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糖尿病

2007-07-24 17:28:55 | 爆発だ団塊の世代
糖尿病の診断基準 

 1,空腹時血糖   126 mg/dl以上

 2,75gOGTT(糖負荷試験)  200 mg/dl以上

 3,随時血糖   200 mg/dl以上



細かい話ですけど、糖尿病の診断基準ってのがあって。

最低2回は採血をして、その値で診断する、って話でした。



そいで、今日は、糖尿病の種類についてです。



糖尿病というと、生活習慣病(昔の成人病)というくらいだから、

「食べ過ぎ」とか「運動不足」でなる、

と思っている方は多いんじゃないですか?

ある意味では正しいのですが、厳密には違うんですよー。



なぜかっていうと、糖尿病にはいくつかの種類があるからです。

1型糖尿病、2型糖尿病、他の病気や薬剤によるもの、

そして妊娠糖尿病です。

それぞれに対して説明していきますね!


1),1型糖尿病

「インスリン」っていうのは、血糖を下げるホルモンです。

インスリンは膵臓のβ細胞というところで造られます。

この細胞が破壊されて、からだの中のインスリンの量が

足りなくなる病気が「1型糖尿病」です。



これは食事とか、運動なんかとは全く関係がなく、

子供のうちに始まることが多いんです。

以前は「小児糖尿病」とか、

「インスリン依存型糖尿病」と呼ばれていました。

インスリンが自分で造れないので、

子供の時から一生インスリンの注射が必要なんですよー。



西武ライオンズのジョンソン選手が、

1型糖尿病ですね。

インスリンを持続注射しながら、野球をやっているんですよ。



2),2型糖尿病

皆さんがイメージする糖尿病というのが、このタイプです。

いわゆる生活習慣病ですね♪

たくさんおいしい物を食べて、運動をしないと、

摂る量が使う量よりも多くなります。

そうなると、血糖値が高くなるので、人間の体は頑張って

血糖を下げるインスリンをたくさん出します。



最初のうちはインスリンをたくさん出して血糖を下げる事が

できるのですが、そのうち無理がかかって、

働きが悪くなってしまいます。

それで、ずーっと血糖値が高くなります。

これが「2型糖尿病」です。



食事や運動などの「生活習慣」が関係している場合が多くって、

わが国の糖尿病の95%以上はこのタイプです。

だから生活習慣病って言うんですよ♪



「イメージ図」

たくさん食べる、運動しない

血糖値上がる

頑張ってインスリンを出す

一時的に血糖値下がる

でも、もっとたくさん食べる、運動しない

インスリンいくら出しても効かなくなる

ずっと血糖値高い

だんだん膵臓が疲れて、インスリンも出せなくなる

最終的にはインスリンを打たないといけなくなる



こんな感じでしょうか。



1型糖尿病の場合は、なってしまったら最初から

インスリンの注射が必要になります。

2型の場合は、最初は薬を使ってインスリンを膵臓から

出させればよいのですが、もっと悪くなると、

外からインスリンを注射で補わないとならなくなります。



3),他の病気や薬剤によるもの

遺伝子の異常や肝臓や膵臓の病気、感染症、

免疫の異常などのほかの病気が原因となって、

糖尿病が引き起こされるものです。

薬剤が原因となる場合もあります。



4),妊娠糖尿病

妊娠中に発見された糖尿病の事です。

名前の通りですね(笑)

新生児に合併症が出ることもあります。

妊娠中は糖尿病の薬は使えないので、一時的に

インスリンの注射を使う場合が多いですね。

奇形の子供が生まれてしまう可能性が高くなるので、

毎日何回も血糖値を測って、厳格な管理が必要です。



ホント、大変なんですよ~。

子供を産んだ後、正常に戻る人の方が多いのですが、

人によってはその後本当の糖尿病に

なってしまう人もいるんです。



生活習慣病シリーズって事なので、以後の話は、

糖尿病の中でも、「2型糖尿病」の事になりますよ!



そいじゃあ、今日はここまで。

いつものように、下にまとめを書いておきます。



今日の医療に関する無料レポートの紹介は、これ!



『あなたは間違っていない?
「血液検査表の正しい使い方」~基準値の落とし穴~』
  http://tinyurl.com/yxn4j5

健康診断や病院で、血液検査を受けたこと、ありますよね?

でも・・・・

血液検査の通知票の「LDL 」「HDL 」などの記号や、

並んだ数値に、 「よくわかんないけど、ま! いいや」とか、

「基準値(正常値)内だから大丈夫! 」と、

気にせず過ごしていませんか?

今回勉強した、糖尿病以外にも、

いろんな基準値、正常値っていうのがあるんですよ!

せっかくだから、これを読んで、

血液検査の結果を、しっかり自分で把握してね!

免疫力

2007-07-24 17:25:29 | 爆発だ団塊の世代
■■ 免疫機能がうまく働かない病気は治療が難しい  ■■

癌や、色々なアレルギー症状といった、免疫機能が上手く働かず、過剰反応を
してしまう病気は、とても治療が難しいといわれており、医学界でもいろいろな
方法が、模索されているのが現状です。

現在でも、「免疫機能調整」を有した物質を求めて、その調査が続けられていま
す。

■■ 免疫とは自然治癒力であり人間の生命力である ■■

人間にもし、自然治癒力が無ければ、いかに医学が発達した現代でも、医師は
病人やケガ人のうち誰一人として治す事はできないでしょう。

自然治癒力とは、ケガをしても出血を止めようとしたり、傷をふさごうとする力。

“傷から進入してきたウイルスや細菌に対して、自己防衛機能が働き、白血球等
が闘い、ウイルスやバイ菌の侵入を防ぐ”という能力の事をいいます

これは、擦り傷の様なけがに対してもそうですし、風邪や胃潰瘍のような病気に
対しても、同じ事がいえます。

癌や生活習慣病もまたしかりで、自然治癒力なくしては改善はありえません。

そして、免疫こそが自然治癒力の要なのです。

人間の体には、病気やケガに対して、治ろうとしたり防ごうとする力が、元来
備わっています。

逆な言い方をすれば、「免疫力こそが元気のしるし」でもあります。

病気やケガに対する回復力や、抵抗力がないと、普段の生活も元気でいることは
できないからです。

また、免疫力は、年齢とともに変化していきます。

若い時は、強かった免疫力も年を重ねると衰えてきてしまい、40歳を超えると、
がくっと働きが落ちます。

熟年者の死亡原因に、癌や感染症が多いのも免疫機能の低下にあるのではないか
と言われています。



白血球

2007-07-24 17:23:49 | 爆発だ団塊の世代
骨の中に”骨髄”という呼ばれるものがあります。
血液は骨髄で作られます。

血液の中には、白血球があり、これが体内に入ってきた異物を退治してくれるの
ですが、白血球にはいくつかのタイプがありますので、少し説明しましょう。

好中球:60パーセントを好中球がしめています。好中球は細菌を食べてしまう
力があり、体内に入ってきた細菌を食べ、身体を防衛してくれる兵隊のような役
目をしてくれています。

マクロファージ:好中球が兵隊ならば、将校がマクロファージと呼ばれるもので
す。進入してきた抗原(細菌やウイルス)を認識し、ヘルパーT細胞に伝える役
目をしています。
    
また、マクロファージは好中球と同じく抗原もどんどん食べます。別名を
「大食い細胞」というほどです。

血球には他に、リンパ球T細胞というのがあり、これは3種類に分けられます。

ヘルパーT細胞:マクロファージから受け取った情報を判断し、リンパ球B細胞
へ抗体の作成と攻撃を命じる役目があります。

キラーT細胞:細菌やウイルスのやられてしまった細胞を、破壊してしまう役目
です。キラーの名にふさわしい殺し屋細胞です。

サプレッサーT細胞:侵入してきた抗原をやっつけたと確認したら、他の血球に
引き上げを命じます。

リンパ球B細胞:ヘルパーT細胞からの命令で、抗体を作り、外敵に対抗します。

                  
                  **

これらの白血球が、異物である細菌やウイルスといった抗原が進入してきたとき
に、闘ってくれるのです。

さらに、過去に体内に入ったことがある細菌やウイルスをヘルパーT細胞は、リ
ンパ球B細胞から情報が伝わり、以前に作った抗体を作ります。

以前に一度作ったことがあるので、抗原が悪さをする前に、すばやく抗体を作り
退治する事が出来るので、大きな病気になることはありません。

麻疹やおたふく風邪等が、一度かかると二度かからなくなるのは、こういうわけ
なのです。

これを”免疫が出来ている”といいます。

しかし、インフルエンザのように、数年に一度、もしくは毎年モデルチェンジを
してくると、そのたびごとに抗体をイチからつくらなければなりません。

そのために日数がかかり、その間に、体は侵されてしまい病気になるのです。

エイズウイルスは、インフルエンザの100倍のスピードで、モデルチェンジす
るため、抗体を作る事もできず、ワクチンを作る事も中々できないのです。

糖鎖

2007-07-14 12:34:44 | 爆発だ団塊の世代
糖鎖は細胞の表面にヒゲ状に伸びた文字通り"糖の鎖"です。
60兆個の細胞の1個ずつが糖鎖で隣の細胞とつながっています。
糖鎖の役割は自己と他とを見分けること、です。

そのために糖鎖は8種類の糖質の複雑な組み合わせで、
DNAよりもはるかに膨大な情報量を持ちます。
その情報のやりとりで、異物を体外へ除去して壊れた細胞を修復するよう
幹細胞(ES細胞)にその状況を伝えるのです。
これが機能しなければ、がんや感染性のウィルスの侵入を許してしまいます。

今週は糖鎖を構成する単糖8種類のお話です。


●8種類の単糖
糖鎖を構成する8種類の単糖です。
1 グルコース(ブドウ糖)
2 ガラクトース(乳糖)
3 マンノース
4 キシロース
5 フコース
6 N-アセチルグルコサミン
7 N-アセチルガラクトサミン
8 N-アセチルノイラミン酸


これらの糖類は食事で摂取することができます。
グルコース(ブドウ糖)はよくご存知でしょう。
これが不足している方は、今の日本にはいらっしゃらないでしょう。
ガラクトース(乳糖)も普通に食事をすれば摂れます。

でも、それ以外の6種類は聞いたこともない糖類ですね。
かなりバランスの取れた食事をしていないと不足してしまいます。
外食が多かったり、お肉が好きだったり、
揚げ物・フライの類が副食に占める割合が高かったりすると、
そのほかの単糖を不足なく摂取することはかなり困難です。
そして、多くの現代人が6種類の単糖不足の状況に陥っています。


不足した単糖は体内で合成されるんだけど...
えっ、そんなに大切な糖鎖の材料が不足してるの?
そうです。ほとんどの方が6種類の単糖については不足しています。
糖鎖の材料は野菜や果物を中心にした植物性食品からしか摂れません。
だから、玄米・菜食・魚の食事が一番なのです。
さまざまな植物性食品を、おひたしなどの調理法で大量に食べられた日本の
伝統的な食事が最も進んだ免疫食だったのです。

そんな食事を捨て去り、ハンバーグやフライドチキンなどにうつつを抜かし、
レタスのような白色野菜を生でしかも脂肪酸のバランスの悪いドレッシングを
かけて野菜を摂っている気になっているから、
日本人は心身ともに不健康になったのです。米国の本当の占領は、
終戦からかなり遅れて、ジワジワと日本の食文化を破壊し、
こどもをファーストフード店らが人質にとり、
気がつくと、私たちは真に占領されていたのです。

ただ、糖鎖に関しては、ありがたいことに私たちのカラダは、
豊富なグルコースを原料に必要な単糖を合成してくれるのです。
な~んだ、合成されるのか、と安心されたあなた、ちょっと早とちり! 

なぜなら、これら6種類の単糖を合成するためには、
肝臓は多くの酵素を合成し、ビタミンやミネラルを浪費し、
多くのエネルギー(ATP)を使わなければならないからです。

肉や油脂の過食が、バランスとして炭水化物の不足を招き、
タンパク質や脂肪を熱源として代謝するときにも、酵素やビタミン、
ミネラルを浪費しますから、実にこれらの食材はダブルでカラダ、
特に肝臓にダメージを与えているのです。

健康の基本はやはり食事から、です。
できるだけ多くの種類の野菜、海藻、果実を生もしくは
ビタミンやミネラルを壊さない方法で調理して食べましょう。
生野菜は案外、量が摂れないものです。
熱湯にさっとくぐらせておひたしにするなど工夫をしてください。

近年、野菜の栄養価は全く落ちている事を思えば
加えて、サプリメントで補うことは必須でもありますね。

糖尿病

2007-07-14 12:32:45 | 爆発だ団塊の世代
糖尿病の診断基準(日本糖尿病学会より)

1,空腹時血糖   126 mg/dl以上

2,75gOGTT(糖負荷試験)  200 mg/dl以上

3,随時血糖   200 mg/dl以上

別の日に行った検査で糖尿病型が2回以上認められれば、

糖尿病と診断できます。



ちょっと難しいので解説します。

1,空腹時血糖  

空腹時血糖というのは、前の日の夜から何も食べていない

状態での、朝の血糖の値です。

健康診断なんかだと、ほとんどこれです。

健診で、夜ご飯食べて、朝も抜いてくるんだよ、

と言われるのは、空腹時での採血をするためです。

この空腹時での血糖値が126以上だと糖尿病になります。

ちなみに正常値は110未満です。



2,75gOGTT(糖負荷試験)

75g OGTT(糖負荷試験)というのは、簡単に言うと、

75gの砂糖が含まれた砂糖水を飲んで、30分おきとか、

1時間おきに採血をする検査です。

2時間後の血糖値が200以上であれば、糖尿病と診断します。



血糖値というのは、朝何も食べていない状態が一番低くて、

ご飯を食べると急激に上がります。

そして、数時間かけてだんだん下がっていって、

またご飯を食べると、血糖値は上がります。

一日3食を食べている人であれば、これを3回繰り返します。



正常な人だと、ご飯を食べた後に血糖値は急速に上がって、

2時間もすれば、ほとんど下がりきります。

しかし、糖尿病の人は、血糖値が急には下がらず、

ゆっくりと下がります。



血糖値の上がり方は食べたものによっても違うので、

同じ量のブドウ糖を使用する。

という意味で75gのブドウ糖を飲む試験をします。

これが75g OGTTです。

ちなみに正常値は140未満です。



3,随時血糖

本当は空腹時に採血をしたいんだけど、今日は朝ご飯食べて来ちゃった。

なんて事ありますよね。

そういう時にじゃあ、別の日に採血します。

という手もあるのですが、一応その日に採血をして、

血糖値が200以上あれば糖尿病と診断できます。



ただし、食後なので血糖値は上がっていて当然です。

例えば、空腹時血糖が130なのに、食後血糖が180

とかいう人がいたら見逃す可能性があります。

ですから、明らかな糖尿病は診断できるけど、見逃す可能性も

あるので、空腹時に採血をするのが望ましいです。



ここまで読んで、こう思った方いませんか。

空腹時血糖110未満が正常で、126以上が糖尿病なら、

110~126の人は何なんだ。

と思った方。



あなたはするどい。

正常でも糖尿病でもない人達のことを、「境界型糖尿病」と呼びます。

いわゆる「糖尿病予備軍」ですね。

こういう人も糖尿病の人と同じ位の、食事や運動療法を

する必要がある、と言われています。



もう一つ、気づいた方いるかもしれません。

空腹時血糖が126未満でも、食後血糖が

200以上の人もいるんじゃないか、と。

おっしゃる通りです、あなたもかなりするどい。



普通健康診断では空腹時血糖しか、測りません。

だから、空腹時血糖しか測っていなくて、糖尿病ではない

と言われても、「絶対に糖尿病ではない」、とは言えないんですよ。



厳密に言えば、空腹時血糖も測って、

75g OGTTもしないと「糖尿病ではない。」

とは言い切れません。

でも、75g OGTTは2時間かけて3~5回採血をするので、

大変ですよね。

なので、空腹時血糖がある程度高い110~126の

いわゆる境界型糖尿病の人は、

再検査をして75g OGTTを受けた方が良いです。



糖尿病の診断基準で2回以上測れ、

と言っているのは、例えば風邪をひいたり、ストレスが

かかったりすると、血糖値というのは高くなるんですよ。

そういう意味で、2回以上測れ、と言っているんですね。

健診で引っかかったら、同じ検査なのに必ず

もう一回血糖値を測るのは、このためです。



糖尿病の診断基準には、血糖値しか書いていませんよね。

でも、最初に尿検査の事も書きましたよね。

糖尿病の診断基準には尿検査は入っていないので、

尿検査では糖尿病の診断はできません。



ただし、普通の人は尿から糖は出ないんですよ。

糖尿病や、さっきも言ったストレスや感染があると、

尿から糖が出るんです。

ですから、尿から糖が出ていれば、「糖尿病の疑い」。

という事は言えると思います。


糖鎖とは

2007-07-14 12:29:37 | 爆発だ団塊の世代
ヒトの体は約60兆個もの細胞でできています。
そのすべての細胞の表面にヒゲ状に伸びるもの、それが糖鎖です。
糖鎖はグルコースなど8種類の糖質の複雑な組み合わせでできています。
糖鎖は糖タンパク質によって細胞内とつながっています。

糖鎖はDNAの解読が進む中、21世紀の最も重要な研究テーマのひとつと言われています。
すでに生化学関連の研究は、DNAから糖鎖へとシフトしています。
「ポストゲノム」としての糖鎖の解析が急務となっているのです。

●「ポストゲノム」? 
ええ、実はヒトのDNA解読が進めば、さまざまな病気の原因が明らかとなり、
治療は飛躍的に前進するはずと大きな期待が持たれていたのですが、
実はそうならなかったのです。
DNA以上に巨大な情報量を持つ糖鎖の解読が重要であるということが、
ようやく分かってきました。
DNAはたかだか4種類の塩基(アデニン、チミン、グアニン、シトシン)の
配列がある特定の可能な組み合わせの中で遺伝情報を伝えますが、
それでも理論上120億通りの組み合わせが可能だそうです。

一方、糖鎖は8種類の単糖(グルコース(ブドウ糖)、ガラクトース(乳糖)など)の
組み合わせとなり、これが自由に組み合わさるので、
可能な組み合わせは実に天文学的な数字となり、糖鎖が伝える情報量の多さは
DNAの比ではありません。

糖鎖はDNA以上に多くの情報を伝えることができる細胞間のアンテナ、
コミュニケーション・ツールだといえます。
その解明が進むことで、がんやさまざまな現代病から私たちははじめて
解放されることになるのです。

糖鎖は細胞間のコミュニケーション・ツール糖鎖はアンテナのような
働きをしていてその先端が触れることで様々な情報を細胞内に取り入れます。
そして細胞間で交信をしてネットワークを構築します。

細胞では糖鎖によって隣の細胞が正常な細胞かどうかを判断します。
もし細菌やウイルス、がん細胞などの異物を検出すれば、
これらをたたくためにさまざまな免疫活動が開始されます。

この情報収集の異常ががんや細菌・ウイルスに起因する
さまざまな病気の発症を招くそうです。
糖鎖はホルモンの受容にも関与しており、まさに現在の病気のほとんどが
糖鎖の異常に原因があるようです。
不妊もその原因の大元は精子と卵子の糖鎖の交信にあるのだそうです。
なお、がん細胞はみずからの周りに大量のヒアルロン酸を分泌し、
がん細胞の増殖を図るそうです。恐ろしいですねえ。

●細胞の修復機能
では、糖鎖がきちんと情報伝達をすれば、なぜ細胞が修復されるのでしょうか?

そのメカニズムは、糖質栄養素(8種類の単糖)を摂取して
糖鎖が正常に働き始めると、ダメージを受けた細胞の情報が
正確に幹細胞(ES細胞)に伝えられて、
幹細胞がダメージを受けた部位に行って、
ダメージを受けた細胞に置き換わって修復されるのです。

幹細胞(ES細胞)は、このようにある細胞に変化するようにという指示を
受けると特定の細胞に変身する能力を持っています。
また、変化をする前の未分化の状態で長期間にわたって自らを複製、
再生する能力も備えています。


糖鎖についての新聞記事より

2007-07-07 12:20:36 | 爆発だ団塊の世代
2006年1月14日  四国新聞社
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 KAGAWA機能糖鎖フォーラム(会長・竹川薫香川大農学部教授)の
第二回シンポジウムが十三日、香川県高松市林町のサンメッセ香川であった。
細胞同士の情報伝達に重要な役割を果たす「糖鎖」の機能解明に必要な
バイオ計測技術の現状に理解を深めたり、将来展望について意見を交わした。

 糖鎖は、ブドウ糖などが鎖状につらなった物質。
DNA、タンパク質に次ぐ「第三の生命鎖」と呼ばれ、
生命維持や疾病のメカニズムに深くかかわっているという。

 同フォーラムは昨年四月、香川県内の糖鎖研究の発展を目指し、
香川大の研究者や企業関係者、香川県などが設立。
今回のシンポジウムは、精密工学会知能メカトロニクス専門委員会や
かがわ産業支援財団との共催で、企業関係者や香川大の学生ら約百二十人が参加した。

 シンポジウムでは、精密機器メーカーなど三社の研究者が、
糖鎖を解析するための先端技術をそれぞれ説明。
タンパク質との結合力の大きさで糖鎖の構造をプロファイリングする装置や、
光と電波の境界領域にある「テラヘルツ波」を利用した分光技術などを紹介した。

 このほか、香川大総合生命科学実験センターの中北慎一客員助教授が、
生物が持つ微量糖鎖を高感度で分析する方法について講演するなどした。


●2002年12月23日  日刊スポーツ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
科学振興に140億円 予算復活折衝

03年度予算の復活折衝が22日行なわれ、調整財源500億円のうち
140億円が医療やコンピューター網整備を中心とした科学技術振興に充てられるなど、
科学技術予算の優遇ぶりが目立った。

復活折衝は同日で終了。

政府は24日午前の閣議で、実質的に2年連続の緊縮型となる
一般会計81兆7891億円の政府案を決定する。

田中さん効果18億 糖鎖プロジェクト

  22日の平沼赳夫経済産業相(63)と塩川正十郎財務相(81)の予算復活折衝で、
経済省が要求していた「糖鎖エンジニアリングプロジェクト」の予算18億円が認められた。

同プロジェクトにはノーベル化学賞受賞の田中耕一さんらが開発した
分析法を使うことになっている。

折衝で平沼氏が「この技術が根っこにある」と強調すると、
塩川氏が「ああそうかいな」と応じ“田中さん効果”で復活した形。

糖鎖は、複雑な生体の動きを制御する物質。
産業省は、短時間で構造解析できる装置の実用化を目指す。

同省は「田中さんにはできるだけ研究に参加してほしい」と期待をした。
同プロジェクトの総額は補正予算の11億円を含めると29億円。


●読売新聞 2001年1月31日 がん・アトピー・じん不全・・・発病に関与
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「糖鎖」研究 官民が一丸

経済産業省は30日、ヒトの細胞の「身分証明書」と言われ、
「ポストゲノム」研究の柱の一つとなっている「糖鎖」の機能を解明るため、
2001年度からの3年間に国の予算27億円を集中的に投入することを明らかにした。

2月中に国の関係機関と民間企業による共同チームを作って研究を開始し、
特許権の取得を目指す。

この分野の研究は日本が欧米をリードしているため、
特許取得に向けて研究を一気に加速させることにした。

糖鎖は、ブドウ糖など、さまざまな糖が鎖のようにつながった物質で、
細胞内のほぼすべてのたんぱく質や脂質に産毛のようについている。

どのような糖鎖がついているかでたんぱく質などの体内での動きが決まり、
がんやアトピー性皮膚炎、じん不全、リウマチなどは幹部のたんぱく質に
普通とは違う糖鎖がついていることが発病につながっているとみられている。

このため、糖鎖の機能を解明し、構成する糖の組み合わせを変える薬品を開発できれば、
難病の早期発見や治療が飛躍的に進むことが期待できることから、
世界各国の製薬会社などの間で注目が集まっている。

共同チームはまず、糖鎖を作るもととなる酵素を分析し、
どのようなタイプの酵素がどんな糖鎖を作るかを調べる。

その上で糖鎖の機能を解明し、一定の解析が終わり次第、順次特許を出願する。


生活習慣病

2007-07-07 12:18:38 | 爆発だ団塊の世代
生活習慣病は、ある日突然なるものではありません。

数年、数十年という長い年月の中で、少しずつ原因が作られていきます。

生活習慣病は、若者にも増えてきています。

例え若年であろうとも注意が必要です。

胃腸年齢と生活習慣病は相関関係があり、生活習慣病が加齢と共に発症する率が
高くなっていきます。

又、腸内の善玉菌も、年齢を重ねるごとに少なくなり、悪玉菌が増えてきます。

20代は、肉体的に、こっとも頑強な世代ですが、そのためにもっとも不摂生な
生活をしがちなのもこの年代です。

若い頃の不摂生な生活が原因で、中高年になってから病気になる事もありますの
で、注意が必要です。

もし20代に特に肥満と言う事がなければ、25歳前後の体重を維持していきた
いものです。

30代になると、生活習慣病を患う人が増えてきます。

定期的に健康診断を受けて、生活習慣病を予防をしておきましょう。

40代は、生活習慣病が発覚するするのが一番多い年代となっています。

50代になると、女性は更年期障害があり、肉体的、精神的に辛い事も多くなり
ます。

癌で死亡する人が多いのもこの年代です。

60代になると、動脈硬化が進行し、心臓病や脳卒中で倒れる人が増えてきます。

70代で怖いのは、脳関係の疾患が増えてきます。

老人性痴呆などもあらわれるようになります。

日本人は世界でもトップの長寿国ですが、できれば晩年を闘病や痴呆で過ごす事
のないように、普段から生活習慣病のチェックをし、健康に気をつけて、堂々と
した元気いっぱいの老後を楽しみ、満足できる一生を過ごしたいものです。



肥満

2007-07-07 12:17:12 | 爆発だ団塊の世代
肥満とは、体内に中性脂肪をたくさん抱え込んでいる状態の事を指します。

肥満は病気の元を体内にしまいこんでいるのと同じと言えるでしょう。

肥満の判定で良く使われるのが市販の体脂肪計を使った体脂肪率です。

一件痩せているように見えても、体脂肪率が高ければ肥満という事になります。

目安としては、30歳以上の男性は、17~23パーセントなら標準。

24~29パーセントは肥満傾向、30パーセント以上が肥満と言われています

30歳以上の女性の場合なら、20~27パーセントなら標準、27~34パー
セントなら肥満傾向で35パーセントなら肥満となります。

他に良く使われる判定方法としてはBMI呼ばれる方法があります。

BMI(Body Mass Index)とは、体格指数のことで、BMI
指数が25を超えると肥満と判定されます。

BMIの計算方法は・・・ BMI=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)で、
標準は22として、20未満を痩せ、26,4以上を肥満としています。

肥満には生活習慣病の様々な危険因子が隠されており、動脈硬化、糖尿病、高血
圧症、高脂血症の危険因子となっています。

医者によっては、肥満を“肥満症”といって病気の一種と考えている人もいるく
らいです。

肥満の原因は、エネルギーを消費する以上に、食べてしまう事なのです。

食べ過ぎたエネルギーは、中性脂肪となり体内に蓄えられていきます。

男性には、上半身に脂肪がつきやすく、女性は下半身に脂肪がつきやすくなるた
め、上半身に脂肪が多いタイプを「男性型肥満」、下半身に脂肪が多いのを
「女性型肥満」といいます。

人によっては、一見すると痩せているように見えるのに、実は体内に脂肪を多く
蓄えている人もいます。

これは「内臓脂肪型肥満」といい、皮下に多く脂肪を蓄えている場合を「皮下脂
肪型肥満」といいます。

脂肪は下半身より上半身、皮下脂肪より内臓脂肪の方が問題です。

肥満は便秘にその原因があることもあります。

健康の為肝心なのは、腸内に善玉菌を増やす事です。

善玉菌が優勢なら腸の働きは活発になって、便の排泄がスムーズになるのです。

健康人に比べ、便秘の人は、ビフィズ菌を始めとする善玉菌が減少している事が
解っています。

肥満を改善する為には、摂ったエネルギーよりも消費するエネルギーが上回れば
いいのですが、運動だけで肥満を解消する事はほとんど不可能に近いと言っても
いいでしょう。

1キロの脂肪を消費する為には、フルマラソンを4回やらなければならないので
す。

かといって運動が無駄ぜあるということではありません。

運動は精神的活動に大きな効果があるのです。

運動の後は、不安や抑圧が減る事が知られています。

つまりストレス解消に、非常に良いのです。

ストレスも生活習慣病の原因の大きな一つになっていますので、お酒や大食でス
トレスを解消しようとせず、適度の運動を行えば、エネルギーを消費しながらス
トレスを解消できるわけですから、大きな効果があるといえるのです。

減量を考えるのであれば、食事のコントロールを徹底し、摂取エネルギーを少な
くすると共に、運動などをして消費エネルギーを増やしていく事が大切です。




生活習慣病

2007-07-07 12:14:26 | 爆発だ団塊の世代
■ 食事は良く噛んでゆっくりと・・

食事の量を減らすと物足りないという人は、特に良く噛んでゆっくりと食事を
楽しむ事です。

あまり噛まずに早食いすると、満腹中枢が働く前に大量の食事を摂る事になり
ます。

いまからでも、良く噛んでゆっくりと食事をすることです。

■ 禁煙をする

いまや愛煙家にとって住みにくい時代といえます。

1日タバコを20本吸う人は、吸わない人よりも10倍も癌にかかりやすいとい
う説があるくらいです。

またタバコの消費量と肺癌死亡率は並行して増加しているという現実もあります。

タバコを吸うと、副腎皮質を刺戟してアドレナリンが分泌します。

アドレナリンが増えると血圧が上がるのです。

さらに血圧は上がり血管に負担をかける事になるので、動脈硬化の人は禁煙をす
る必要があるのです。

またタバコを吸うとビタミンCが破壊されたり、肌の調子が悪くなったりもしま
す。

妊娠中の女性がタバコを吸うと、胎児に悪影響がでますし、周りにタバコを吸う
人がいると、本人はタバコを吸っていないにも関わらず複流煙で被害を受けるこ
とになります。

タバコは肺癌と直結していますが、それだけでなく、胃癌などの原因となったり
もします。

健康に気をつけるなら禁煙をすることです。

他にも、食習慣に気をつける、摂取するエネルギーを減らして、消費するエネル
ギーを増やすなど、健康のために今すぐやれる事は大変多くあるのです。

こういったことに付け加えて、予防医学として、積極的に乳酸菌生産物質などを
摂取して健康で、元気な毎日を送っていただきたいと思います。