集で
あることを初めて知った。
浅田昨品は「蒼穹の昴」「憑(つき)神」「流人道中記」「きんぴか
(3部作)」「大名倒産」「お腹召しませ」などずいぶん読んだが、
「鉄道員」は名前だけ知っていたが未読だった。
お読みになった人も多いと思うけど、わずか47ページの短編だ
が、感動した。もっと早く読んでおけばよかった、と後悔した。
一緒に収められている「ラブ・レター」や「角筈(つのはず)に
て」などの短編も、浅田文学の源流を見るようで、新しい読書体
験だった。

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そろそろ潮時か

2024-08-27 11:24:08 | 日記
8月26日(月)相変わらずむんむんする熱気、35度を超えている
ようだ。
台風10号は予想より大きく西回りするようで、近畿直撃は1~2
日遅れて木~金曜日になりそうだ。水曜日の病院行きは、雨が心配
だけど、なんとか行けそう。病院に予定変更の連絡はしなくてよさ
そう。
日本の近海の海水温度が赤道並みに高くなっているとかで、台風は
まだこれから発達して最盛期に上陸する事態になるという。大災害
にならねばいいが。

夕方、夏の花が咲き終わった鉢やプランターを少し整理した。ある
ブロガーさんが日記に書いておられるが、私も鉢花を減らそうと思
う。以前は狭い庭や玄関周りに所狭しと鉢やプランターを置き、四
季折々に花を咲かせていたが、毎日の水遣りも含め花の世話が体力
的にしんどくなった。
カミさんが元気なころは二人で毎日する花の世話は、最上の楽しみ
だったが、一人になってもう花作りへの情熱が覚めてきたきたこと
もある。
花の数を減らそう。そろそろ潮時か、寂しくなるけど。

  📷📷📷📷📷 蔵出し写真 📷📷📷📷📷
    <流し撮り② 美しい人馬一体。 尼崎園田競馬場にて)











   <お・ま・け おうまちゃん、がんばれ~~>


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