最後は温泉と北斗星

本日は北海道滞在最後です。
朝からホテルの朝食をガッツリ食べて、チェックアウトです。

昨日で終わった雪まつりの雪像は朝から解体工事が始まります。ライトアップされて美しかった雪像は見るも無残に雪の塊と変わっていました。これは解体途中で見物人が沢山いました。

夕方の「北斗星」乗車まで定山渓温泉まで行って見ました。「じょうてつバス」のかっぱライナーの情報を聞き札幌駅前まで歩きました。気温がけっこう高くなって地面の氷が解けだし歩きにくいです。
じょうてつバス乗り場にはたくさんの人がいて列を作っていました。予約なしで乗れるか心配になりましたが何とか乗車できました。でも帰りのバスが一杯だと乗れない訳で乗り遅れると「北斗星」にも乗り遅れるわけなので、途中の「定山渓」温泉では降りず終点の「豊平狭」まで行って温泉に入った後、始発で帰る事にしました。この判断が大正解でした。

雪深い温泉で「源泉かけ流し」国立公園内の景色の綺麗な温泉でした。４０度の露天風呂に一時間浸かり身体のこわばりがトロケました。


十割そばを食べてホッと一息。周りの人がカレーとナンのセットを食べているのに気が付きました。昨日小樽で会ったドイツ人３人組でビックリ。ここはカレーが有名なんだよと逆に教えられてしまいました。
後は乗り遅れずに帰れるかと言うところです。バス停まで行って最初の人になってしまいました。夏の旅行でもお世話になった小屋式バス停です。

周りには雪に埋もれた住宅が有りました。冬は大変ですね。

「北斗星」に間に合うように札幌へ到着。食堂車の予約が出来なかったのでデパ地下の夕食食材を買いこんで乗車しました。食堂車一人分の予算で豪華な夕食でした。
列車は順調に進んで函館で進行方向が変わります。その理由は青函トンネルを通るため機関車が変わるかららしいですが詳しくは検索してください。

函館から引っ張ってくれた動力車です。それまで引っ張ってくれた車両はもういませんでした。

ここまで夜の９時５０分くらいでした。ここで進行方向が変わり出発して青函トンネルを潜り青森でまた進行方向が変わりますがその時はワインも効いて白河夜船でした。次に気が付いたのは車内放送が始まった６時半。朝日がまぶしくて目が覚めました。

車内販売で朝食と記念グッズを買い時間を過ごします。途中通勤用列車を優先させ待ち時間が多くなって遅れが出ました。上野到着まで途中の駅にはこの列車を写真にとる「撮り鉄」さんが沢山いてこちらにカメラを向けているのが印象的です。
「スター気分」を感じながら上野到着です。そこには沢山の「撮り鉄」さんがいて私にではなく列車にカメラを向けていました。「スター気分」は消滅。
これが上野まで引っ張ってくれた「スター」です。すごい人気。

札幌から小樽

北海道滞在２日目は小樽へ行きました。
自転車で旅行していると小樽・札幌間は半日コースで遠い印象が有るのですがJRの快速を使うと４０分ほどで到着します。この日は札幌ではそれほど寒くなかったのですが小樽の街は雪の中でした。この冬の累積雪の量は１．３メートルとか。


観光名所の運河の周りは情緒豊かに雪だらけでした。周りの観光客は国際色豊かで中国・ロシアは言うに及ばず観光バスから薄着のタイ人が寒そうに降りてきてハシャイだりしていました。チョッと路地に入ると雪がたっぷりあります。

そんな雪をかき分けて「小樽のソールフーズ」と噂の「鳥の半身揚げ」を食べに行きました。観光客のほとんど来ない雪かきの済んでいない路地にあります。


アツアツのジューシーなお肉にかぶりつきました。残りは少しの骨だけです。

確かに他のお客さんも鳥の半身揚げの付いたセットを注文していましたし、若いカップルもお互い黙々とかぶりついていましたが女性はさすがに食べきれず、ビニール袋を貰ってお持ち帰りになりました。
夕方にはまた札幌に戻り一息ついた後、雪まつりすすきの会場の氷の彫刻を見に行きました。八王子のお祭りで見た、氷の彫刻は夏の暑さですぐに溶けてしまいはかない感じだったのですが、此処は冷たい存在感がタップリあります。



氷のイスはとても冷えました。
大通り公園会場へ戻ってフリースキーとスノーボードのショーを見ました。

さっぽろ雪まつり

ご無沙汰しました。
冬の北海道と言えば「さっぽろ雪まつり」ですよね？
他にも北海道の冬は沢山お祭りが有るのですが強引にまとめて行ってきました。

東京発の飛行機で到着した新千歳空港は曇りでマイナス３度とか。恐る恐る、空港からJRに移動しました。ホームへ降りるとヒヤッとした空気が気を引き締めます。小樽行の電車に乗り込むとホッとする温かさ。でも車窓の外はメチャクチャ寒そう。
移動は一時間もかからず「すすきの」に到着しました。まずは腹ごしらえ。お寿司にしました。ここは焦って写真無しです。だってお腹空きすぎていたものですいません。今回の一番は「北寄貝のひも」でした。甘みとコリコリ感とが絶妙でした。鰊も脂がのって美味しかったです。東京で食べられないネタです。

チェックインした後すぐに「大通り会場」へ。
大雪像は後にしてまずは小ネタから。


大力作の雪像よりこの方が好きだな。ただ小さいのは気温の上昇に弱く崩壊してしまった雪像が幾つもあって残念でした。

お待ちかねの大雪像は「スターウオーズ」や「サザエさん一家」。



雪は白いのでそこへ「プロジェクションマッピング」を映写するのに都合が良いらしく派手な演出がアチコチでありました。もちろん、いろ鮮やかなライティングも見事でした。
外気温はマイナス５度とかで足元はサラサラ雪と氷。空からは時折粉雪が舞いこのままでは死んでしまうと探して入ったのが「ジンギスカン」。夏旅では「だるま」でしたが今回は「さっぽろジンギスカン　本店」です。カウンターだけの店ながらずっと満席で目の前でさばいた「生ラム」が食べれます。




さっぽろの第一夜の報告でした。