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安藤先生の「糖鎖のチカラ」より

2006-03-30 20:57:16 | 爆発だ団塊の世代

P-159
「ガンの治療がもう一つのガンをつくっている」

ガンの治療がもう一つのガンをつくっている

ここで糖鎖のはたらきと密接な関わりをもつ重要なテiマ、自律神経系がヒトの免疫機
能にどうかかわっているのかという問題に触れておきましょう。最近の研究で、白血
球の穎粒球は交感神経がはたらくときに増大し、リンパ球は副交感神経がはたらくと
きに増えることがわかりました。つまり免疫系は自律神経に支配されていたのです。

このことは大変重要なことで、ここにガンをはじめとする病気を予防するヒントが隠
されています。ガンになったり生活習慣病にかかる人は、忙しい生活を送っている人
が多いように思います。これまで、忙しい人は生活が乱れがちなのでこれらの病気に
かかると考えられてきましたが、理由はそれだけではなかったのです。

忙しく行動している人、いつもストレスを感じている人は、交感神経優位の時間が長
くなっています。脳波でいえばべータ波の状態が続いている人です。そういう人は血
圧が高なったり、腸の運動が抑えられて便秘になったりします。それと同時に穎粒球
の数も増大していることになります。

穎粒球の寿命は短く、二日程度です。細菌に遭遇すると、穎粒球のなかの分解酵素や
活件酸素はその細菌との戦いに向けられ、穎粒球は使命を果たして死ぬことになりま
す。ところが必要もないのに交換神経に刺激されて数が増え過ぎると、穎粒球は外敵
に対して使われることなく寿命を終えることになります。どうやらそのとき、穎粒球
のなかの活性酸素が外(体内)に放出され、正常な細胞や組織に害を及ぼすようなので
す。

いずれにしろ、増えすぎた傾粒球は体内のあちこちで悪さをしていると考えらえます



ます。新潟大学大学院医学部の安保徹教授は「老化した消化管や肝臓の細胞の破壊に
も穎粒球がかかわっており、増えすぎた穎粒球が老化した細胞だけでなく、正常な細
胞をも破壊してガンをつくるのではないか」と発表しています。増えすぎた穎粒球が
ガンを引き起こすという説です。

この説に従えば、抗ガン剤治療、放射線治療は、交感神経を刺激する治療法なので、
ガンを治すと同時に新たなガンを作り出す要因になるともいえます。

このことがガンの再発、あるいは転移の原因の一つと考えられるのです。

 一方、高僧といわれるようなひとは、健康で長生きすることが知られています。そ
れは、僧侶の質素な食生活や規則正しい生活によるものだという考えが一般的ですが
、それ以上にアルファ波の状態でいる時問の長さにこそ、その理由があるようにも思
えます。

すなわち、副交感神経優位の生活です。副交感神経が優位になるとリンパ球が増大し
ます。体内で生じた異物を処理するリンパ球のNK細胞や丁細胞が増えれば、毎日発生
するガンのもとを断ち切ってくれるでしょう。副交感神経優位のゆったりした生活を
心がけることが、ガンや生活習慣病を防ぐ大切なポイントなのです。



安藤先生の「糖鎖のチカラ」より抜粋

2006-03-30 20:41:55 | 爆発だ団塊の世代
P-80
「代替医療の普及を妨げる日本の医療制度」

日本で代替医療が普及しない理由の一つに、その効果が理論的に証明されていないこ
とが挙げられますが、アメリカでは1992年に日本の厚生労働省に当たる国立衛生研究
所(NIH)に"代替医療部"が設けられて研究が進み、年々予算も増加して着実に成果を上
げています。

代替医療を正式に教えている大学も全体の半数以上にのぼっています。
それはなぜかというと、アメリカの医学界には科学的な裏づけが完全ではなくても、
実際に臨床で効果があり副作用がないものなら、積極的に取り入れようという姿勢が
あるからです。

しかし日本では理論が先で、何事も科学的根拠が優先されます。とくに医学界はその
傾向が強く、医学部では代替医療どころか栄養学すらまともに教えられていません。
医学指導者はいまだに栄養学をカロリー計算の学問としか見ていないふしがあります
。代替医療は栄養学と深く関わっていますから、その点でも日本は完全に立ち遅れて
いるといえるでしょう。

公害問題がそうでした。汚染が体にどのような影響を与えるか理論的な裏づけがない
ということで対策が後手にまわり、被害が拡大した経緯があります。これは毒を飲ん
で死んだ人を前に、その毒が理論的にどのように体に害を及ぼしたかわからないから
、その毒は安全だといっているようなもので、まったくおかしな話です。

代替医療についても、理論的根拠を求めるに急で、その優れた効果を利用しないのは
もったいないことです。もう一つ、代替医療が一般の医療に取り入れられない理由は
、日本の医療制度そのものにもあります。日本の医療制度は医療の平等性を重視し、
どこにいても誰でも同じ医療が受けられることを目指しています。これはこれですば
らしい発想ではありますが、それゆえ変化に対応しにくい仕組みにもなっているので
す。

この医療制度を支えているのが診療報酬の点数制度です。たとえば初診料は何点、一
回の診療は何点、処方警を書くのは何点と決められており、その合計点に対して(1点
10円換算)患者に請求する仕組みになっています(実際の患者への請求は全額ではなく
、健康保険制度に定められた割合=2ないし3割だけです)。

代替医療の一つである栄養療法は、患者の食生活や生活習慣について詳しい聞き取り
が必要です。そして足りないところがあれば指導します。生活習慣病は日ごろの生活
習慣に問題があり、それが病気のもとになっているわけですから、患者にそれを聞く
のは当然です。

それには当然時問がかかります。アメリカでは初診の場合、だいたい2時問かかるとい
われています。日本で同じように診察しようとすると、医師(病院)は大赤字になって
しまいます。初診料、診察料は定額ですから、3分で終わっても2時間かかっても同じ
金額しか
請求できません。一人の診察に2時問かけていたら、医院の経営は成り立ちません。大病院では「2時間
待ちの3分診療」といわれていますが、その背景にはこの診療報酬制度があるのです。

さらに国が認めた治療法や薬以外のものを処方しようとすると、健康保険が適用され
ず、費用は全額患者の負担になります。以前、ガンに丸山ワクチンが効くといわれ、
ワクチンを求める人がたくさんいましたが、結局丸山ワクチンは認可されず、希望す
る患者は高額の費用を負担していました。

この費用の問題から、日本では新しい治療法や薬の普及が難しいのです。それぞれの
医師が診療報酬を勝手に決めて独自の治療を行うことを許せば、「誰もがどこでも同
じ費用で、同じ医療が受けられる」という前提が崩れることになり、また国は安全性
に責任がもてないということにもなってしまうからです。

アメリカでは医療の方法、費用、手術の成功率などをインターネットで公開し、患者
が自由に医療を選択できるようになっています。そのため医師や病院は、技術の向上
はもちろん、より効果的で安い費用ですむよう、常に新しい治療法を研究することが
求められ、それが医療全体の進歩につながっています。

P-106 「マーガリンとショートニング」

血液がドロド□になりやすい動物性脂肪

次に脂肪についての問題点を見ておきましょう。脂肪は炭水化物とほとんど同じ元素
で構成されています。ですから、脂肪と炭水化物は体内で相互に変換されます。ご飯
を食べ過ぎると脂肪がたまるのはこのためです。炭水化物の最小単位の単糖は、炭素
が6個、亀の甲羅のような形の六角形につながっています。そこに水素や酸素などの元
素が結びついている構造をしています。

一方、脂肪は脂肪酸にグリセリンがくっついたものです。脂肪酸はいくつもの炭素が
一直線につながった構造で、炭素が結びつくことができる目いっぱいの元素(水素や酸
素)とつながったものを飽和脂肪酸、まだ結びつける手に余裕があるものを不飽和脂肪
酸といいます。

飽和脂肪酸は構造が安定していますから、常温(室温)では固体となります。いわゆる
脂のことです。バター、ラードなどの動物性脂肪が飽和脂肪酸です。それに対して、
不飽和脂肪酸で作られているのが植物油と魚油です。構造が安定していないので液状
になります。「油」と書かれるものがおもに不飽和脂肪酸です。

魚は外界温度に合わせて自分の体温が変わる変温動物です。冷たい水のなかでも生活
できるように不飽和脂肪酸を使っているのです。体内で脂肪が固まってしまったら生
きてはいけません。同じ飽和脂肪酸でも、不飽和脂肪酸に水素を添加して飽和脂肪酸
に変えたものは問題ありです。なぜ飽和脂肪酸にするのかというと、それは固形にす
るためです。
!
簡単にいえば、マーガリンやショートニングです。

一般に食用油の脂肪酸は、シス型といわれる一二次元構造をしているのですが、加熱
処理や水素添加を行うと、トランス型脂肪酸に変形しやすいことがわかりました。

マーガリンにはかなりの量のトランス型脂肪酸が含まれているといわれています。ト
ランス型脂肪酸は、正常な免疫機能を妨害したり、体がそれを分解排泄するために余
計なエネルギーを使うことがわかってきました。ですから不飽和脂肪酸でも、加熱す
るとトランス型脂肪酸になりやすい油は要注意です。

料理では加熱して使う場合が多いからです。代表的なのがリノール酸です。リノール
酸は、終わりから6番目の炭素原子にはじめて不飽和な部分(相手がいないので炭素同
土が二重結合している)が生じているので、オメガ6系と呼ばれる不飽和脂肪酸に分類
されています。オメガ6系の不飽和脂肪酸も体は必要としているので、なるべく加熱し
ないで摂るのがいいでしょう。

不飽和脂肪酸は、細胞膜の材料となっていて体内で合成できない必須栄養素の一つで
す。最初の二軍結合の部分が終わりから3番目にあるものをオメガ3系脂肪酸といい、
魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)やアルファ・リ
ノレン酸などがその代表です。

このタイプの脂肪酸は、血液をサラサラにするといわれ、ほとんど野菜を食べないイ
ヌイツト族が心臓病、脳卒中を起こさないのは、EPAやDHAをよく食べているからだと
いわれています。アルファ・リノレン酸も酸化されやすいので過熱調理には不向きで
す。






安藤先生の「糖鎖のチカラ」より抜粋

2006-03-30 20:32:27 | 爆発だ団塊の世代
-52     「生活習慣病を生む”環境と食生活”の悪化」

生活習慣病を生む"環境と食生活"の悪化

アメリカの取り組みをみてもわかるように、生活習慣病の蔓延は、食生活がカギを握
っているように思います。その背景として、日本の「食」の環境が大きく変わったこ
とを指摘しておかなければなりません

第二次世界大戦後の私たちの食生活をみると、あまりにも自然からかけ離れてしまっ
たことに気づきます。野菜などは、季節、土壌、産地の特性が無視された、市場経済
優先の生産方法がとられるようになったのです。個人の嗜好もすっかりそれに鳴らさ
れてしまいました。
今の若い主婦は一年中どこでも売られていることに何の疑問ももたなくなっています



 しかしトマトはそもそも夏野菜ですから、旬は真夏です。日本では食べ物には体を
温める「陽」の食べ物と体を冷やす「陰」の食べ物があるという考え方がありました
。自然はよくできていて、夏には体を冷やす陰の野菜が採れるそうです。トマトも陰
の野菜ですから、体を冷やす作用があるのです。

そういう野菜を冬に食べたらどうなるでしょう。秋から冬にかけて採れる根野菜は体
を温めるはたらきがあります。最近は根野菜よりも陰の野菜であるトマトやレタス、
葉物の野菜が好まれ、1年じゅう出回っています。若い女性に冷え性が蔓延しているの
は、こうしたことも一因かもしれません。

また「身土不二」という言葉もあります。これは、生き物の体は住んでいる土地と一
体のものという考え方で、地元で採れる食材が体には一番適しているという考え方で
す。実際に自然界を見渡せば、そのことががよくわかります。動物は棲んでいる土地
の風土に体を適応させ、食べ物などもそれに合わせています。植物も同じです。(記事番号#1745へのコメント)


P-72
『米国では50%以上の人が代替医療を選択』

米国では50%以上の人が代替医療を選択

前述のとおり、アメリカはガン死亡率が減少に転じています。それはアメリカがいち
早く現代西洋医学とは異なる「代替医療」を取り入れたからです。

代替医療とは、手術や投薬などを行う西洋医学以外のすべての医療のことをいいます
。代表的なのが栄養療法と植物療法で、漢方や日本の賊灸、マッサージ、温泉療法な
ども代替医療に含まれます。

アメリカではマクバガンレポートの指摘で、細胞に栄養が足りないため十分なはたら
きができず、それが病気を作り出しているという新しい(東洋的な)発想が生まれまし
た。

それを解決するカ法として、サプリメン卜(栄養補助食品)が開発され一定の成果を挙
げたのです。とくに活性酸素を消去する一抗酸化作用のある一栄養素を含むサプリメ
ントがたくさん商品化されました。ジヨギングやエアロビクスなどの運動を取り入れ
たり、食生活の改善が行われたことも根底にあるでしょう。それらがガン減少にもつ
ながったのです。
現在・アメリカではガン治療に限らず、こうした代替医療を選択する人が50%を超
え西洋医学に基づく治療を受ける人より多くなっています。アメリカでは公的な医療
保険制度がありませんから、自由に医療を選択できるのです。

ここで、アメリカで注目されている栄養療法、植物療法について簡単に説明しておき
ましよう。栄養療法とは、細胞や体が必要としている栄養素をサプリメントなどで補
い、体全体の機能を回復させて、白然治癒力、恒常作維持機熊免疫蜷署最木緊讐レせ
る療法です。

「日本人は栄養の絶対量が不足している」

日本人は栄養の絶対量が不足している

ではアメリカと日本はどこが違うのか、それは摂取すべき量の基準値です。日本の厚
生労働省が定める基準値すなわち必要量と所要量は、欠乏症を起こさないギリギリの
値を少し上回る程度なのです。たとえばビタミンAが不足すると、いわゆる鳥目になる
ことが知られています。ビタミンB1なら脚気、ビタミンCなら壊血病です。

これが欠乏症といわれている症状です。脚気や壊血病は死に至る怖いものですから、
欠乏しないように摂ることを指導するのは当然でしょう。たしかに日本人はその基準
を満たしていますから、いま烏目や脚気、壊血病になる人はほとんどいません。

しかしそれで十分なのでしょうか。一いや十分ではない、十分でないから生活習慣病
になるのだLというのが、栄養療法の考え方です。


安藤先生の「糖鎖のチカラ」より抜粋

2006-03-30 20:30:19 | 爆発だ団塊の世代



食生活の見直し

 今、アメリカ小麦戦略の成功で、日本で消費される小麦、大豆、トウモロコシの九
割以上がアメリカをはじめとする外国からの輸入となり、食糧自給率は四割以下で先
進国中最低となり、食糧安保の点からも危惧されている。問題は、欧米型食生活にと
もなって病気もまた欧米型となり、日本人の健康状態が非常に懸念される状況になっ
てきたことである。

 日本が手本にした欧米型の栄養学、食生活はあくまでも欧米人のためのものであっ
て、風土も産物も体質も違う日本では決して真似すべきものではなかったのだ。今こ
そ伝統的な日本食の良さを再認識すべき時ではないだろうか。食物が急激に変わって
も日本人の胃袋が急に変わるわけではなく、欧米型の病気やアレルギー疾患が増加す
るのは当然であろう。「明治の長命、昭和の短命」は正に現実のものとなりつつある


 戦後、栄養関係者が熱心に良かれと思って導入した欧米型の食生活だが、その路線
を見直すべき時にきていると思う。


(すずき・たけお/食生活史研究家)




安藤先生の著書「糖鎖のチカラ」より抜粋

2006-03-27 23:25:11 | 爆発だ団塊の世代
余剰農作物のはけ口

 戦後日本人の食生活が急速に欧米化した裏にはアメリカの存在があった。農業大国
でもあるアメリカは昭和二十年代、小麦、トウモロコシ、大豆等の農産物の過剰生産
、在庫が深刻化し国家財政を圧迫していた。政府が借りる倉庫代だけでも一日二億円
。一部は路上に野積みしてシートをかけて保管という状況で一刻も早く農産物の滞貨
をさばく必要に迫られていた。

その膨大な余剰農産物のはけ口として標的にされたのが日本であった。戦前までのご
飯に味噌汁、漬物という伝統的な食生活に代わって、パンに牛乳、肉類、油料理とい
う欧米型食生活を日本で普及させる活動を密かに行なった。それが成功すればアメリ
カ産農産物はすんなりと日本で消費されると見込んだのである。

 食糧難時代を過ぎコメ増産が軌道に乗り始めた昭和三十年代、アメリカは余剰農産
物輸出促進法案(PL480)を成立させ、本格的に日本に対する農産物輸出作戦に乗り出
し、パン食普及作戦等々を広範囲に展開した。主食がパンになれば、おかずは味噌汁
、漬物というわけにはいかず、おのずと牛乳、畜産物、油料理という欧米型になる。
その食材の供給元はアメリカであり、それを念頭においた作戦だった。

パンの原料である強力小麦は日本ではほとんど産出できず、日本人がパン食を始めれ
ば永久的に日本はアメリカのよきお得意になる。パン職人養成講座やパン食普及活動
のための膨大な資金がアメリカから提供され、パン食は急速に広まった。

 牛、豚、ニワトリのエサであるトウモロコシ、大豆カスを日本に購入してもらうに
は、肉や卵、牛乳、乳製品等は栄養食品であるという教育を徹底させる必要があり、
保健所などに対して啓蒙活動の資金が提供され、栄養学校では欧米流栄養学が教育さ
れた。さらに戦前まで少なかった油料理を普及させるためにフライパン運動(油いた
め運動)を展開し、油の必要性を強調する栄養指導が熱心に行なわれた。トウモロコ
シ、大豆は家畜のエサであると同時に油の原料でもある。

 学校給食ではパンとミルクを無償援助し、子供のうちから洋食嗜好の下地を作るこ
とにも成功した。子供の時に食べた物が一生の食生活を決めるとも言われている。ア
メリカはそのことをよく理解していればこそ、学校給食への介入に非常に熱心だった
のである。

 欧米型食生活普及のために、アメリカは官民挙げて日本に対し膨大な資金を提供し
、下工作を展開し、予期以上の大成功を収めた。これを一般に、「アメリカ小麦戦略
」というが、日本側栄養関係者も、欧米型食生活普及日本人の健康向上に寄与すると
して全面的に協力した。しかし栄養改善運動のための活動資金の多くがアメリカから
出ていたことは、今も昔もタブーになっていてこの話は伏せられている。そのため食
生活欧米化の真の原因が分からず、したがって的確な食生活改善策を今も見出せない
ままでいる

安藤先生の「糖鎖のチカラ」より抜粋

2006-03-27 23:21:36 | 爆発だ団塊の世代
**********日本に余剰農産物を輸出した参考文献***********


【 はじめに、ご存知ですか? 】

 科学技術がこんなに進歩し、人間が【月】にまで行ける時代にもなり、どんなに病
院:医師:薬剤が増加しても、【病気】は減ってません。医療費がかさみ社会保険が充
実しても【病気】は増加の一途を示しています。

【何故だろう?】・・・・と言う疑問から26年前にフォード大統領時のアメリカ政府が
2年問、3000人の医者、科学者、栄養学者が徹底的に調査し、実に5,OOOぺ一ジにまと
めた報告書があります。

これは、「アメリカ上院栄養問題特別委員会レポート」通称【マクガバン・レポート
」言われているものです。

【何故病気は減らないのか?】の結論は、第一の原因は【食事】にあるでした

      特に重要な2点は次のようになっています。

  ① 6大死因に含まれるガン:心臓病:脳卒中などの生活習慣病は 
    現在の間違った食生活が原因となって起こる【食源病】である。
    「先進国の食事は、自然とバランスの双方を失っている。
    また、精製加工され、動物性脂肪に偏った食事を過剰摂取している。
  ② 現代の医学は、薬や手術といった事だけに偏りすぎ、栄養に関して
    あまりにも盲目的であった。 栄養のバランスと予防にももっと
    積極的に取り組まなければならない。 (予防医学の発想です。)

 マクガバン・レポートは、確かに26年前の調査ですが、現在の日本にも未だ共通す
る課題を含んでいます。  また、こんな調査報告もあります。

戦後,同じアメリ力では戦時中の日本人捕虜が何時間も炎天下で直立不動で整列出き
ているのだろうか? その精神力は何処からくるのか?  こんな事まで調査研究して
いたのです。

この結論は、日本人の食生活にあり、野菜:魚中心の食べ物を庭先から賄い、肉類は
食べていない。
いわゆる【路地物栽培】【有機農法】であり、化学肥料は使われていない。

日本の主な肥料は、人糞:残飯であり、1908年に開発された人類史上初の合成肥料(窒
素:リン:カリウム)は、使われていない。それが、あの強靱な精神力を生んだ元だ。

  この日本の食生活が、あんなに我慢強い人間精神を培っている。・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・との結論でした。

余談ですが、この話には次の様な《おまけ》も付いています。
敗戦国の日本が再び軍隊を持ち、同じ様な《大和魂》を持たれては大変なので、米国
式食生活を普及させなければならない。そのためには、終戦後の食料難を克服させる
ためにも、化学肥料による大量生産:肉食文化:パン食:フラィドチキン:ドーナッツ
:等々を、進駐軍GHQとして普及促進させよう。

その結果が、今日の日本の若者食生活に浸透し、いろいろな弊害を生んできてます。



安藤先生の「糖鎖のチカラ」より抜粋

2006-03-27 23:18:07 | 爆発だ団塊の世代
P-46
「急速に衰えた日本人の免疫と自然治癒力」

 1977年に発表された「アメリカ合衆国上院栄養問題特別委員会報告書」です。その
レポートは約5000ぺ-ジにも及ぶ膨大なもので、このレポートをまとめた委員長・上院
議員ジョージ・マクガバン氏の名にちなんで、「マクガバンレポート」と呼ばれるよ
うになりました。

この報告書が明らかにしたことは、

   ①  食べ物が非常に偏っていて栄養素が不足している
   ②  とくにビタミン、ミネラルの不足が目立つ
   ③  このような食事の不備に医師が気づいていないし、知識もない
   ④  西洋医学白体が食事と病気の発生という関係にまったく無関心であった

これらのことが結果としてガン、心臓病、糖尿病が多発する要因になっているという
ことでした。
さらにこの報告書は、日本の伝統的な食事(食生活)が健康によいことを指摘してい
ます。

           人の体には〃恒常性"が備わっている

いまからほんの数十年前まで、病気は病原体(細菌やウイルスなど)によってもたらさ
れるという考え方しかなく、栄養素の不足が病気を引き起こすとは誰も考えていませ
んでした。レポートは、次のように述べています。

病気を治すのは我々人間の体そのものであり、本来生まれながらに我々がもっている
修復機能が病気を治す基本的な力である。この力を高めるために必要なものはすべて
食材のなかに含まれている。栄養素こそもっとも大切なものであり、医学も栄養の知
識が十分に含まれたものに変えてゆく必要がある。人体を構成するすべての細胞が正
常に機能すれば病気にはならない。そのためには細胞の一つひとつに必要な栄養素が
十分に投与されるべきである一私たちはいま、改めてこの言葉をかみしめる必要があ
るのではないでしょうか。
これは、私たち日本人にもそのままあてはまる内容です。当時の厚生省の担当官も当
然マクガバンレポートを読んでいたと思われますが、他人事と思ったのか、何の対策
もとられずに今日に至っています。

もっとも当時の日本にそれは必要なかったのかもしれません。マクガバンレポー
トには、「世界に一つだけ理想的な食生活を送っている国がある。事実、その国の人
々は長寿である。我々はかれらの食生活を見習うべきだ」と指摘している部分があり
ます。

これは日本のことです。そして、この"理想的な食生活"が、伝統的な日本食を指して
いるのは明らかです。沖縄の例にあるようにそれは正しい指摘でしょう。現代の日本
人の食生活でもそれが行われていれば、今日のような病気は防げたかもしれません。

しかし、残念ながらそのようにはなりませんでした。"体格向上"を目指して逆にアメ
リカの食生活を取り入れてしまったのです。アメリカも自国の小麦や食料品の輸出先
として日本をターゲットと考え、積極的に売り込みを図りました。その結果、たしか
に若者の体格は立派になりましたが、同時に重大な副作用を引き起こしてしまったの
です。

安藤先生の「糖鎖のチカラ」から抜粋

2006-03-27 23:15:15 | 爆発だ団塊の世代
P-34 『水の汚染が人の健康をむしばんでいる。』

 人の体はおよそ6割が水です。炭水化物、たんぱく質、脂肪より、水のほうが量は多
いのです。そう考えると、体を作る三大栄養素も大切ですが、人にとってもっとも重
要な"栄養素"は水だといえるかもしれません。

人が一日に必要とする水は2・5リットル程度です。そのうちの半分を飲み物から、ま
た35%を食べ物から、そして残りの15%は体内で行う代謝によって作り出しています。

なぜ、私たちの体に毎日水が必要なのでしょうか。それは、私たちの体の細胞の一つ
ひとつを水で洗っているからです。つまり、体内に吸収された水は血管からしみ出て
各細胞に栄養素を運び、老廃物を受け取って血管に戻り、腎臓を通してそれらを尿と
して排泄しているのです。

掃除、洗濯、お風呂で使われる水がきれいでなければ用が足せないように、体に人刺
る水もき刺いでなけねば使いものになりません。まさに「命の水」です。日本ではほ
とんどの家庭に上水道が完備し、私たちは毎日、水道水にその命の水をゆだねていま
す。水道水の水質については、戦後、旧厚生省がWHO(世界保健機関)などの基準をもと
に基準値を定め、「1日2リットルの水道水を生涯にわたって飲み続けても健康に害を
及ぼさない」ものとしています。

この基準のたてまえはたいへんすばらしいものですが、本当にそうなのか、誰も検証
はしていません。というより、検証は不可能といってもいいでしょう。これを証明す
るには、生涯にわたって水道水を飲み続けた人と蒸留水を飲み続けた人との違いを比
較しなければならないからです。しかも水以外の条件は同じにしなければ一なりませ
んから、一卵性双生児をモデルにして遺伝子を一致させ、さらに食事はも.ちろん生活
環境すべてを同じにする必要があります。それをすることは不可能です。

ガンをはじめとする生活習慣病の原因は水であると証明できないかわりに、水ではな
いと断言することもできません。



糖鎖のチカラ

2006-03-27 23:12:37 | 爆発だ団塊の世代




P-25 「アレルギーをもつ子供が全体の40%も」


ではなにがアトピーを生んだのでしょう。その要因の一つとして妊娠中の母胎の羊水
の汚れが指摘されています。乳幼児は生後に受けた影響以上に、胎児のときに受けた
影響がその後の体質に強く表れると考えられます。

産婦人科医に聞くと、近年、妊婦に羊水の汚れが目立つそうです。なかには破水する
とシャンプーの匂いがするときもあるということですから、驚くばかりです。そのよ
うな羊水のなかで育っていたら、皮膚がアレルギーを起こすのは無理もないことです


羊水の汚れの原因はまだはっきりしていませんが、母親が食べる食べ物に含まれてい
る化学添加物や農薬などの成分が肝臓に蓄積され、それが知らず知らずのうちに羊水
にも紛れ込んでしまったのかもしれません。

また、最近の女性は毎朝洗髪をするそうですから、頭皮から少しずつ浸透しているこ
とも考えられます。



糖鎖のチカラ

2006-03-27 23:09:18 | 爆発だ団塊の世代

もちろん各細胞に必要なエネルギー、ビタミン、ミネラル、酵素類が十分に供給され
ていることも健康でいる条件の一つです。しかしこの糖鎖の材料である糖質栄養素を
十分に摂っていなければ、、いくら良質のビタミンやミネラルを摂ったところで健康
は保てませんし、酵素や遺伝子も十分に機能することができません。

人体をただの臓器や細胞の集まりと考えていては、いつまでたっても21世紀の難病は
解決しないでしょう。私は、それに〃心のはたらき"を加えたより大きな視点から、こ
れからの日本の医療を見直すべきだと考えています。



P-20     「体を”部分の集まり”とみる西洋医学」

 大きな病院にいって見てください。診療科目は臓器別になっています。脳神経科、
脳外科、循環器科(心臓外科)、胃腸・消化器科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科
、皮膚科、婦人科(子宮・卵巣など)など、大きな病院ほど細かく分けられ、そして患
者も細分化された科目の医師を専門医だと判断して安心するのです。昔は病院には内
科・小科、外科、眼科、歯科ぐらいしかありませんでした。

このうちガンはほとんどの診療科目に関係します。ガンはあらゆる部位にできるから
です。むしろガン科という一つの診療科目を作ったほうがいいかもしれません。しか
し実際は、それぞれの科目のドクターがそれぞれの立場で治療に当たります。
自分の担当する臓器の視点からガンについて考えるのでしょう。それでガンがわかる
でしょうか。せめて栄養士を含め、ガンに関係する各科の医師が集まってガンについ
て徹底的に議論するということが行われればガンの全体像が見えてくるかもしれませ
ん。けれども医者はきっとこう言うでしょう。「忙しくてとてもそんなひまはない」
と。

ガンは生活習慣病です。生活環境、食生活、仕事を含めた日常生活、これらのどこか
にガンの原因が潜んでいます。もしかしたら、いつも不機嫌だったり、怒っていたり
、悲観的なものの見方をしていることが原因かもしれません。病気には心や精神神経
系からの視点も忘れてはいけません。ガンのできた臓器だけを見ていても本当の原因
はわからないのです。