八王子で大昔、「紅茶専門店」をやっていたマスターブログ

元がじゅマスターが頑張ってブログを書いてます。

老化の一環 白内障手術

2022-11-18 11:09:11 | 日記

元がじゅマスターです。

この夏北海道滞在を早めに切り上げて東京へ戻ったのにはチョッと理由がありました。多少右目の不調が見られ早めのお手当を考えてのことでした。それは戻ってからの眼科の検査で確定して白内障手術を覚悟しました。

それから情報を収集しましたが、「白内障は老人の盲腸のようなもので簡単 日帰りでもOK」などとあってもやはり心配なもので一泊二日コースの手術を選びました。予定は手術当日の午前中入院、レンタルの部屋着に着替えリラックスします。同時に手術準備の点眼開始。1時間ごとに看護師さんが点眼に来てくれます。2回目の点眼前には「ランチになります」。デザート付きのチャーハンセットでご飯250グラムと結構な量でした。

食べた後はリラックスして次の点眼を待ちます、次からは一回の点眼で3種類の目薬注入でした。

手術の予定時間が入院時に知らされます。予定では14時15分でその1時間前に小さな錠剤(何かわかりませんがたぶん精神安定剤?)と点眼痛み止めを使用した後時間待ちをします。前の手術が少し押したのでしょうか10分遅れで車いすがお迎えに来て手術着に着替えた私を乗せて看護師さんが手術室に送ってくれます。手術室に入ると担当の看護師さんに引き渡されていろいろな機器が周りを取り巻く、ヘッドレスト付きのブルーの椅子に移動させられます。すぐに血圧計やら溶存酸素計やら心電図モニターなどが体に取り付けられます。なんか昔想像した「電気椅子」の気分でした。そこへ執刀医の先生が来られてご挨拶。「頑張ってください。私も頑張ります。」と言われました。私は何を頑張りましょう?

麻酔は部分麻酔ですから手術中の感覚はすべて覚えていますがうまく表現できるか心配なので割愛です。たぶん20分ほどで「手術終了です」と伝えられて大きな眼帯が目の上に張られて電極も外され車いすに移動して手術室の外まで送られてお迎えの看護師さんを待ちます。病室に戻ってベットに座ってホッとした時の写真です。

 

術後の時間は退屈です。右目は眼帯付きでしたから読書はせず携帯電話のYouTubeから落語のデーターをイヤホンで聞いて過ごしました。目は痛くもなくただうっとうしい包帯が乗っている感じでできるだけ手を顔に近づけないようにはしていました。 落語を二席聞いてもう夕食時間でした。自宅ではもっと遅いのですがどんぶりご飯とおかず3品デザート付きを食べ終えるのに時間はかかりませんでした。

名人、上手の落語を聞きながらウトウトして居るのは誠にぜいたくな時間でした。入院時の消灯時間にはあっさり眠りにつきました。今日もですがこれから1週間お風呂に入れません。4日間はシャワーもダメでその後も首から下のシャワーのみです。頭を洗うのは(確かに洗うと目に水が入ります)1週間後の先生の許可を得てからという事になっているようです。そのため髪の毛を短くして濡れタオルで対策です。

翌朝、看護師さんが眼帯を外してくれました。どんな具合か眼鏡をかけて点検中の顔です。少し腫れている気がしますが起き抜けは何時もこんなものです。

外を見ながら片眼を閉じて昨日までの見え方と比較検討。空が青い!いつもより青い。手術しないほうの目で見ると青さはいつも通り。新しい目で見るとすっきりクリアーな青い空です。よく見えます。建物の輪郭も手術前のボンヤリが角角とメリハリの利いたコントラストで見えます。とてもうれしくなりました。

朝食の後、診察室に行き機械の検査を2種類して先生の検診を受け「術後の状態も問題ありません」とのご託宣を聞き安心して病室に戻りました。その時に3種類の目薬を持った薬剤師さんが表れて一日4回の点眼薬の使い方を説明されます。結構面倒で、「ボケ」たらできなくなりそうです。早めに手術してよかったと感じた時間でした。退院手続きの後町中に出ると昨日までの景色がとても明るく感じます。別に希望に満ちたわけではありませんが目だけは若返った気がします。手術した目をつむると旧来の景色に戻ります。慌てて両眼で見ると景色が落ち着いて見えてきます。新しい目だけで見ると少し青い世界になります。そんな景色を楽しみながら自宅に到着してホッとしてPC前に座りました。

電源を入れパスワード、立ち上がり画面がとてもきれいに見えます。画面が白いところでは白く光り輝き、まぶしいくらいです。手術してない方とした方ではデスクトップの照度が違いました。ちょうど夜間モードと昼間モードほどの違いがあります。やはりそのうちもう片方もクリアーにした方がいいのかもと思ったほどでした。翌日も晴天で青い空と紅葉の景色が我が家からも楽しめました。

 

 

コメント
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