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健康ビジネス始めませんか

2006-04-30 20:24:36 | 爆発だ団塊の世代
斎藤一人さんが、幸せの3つの条件として、「心の健康」、「体の健康」、「お金」というのをあげています。健康ビジネスをするとその全てが得られるので、バランスがとてもいいと、私は思っています。

「ふーん、なるほどな」とは思ってもピンと来ないところがあると思います。体の健康以外は、学校ではあまり教えてもらえませんし、大人になって自立すると自分で勉強でもしないとなかなか学べないものです。

これらの知識やスキルがあまりなくても、そのことに気がつきにくいし、あまり普段の生活では問題になることはないです。

それがビジネスを始めると、自分のスキルの限界にすぐに気がついてしまいます。もう、まるでいままで下道を1速か2速で走っていて、いきなりフリーウェイに乗ったほうな感じです。アクセルの踏み方(モチベーションなど)は分かっていても、踏み込み(思い切り)の良さなど全く違うと、私は感じました。

それでまた、十分に加速すること(できると思っていたこと)が出来なかったときに、しっかりギアチェンジ(新しいスキルの獲得)が必要だと思い知らされました。

斎藤一人さんは、「商いは飽きない」とも言っています。それはビジネスが、この世でいちばん面白いゲームだからだと私は思っています。人生ゲームリアル版といってもいいですし、ロール・プレイング・ゲームとも言ってもいいと思います。

新しい魔法やスキルを覚えると、違ったことができたり、クラスチェンジできるようになります。

ですので、フリーウェイに乗るような気分で、ビジネスにもチャレンジしてみましょう。辞めないで、継続すれば、必ず上達します。


ネットワーク・マーケティングは、誰にでも出来るビジネスだといわれます。ビジネスをはじめるのに大きな資金も必要なく、リスクも小さいことがあげられます。でもそれ以上に重要なのが、ビジネス・スタイルが「真似をすること」というところにあります。

つまり、出来る人、成功している人の真似をすればいいのです。

なんて、簡単なんでしょう。

化粧品屋さんがラーメン屋さんの真似をするには、そのまま真似をすることは出来ませんので、試行錯誤が出てきますが、ネットワーク・マーケティングには見本となる人がたくさんいて、ほとんどそのまま同じ方法が使えます。

なんて、楽なんでしょう。

その「真似できること」がデュプリケーションです。その中でも、私がもっとも重要だと思っていることをここで紹介します。それは

学ぶ
教える
教えることを教える
です。簡単に見えるのですが、いろいろ落とし穴がありますので、それを避ける必要があります。

これが全て、上手に出来ると「自由(フリーダム)」が得られます。

1)学ぶ

教えてくれる人(アップライン)も学ぶ内容(デュプリケーション・システム)もあるので、その点は問題ないのですが、「学ぶ姿勢」がないと学べません。教えてもらうのではなくて、自分から学ぶという姿勢です。ちゃんと学ぶと「プロ」になれます。つまりお金を稼ぐことが出来るようになれます。

2)教える

足の速い人が、人に速く走るコツを教えられるかというと、出来る人もいるし、出来ない人もいます。ですので、別のスキルだと理解するのがいいです。また、先生は教えることがさすが上手ですので、ネットワーク・マーケティングで成功する人も多いです。また、教会の牧師さんもそうです。教えることができないと、いつまでも自分ひとりがビジネス活動をすることになってしまいます。教えることができると、チームが出来ますので、レベレッジ(てこの原理)が働きビジネスが加速的に成長するようになります。

3)教えることを教える

これが一番、難しいです。私の現在の課題でもあります。ですが、これが出来るようになると、自分がいなくてもチームが育っていきますので、自由が得られます。

ビジネスでの成功の上に、自分の自由を求めるのであれば、最初からそれを目指すようにするべきです。そうすれば、その覚悟が最初からできますので、1)や2)のところでつまったりすることはなくなります。

覚悟がないと、困難に思えるとすぐに「しないための理由」を作ってしまいますので、注意しましょう。楽観的に思いながらも、やることはしっかりやるという覚悟があれば、何をやっても大丈夫です。


旭山動物園のチンパンジー

2006-04-30 10:32:05 | 爆発だ団塊の世代
「田中効果」が病(シックジャパン)を癒す?!


ノーベル化学賞といえば、田中耕一さん。田中耕一さんといえば「癒し系」…。この場合の「癒し」には、人々の気持ちを和ませ、微笑みを与える人といったニュアンスがあるが、実は田中さんは、「病の癒し(治療)」に重大な意味を持つ「糖鎖工学」に新たな道を開いた人なのだ。で、糖鎖のその役割は細胞間コミュニケーションにあり、田中さんもまた、「あの田中さんステキね」から始まる楽しい会話を、多くの人と人との間に生み出している。以下は、「田中効果」が病める日本を癒す…というお話。


●田中フィーバー

 世の中、暗い話ばかりが目につくが、そんななか「田中耕一現象」が社会の不安や痛みを癒してくれているようだ。
 田中耕一さんとは、あえて言うまでもなく、今年のノーベル化学賞に輝いたあの人。本人ですらポカンと頭をかしげるほど突然の受賞劇だっただけに、このグッドニュースに世の中は沸きに沸いた。
 しかもその後の田中さんの言動が、とにかく楽しい。会社からの役員待遇を断ったり、「出世」よりも「楽しさ・面白さ」を選択するなど、そこに21世紀的な生き方がチラチラほの見えているからだろうか。
「田中現象」は、まず島津製作所の株価急騰という「田中効果」から始まり、また単なる会社の係長がノーベル賞を受賞したことから、「ひょっとしたらオレも…」といった「田中的希望」も生みだした。
 さらに若い女の子やおばさんたちの間に「コーチャ~ン、カワイ~イ!」といったアイドル的な空気を醸成するなど、「田中フィーバー」が日本のあちこちに広がっている。
 そのうちに「追っかけ」や「田中グッズ」などが続々と誕生していくことになるかもしれない。それくらい今回のノーベル賞受賞から始まった「田中現象」は、大きな旋風を日本列島に湧き起こした。

●なぜノーベル賞?

 ところで田中さんは、いったい何がすごくてノーベル化学賞を受賞したのだろうか。報道によれば、「たんぱく質の質量分析で画期的な功績を挙げた」とか。が、そんなふうに言われても、普通の市民にはまるでチンプンカンプン。ま、一般の印象としては、「良くは分からないけれど、とにかくすごいことをやった人」といったところなのかもしれない。
 そう、田中さんは実際「すごいこと」をやったのだ。
 田中さんは、たんぱく質を補助剤に混ぜ、レーザーを当てることで、たんぱく質を壊さずにまるごとイオン化して分子1個ずつの重さを量る方法を開発したのだが、実はそのことに大きな意味があった。
 というのも、いまやバイオテクノロジーの分野で革新的な研究が進んでおり、田中さんの開発した技術がそれに大きな貢献をすることになったからである。

●やっぱりすごい!

 こんなふうに言われても、やっぱりまだチンプンカンプンにちがいない。だが、ちょっと大げさに、「田中さんが、ガンや腎不全やアトピー、ボケ、痴呆等々の病気の悩みから人類を解放して、人間としての天寿150歳をプレゼントしてくれるかもしれない」と言ったら、これはやっぱりすごいことだ。
 もちろんこれは田中さんがプレゼントしてくれるのではなく、昨今のポストゲノム研究がその可能性を開くというものだが、田中さんの快挙が希望のそのトビラを、大きく押し開いてくれたのである。
 当の田中さん(島津製作所)もノーベル賞受賞でさらに勇気と自信を得たのだろうか、いよいよ本命の「糖鎖構造」を解析する装置の開発に乗り出した(右日経新聞10月15日の記事参照)。これまたノーベル化学賞のご利益か。
 こうして世論と企業と国の力強い後押しを得て、とにかく「田中フィーバー」が、「老化の悩みや病気とサヨナラする時代」のトビラを、やがて力強く開くことになりそうだ。

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 ポストゲノムは「糖質工学」…21世紀の希望
 ノーベル賞が注目した「糖鎖」って何だ?
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●「糖鎖」にご注目!

 ヒトゲノム解読が一段落し、ポストゲノムの有力なテーマとして、いまや「糖鎖工学」が急浮上している。そんな文脈があったからこそ、田中耕一さんの研究成果がノーベル賞選考委員会の目に高く止まったということにもなるだろう。
 ところで「糖鎖」とはいったい何か。一般にはまだ耳慣れない言葉だが、いざインターネットで検索してみると、日本語サイトだけでも約八千の情報がヒットする。それくらい糖鎖が注目されているのに、なぜか日本ではまだあまりポピュラーになってはいない。
「糖鎖」を一言で説明すれば、これは細胞のほぼすべてのたんぱく質に鎖状についている単糖の連なりのことで、これが細胞同士の情報伝達を担っていることが分かってきた。
 つまり人体は神経系によって情報が伝えられるだけでなく、内分泌系でも細胞間コミュニケーションを行っている。そしてその際の「言葉」に当たるものを8種類の単糖が作り出しているらしいが、糖鎖の劣化や異常が、老化を早めたり、さまざまな病気を作り出しているのだという。
 だから糖鎖構造とその意味が解析できれば、ほとんどの病気を治癒することが可能にもなる。その意味で、糖鎖構造解析装置の開発に乗り出す田中さんたちに、一段と大きな期待が寄せられているのだ。

●だからノーベル賞
 ノーベル賞受賞が決まった後の10月15日、日本生化学会の大会では田中さんによる特別講演が急遽企画され、そこでは「糖鎖構造解析応用例」などが語られた。さらに11月27日には東京の化学会館で、「イオントラップ‐TOFMSによる糖鎖構造の解析 」の講演も予定されている。こうして田中さんはいま、「糖鎖工学の新しい顔」になりつつある。
 ノーベル化学賞も確かに素晴らしいニュースだ。が、田中さんが勢いづくことで「糖鎖工学」がさらに進化した結果、世の中から「病気の悩み」が消えるとしたら、これはもっと素晴らしい話だ。田中さんはいま「癒し系」の形容付きで多くの人々から親しまれているわけだが、文字通り、癒し(病気治癒)のカギを握るキーマンとも言えるだろう。
 田中さんの言動のあれこれが、いま多くの人々の気持ちを楽しくさせてくれている。これは重く沈んだ日本にとっての、希望そのもの。と同時に、氏の腕には、人々を病気の苦しみから解放する「糖鎖工学」の未来もまたかかっているのだ。
 そう考えれば、ノーベル化学賞の意味とその重みが、より鮮明に分かってくるというものだろう。

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▼今年のノーベル化学賞に、島津製作所の研究者・田中耕一さんが選ばれた。受賞理由は「大きなたんぱく質の重さを一個ずつ測定できる状態にしたこと」とか。
それまでは、たんぱく質にレーザー光線を直接当てると壊れてしまったのに、実験中に誤ってグリセリンと金属微粒子を混ぜてレーザーを当ててみたところ、なんと、たんぱく質が壊れなかったのだ。

▼田中さんのこの快挙は、その後ドイツミュンスター大学のフランツ・ヒレカンプ教授たちの手に引き継がれ、その結果、測定できるたんぱく質の種類が一気に増えた。
しかしノーベル賞の選考委員会は、「突破口を開いたのはあくまでもタナカ」と言い切り、突然今回の受賞となった。

▼この「思わぬ受賞劇」に日本中が沸きたっているが、見過ごせないのはこの「たんぱく質解析装置」に、それだけ大きな価値があるということだ。実際この装置は、21世紀のテーマともいえる糖質化学の分野にも希望の道を開いた。つまり田中耕一さんは、間接的に「糖鎖研究」にも大きな貢献をしつつある。

▼ノーベル賞といえば、授賞式のあとのスピーチのときに、受賞者全員が「カエル跳び」をやらされるらしい。なぜカエル跳びなのかというと、いつまでもジャンプしてほしいということらしいが、「笑む」を創刊したばかりのぼくとしては、そこに本来の姿にカエル「回帰願望」が宿っていてほしい気がする。というのもアルフレッド・ノーベルは、自分が発明したダイナマイトが戦争や環境破壊に利用されている事実を嘆いて、この賞を設けたのだ。つまり科学者も初心にカエルべき。そこにこそ輝かしい未来があると…。

***** コラム ****************

▼田中フィーバーが吹き荒れている割には、その価値があまり伝わっていない気がする。そこでこのページでほんのささやかながら、田中さんの成し遂げたことの価値を考えてみることにした。

▼そう、田中さんは、とてつもなく素晴らしい希望の道を、人類に開いてくれたのだ。その道とは、私たちが「元気で長生きできる道」だ。これまでの医学は人をいつまでも「死なせない」ことには貢献してきても、老化防止や病気予防という点ではあまり有効とは言えなかった。

▼ところが「糖鎖工学」が進むにつれ、いま老化防止や病気予防、さらに難病の治療にさえ明るい出口が見え始めている。そしてその分野で、田中さんはまさに画期的な貢献をした。

▼医療産業が繁盛し、医療費が30兆円などという社会は、とても貧しい社会だ。医学が求めたのは病人のいない社会ではなかったのか。生きるのに大変なお金がかかる社会などというのも、病める社会そのものだ。が、その「貧」と「病」を「糖鎖工学」が追放しようとしている。


糖鎖はすごい

2006-04-30 10:28:55 | 爆発だ団塊の世代
突然倒れ、何もできず、12年間の苦悩の果てに

アメリカの極めて著名な医師ドクター・アレックスが、
自身の糖鎖臨床体験をレポートしてくれましたので、以下に紹介します。


 以前の私は週80時間以上働いていましたし、夜間や週末、休日の往診も引き受けていました。
 病院では毎日30人以上の患者を診察し、病院での回診やケア施設の訪問、緊急手術、またそれ以外の病院での事務的な仕事もすべてこなしていました。そして私は、家内の理解もあって自宅で電話相談も受け、さらに病院の出張所でも仕事をしていたのです。
 その一方、定期的に運動もしていましたし、ラケットボールや犬といっしょに走ったりもしていました。それゆえに、突然重大な小脳動脈瘤に襲われてしまったことは、私にとってとんでもないショックでした。
 私は少なくても外見は完全に健康でしたし、疲れを感じることもありませんでした。仕事に生き甲斐を感じていましたし、人を助ける願望が人一倍強かったのです。でも私は、基本的なルールを忘れていました。症状がないということが、完璧な健康を意味するわけではないということを…。
 1987年11月5日の午後10時44分までは、私は完全に元気でした。しかしその1分後の10時45分に、私はほとんど死んでいたのです。
 私は右側の小脳の中間部の動脈瘤破裂に襲われたのです。大量の出血がありました。ものすごい頭痛に襲われ、死の寸前にありました。でも私は、死ぬ前に家内に何が起きているのかを話すことができ、家内は次に何が起こるかを予想することができました。だから家内は急いで救急車を呼んで、私を病院に運んだのでした。
 病院で…。
 私はその病院の主任医師でもあったので、緊急手術のための最高の専門スタッフたちが私の到着を待っていました。私は緊急処置を受け、その結果非常に幸運なことに命をとりとめたのです。
 アメリカの医師たちは、緊急時には素晴らしい仕事をしています。その技術は世界一であり、私の命が助かったのもすべて彼らの素晴らしい技術のおかげです。
 緊急処置からほぼ24時間後、私の状態が安定してきたので、9時間に及ぶ脳外科の手術を受け、破裂していた部分を修復し、脳の血流を取り戻すことができました。しかし私は何日間もICUで昏睡状態にありました。完全に回復するのはとても難しいと思われました。あとで分かったことですが、医局の掲示板には私の状態が毎日掲示されていたのです。それはいつも「昏睡状態、危篤、回復の見込みなし」だったそうです。 

●「その日」から4ヶ月後、再び人生が蘇った

 しかし私は、ついに昏睡から醒めました。が、全く何もすることができませんでした。歩くことも、話すことも、もちろん食べることもです。それからはすべてのリハビリや、物理的な治療、心理的な治療を行いました。リハビリは病院で何ヶ月も続き、家に戻ってからもさらに何年も続きました。何年もかかって私は徐々に回復してきました。やるだけのことはすべてやったのだからもう慣れるしかない。私はそう思っていたのです。
 その当時の私の状態は、こんなふうでした。
 短期間の記憶喪失と認識障害、極度の疲労感があるため、2時間ごとに眠らなければならない。たとえば…、朝起きて、朝食を食べて、少し寝て、昼食を食べて、少し寝て、夕食を食べる、そして少し休息をとって、眠りにつく。
 平衡感覚の問題もあり、ヒザから下の感覚がないために、よく転びました。また脳外科手術の合併症で、しつこくてひどい頭痛がありました。
 よく真夜中に目が覚めて、うめいたり、痛みで泣いたりしました。したがって私はあらゆる種類の痛み止めを使っていました。家内はよく起き上がって、私が息をしているかどうかを確かめたそうです。
 こうして私は12年間の毎日、たえず痛みと疲労といっしょに生きてきたのです。
 私は生きてはいましたが、生活があるような状態ではありませんでした。生きがいを見つけるためにボランティアをやろうとも思いましたが、そのたびに、医者でありながら何もできない自分に気づかされ、とても憂鬱になっていました。

●ラッキーな出会い

 そんななか、ちょうど2000年の春、ある糖質栄養素による体質改善を紹介されました。しかし私は医者でもあるため、糖質栄養素が自分の体を治す助けになるということに、とても懐疑的でした。
 私は何時間もコンピュータを使ってglycoscience.comやMedscapeといったサイトをリサーチしました。そして、「もしここで言われている通りならば、すぐに試してみよう」という結論に到着したのです。
 すると…、一週間もたたないうちに、エネルギーレベルや記憶喪失、認識障害といった状態に変化が現れました。そして気分も非常に良くなったのです。もう昼寝をする必要もなく、ヒザから下の感覚も戻ってきて転ぶこともなくなりました。4ヶ月後には全く頭痛を感じなくなりました。2000年の7月以降、私は一切鎮痛剤を使っていません。
 とにかくすべての面で生活が改善しました。休まなくても毎日活動ができるようになりましたので、私はいま市立大学で解剖学と生理学を教えています。そして公開セミナーで、科学と糖質栄養素の素晴らしさを講義しています。
 こうして糖鎖臨床医学は、私に再び命を与えてくれました。栄養学は非常に重要なのです。細胞が正しく機能していれば、あなたは健康です。細胞は、正しい栄養素さえ与えられれば、自分で自分を修復する力を持っているのです。


第四の医療革命

2006-04-30 10:26:25 | 爆発だ団塊の世代
「第4の医療革命」…成果続々

●喘息が100%改善…糖鎖臨床医学の現場

「ヒトゲノム」から「糖鎖」へ…。これが現在の医学分野の最先端の動きだが、糖鎖の重要性を裏付ける臨床結果が、いまアメリカで続々と発表されている。例えば、医学分野で世界的な権威を誇るNIH(国立衛生研究所)が100人のぜん息患者を4グループに分けて行った医学試験の結果、「人体が必要としている8種類の単糖をぜん息患者に摂取させたところ、100%効果が見られた」と、2月末にアメリカで公表された。

▼アメリカでは、糖鎖に関するすごい臨床結果が、どんどん発表されていますね。

村上 最先端医学が、病気の治療に対する考え方を変え始めたからだと思います。
早い話、「病は人が癒し、医はそれを助けるだけ」という古代ギリシアの医学の基本に、再び立ち返り始めたということではないでしょうか。
つまり、病気を治す主役はあくまでも人そのものであって、医者や薬はそのわき役に過ぎません。これが長い間の医学の常識だったのに、西洋医学では、医者や薬が病気を治すという錯覚に陥っていたきらいがありました。
ちなみに感染症に抗生物質を使うのは病原体の働きを抑えるためであって、病気を治すのは、あくまでもその人自身の自己治癒力です。だから、人間そのものが本来持っている治癒能力を生かすことが、何よりも大事になってくるんですね。

▼その治癒能力の向上に、糖鎖が関わっているんですね。

村上 そうです。人間の体には、自己制御機能(神経系・ホルモン系)、異物とを見分ける自己認識能力(免疫系)、自己再生・自己修復機能の3つがあり、このすべてに、糖鎖が関与しています。
そこで糖鎖に必要な糖質栄養素を使って、さまざまな病気治療が、いまアメリカでは盛んに行われ始めているわけです。

▼そしてその成果が、アメリカでは出てきているわけですね。

村上 そうです。特に今回のぜん息に関するNIHの発表は大きな影響を与えると思います。そしてそれが日本の現場に伝わってくれば、ぜん息の悩みは世の中からきれいに消えてしまうはず。日本でも、すでに画期的な臨床成果が数多く出てきていますが、糖鎖臨床は実はそれくらい大きな威力を持っているんですよ。
そんな驚異的な成果が続々と出てきているためか、英国王室医師学会のジョン・アスフォード会長も糖鎖臨床医学に深い関心を抱いておられ、この全く新しい21世紀の病気治療に非常に意欲的です。
こうした動きがいま急速に湧き起こってきていますから、やがては難病や老化の悩みなど、なくなっていくのかもしれませんね。
この糖質栄養素の発見は、ワクチン、抗生物質、遺伝子治療に続く「第4の医療革命」と言われているわけですが、まさにそう呼ぶにふさわしい動きになってきています。そして、これは人類にとっての大きな希望です。

【メモ】
細胞同士の会話のための言葉は自然界にある単糖体から構成されるが、糖鎖形成に必要なのは次の8つ。
●ガラクトース
●グルコース
●マンノース
●N-アセチルノイラミン酸
●フコース
●N-アセチルガラクトサミン
●N-アセチルグルコサミン
●キシロース

しかし現代人の食生活では、グルコースとガラクトースしか得られない。そこからさまざまな問題や病気が生じてくる。そして、それを解決するのが、単糖を補給すること。


健康

2006-04-30 10:20:21 | 爆発だ団塊の世代
●健康における炭水化物の重要性

 上述した1998年版の Acta Anatomica で、編集者はこの「生物学的情報を持つ糖の暗号」の重要性を述べている。
 糖化は最も一般的なたんぱく質や脂肪の修飾状態であるが、その生物学的意味は長い間軽視されてきた。しかし過去10年間で、生物学的情報を持つ糖の暗号に対する共通の理解ができた。
 単糖はアミノ酸や核酸と同じように、しかし「無限の情報を作り出せる生物学的な情報を伝えるアルファベット」だということである。

 糖たんぱく質の糖部分が持つ情報力の重要性を、血液型で説明してみよう。
 図3に血液型別の糖たんぱく質の糖部分を示した。O型とA型やB型の違いは、A型とB型には末端の糖分子が1つ多いということだけである。A型とB型では、その糖の種類が違うだけである。A型はN-アセチルガラクトサミン(GalNAc)、B型は末端の糖がガラクトースになっている。このように見かけはほんのわずかな違いでも、血液型の違いは人間の生と死を分けるのだ。

 「炭水化物の活用」という題の論文の中で、ホドソンは健康における細胞表面の炭水化物の重要性を、例をあげて示している。早くも1990年には、彼は細胞表面の糖化合物の重要性と免疫機能の関係について気付いていた。ほとんど例外なく、2つあるいはそれ以上の生きた細胞が特別な方法で相互作用するときは必ず、炭水化物が係わっている。
 精子と卵子が出会ってから胚形成、分化、増殖に至るまで、炭水化物分子は細胞と細胞の相互作用に完璧な特異性を与えている。複雑な炭水化物は生体の免疫防御の正常な働きに必須のものである。言い換えれば、

 免疫系は、細菌感染やウイルス感染と最初に立ち向かわなければならない。そして、
 がんや自己免疫疾患のように、細胞が生体に対して反旗を翻したとき、細胞表面の炭水化物の物性は変化していく。

 ウェイズマン研究所(レオポット、イスラエル)のナサン・シャロンが言うように、「多くの天然に存在する重合体の特異性は、アミノ酸や核酸ではなく、糖残基という言葉によって書かれている」

 細胞表面の炭水化物の構造変化は、多くの疾患の特徴を示している。1998年の論文では、さまざまながんで複合糖質が変化していることが示された。

 白血病、腸、膵臓、肝臓、卵巣、子宮内膜、前立腺、尿管、肺、乳房のがんでこのような変化が確認されている。糖たんぱく質合成能の欠損と疾患との関係が明らかになっているものとして、白血球接着不全症、酸溶血試験陽性の遺伝性多核赤芽球症、糖たんぱく質糖鎖不全症候群が挙げられる。リューマチ性関節炎、骨関節炎、潰瘍性大腸炎、そしてクローン病のような嚢胞性線維症や炎症性疾患の全てが、糖化合物の変化に関係している。心臓血管系の多くの疾患を含む、いくつかの血液関係の疾患や血管疾患は、異常な糖たんぱく質が増えている。寄生虫に関連した炭水化物の生体構造の変化や、細菌感染、ウイルス感染(AIDSを含む)は全て研究されている。

 1998年11月に発表されたもうひとつの論文では、糖化の異常は最初に考えられていたより、ずっと一般的であると結論した。事実、不完全な糖化による新しいグループの疾患が、子供たちの間で浮かび上がっている。
 肥満はまさにこのような疾患のひとつである。
 2000年1月から、Glycoscience & Nutrition では一連の科学論文を掲載しており、最新の研究やさまざまな状況において糖質栄養素がとり得る作用機序について説明している。現在は、がん、リュウマチ性関節炎、喘息、炎症、繊維筋痛症候群について掲載している。がんとウイルス、細菌に対する糖の作用については以下に述べる。

●昔からがんは、 複合糖質と関係がある。

 1700年代の初め、医者たちはがん患者が細菌感染した後にがんを克服することに気づいた。100年後、ウィリアム・B・コリー博士は、この仮説を用いて大規模な試みを始めた。実際に、彼は何人かの患者(特に軟組織肉腫の患者)に生きた細菌を感染させることによって、治療に成功したのだ。このような方法は危険なので、コリー博士は死んだバクテリアのワクチンを開発した。実際の感染が起こらない以外は基本的に同じ効果を持つこのワクチンは、「コリーの毒素」として知られるようになった。
 1943年、ミュレイ・J・シェア博士はがん克服に関係する細菌の成分を精製し同定した。この成分はある種類の細菌の細胞膜にあるリポポリッカライド(LPS)であり、これは脂肪(リポ)と糖(多糖体)から成るものであった。
 1973年、ロイド・オール博士と共同研究者は、腫瘍に対するLPSの作用は直接的なものではないと考えた。LPSは身体の中にある物質の生成を刺激する。これによって腫瘍は懐死し、黒くなり、そして枯渇するのだ。オールド博士はこの物質を腫瘍懐死因子(TNF)と命名した。
 放射線と化学療法の出現に伴って、この治療ががん全般に対して行われるようになり、コリー毒素を使うことは少なくなった(肉腫の患者には最も合っていたのだが)。不幸なことに、放射線や化学療法はこのようながんを長い期間抑えておくことができないうえに、一度このような型にはまった治療を受けた患者は、コリー毒素療法に反応する力を失ってしまうのだった。それでもやはりこの論文の目的として、コリーが発見したがんを軽減する反応を誘引する分子が、ある細菌の細胞壁上の脂質/炭水化物の複合体であることは注目に値する。
 生体外での実験では、フコース、マンノース、グルコースあるいはガラクトースを培養液に加えると、濃度依存的に悪性乳房細胞の増殖を阻害した。ラットにがん細胞を移植し化学薬品で発がんを誘導した乳がんの増殖実験では、フコースを注射することで増殖を顕著に抑制することがわかった。フコースを使った治療で、毒性は認められなかった。

 がん患者に対して単純な糖であるD-ガラクトースを注入する臨床試験も行われ、成功した。胃がん患者80人と大腸がん患者76人に対して、対象を特定した臨床試験と無差別に抽出した臨床試験が行われた。
 両方の試験群とも、D--ガラクトースを投与した患者は、肝臓への転移が顕著に減少し、全体に生存率が向上した。

●抗ウイルス、抗菌活性

 細菌やウイルスが細胞に感染する過程で、糖たんぱく質は、人の細胞に結合するところで関与している。

 炭水化物研究の最先端では、細胞への感染防止をねらって抗接着療法の可能性を追求している。単にマンノースや他の単糖を生細胞に加えるだけで、細菌やウイルスの感染を防ぐあるいは減少させることができることが分かっている。
 最近の臨床実験では、カバノキから得られるキシロースの糖化合物が、小さい子供ったいの間に見られる耳の感染症を大いに減少させることがわかった。もっと前には、カバノキの糖が耳の感染症の一般的な原因である肺炎球菌の増殖を阻害することが、研究室の実験で示されていた。
 肺炎球菌は粘膜の細胞に接着し、感染することができる。たぶん口や喉からエウスタキー管(耳管)を介して耳に到達するのだろう。カバノキの糖は、この細菌の接着を限られた疾患のある時間だけ阻害するようだ。
 ある研究者は、糖たんぱく質と疾患の関係を簡潔に論評している。そしてこれまで述べてきたように、疾患の治療における糖の可能性を示唆した。すなわち、

 疾患に特異的な糖たんぱく質の構造とその機能に関する知識は、免疫療法において、細胞接着を妨害する、あるいは他の結合を阻害する、または生物学的過程を阻害するような治療として使えるであろう。

 最近では、疾患において糖たんぱく質が変化するメカニズムがいくつか明らかにされている。病気になるまでの過程を有効に妨害できる可能性が開かれた。病気の細胞のグリカンの機能が、分子生物学や遺伝子導入動物モデルの手法によって、さらに明らかになっていくであろう。

●将来への挑戦

 上述したように、糖質科学のテクノロジーを研究し利用することは、急速に世界的な現象となった。ドイツ、オーストラリア、カナダ、フランス、アメリカ合衆国、オランダ、スカンジナビア共和国、日本などの世界の国々で、科学学会や国際的な研究グループは糖質科学に焦点を当てている。
 ビジネスは糖質科学テクノロジーに基づいた製品やサービスを供給する。大学の学科は糖質科学や複合糖質を専門課程とする。研究室は複合糖質の研究のみ行う。炭水化物のデータに焦点を絞ってデータベースに入力する。42名の糖質を研究する研究者リストが作成され、利用可能となっている。
 多くのことが解明されたが、まだ多くがわかっていない。糖質科学の先駆者であるN・シャロン博士は、エキサイティングな将来への挑戦をこのように言っている。
 50年前には存在しなかった糖たんぱく質の研究はいま、多くのやりがいのある問題を抱えて非常に活発なダイナミックな分野となった。数々の糖たんぱく質グルカンの特徴が明らかになっても、どんな原理がこの形成を導いているのかも、理論的には同じ構成物を形成できる何十億もの同じような大きさの構造から、自然はなぜこれらを選んだのかも分かっていない。
 炭水化物が認識決定因子として働く事が実証されて興奮したが、我々は自然が糖の暗号をどう使っているのかもわかっていないし、相補的なレクチンによってどうやって暗号を解読するのかも分かっていない、という事実を隠してはいけない。
 我々はまたこれらのレクチンの本来の受容体についてもほとんど分かっていない。糖の暗号を解読し、受容体を同定することは、理論上の理由だけでなく、炭水化物の認識が主要な役割を果たしている多くの疾患に対して、新規の治療を開発する手助けをする上でもっとも重要である。

 2001年3月発行のScience は、「炭水化物と糖質生物学」と題して炭水化物と糖質生物学研究の最新の状況をまとめ、この分野においてますます増える科学界の関心事を描いた。
 この論文の編集論評は、糖質科学はまだ価値のある十分な評価を得ていないと認めている。しかしこの状況は重要な理由によって、変わり始めている。
 炭水化物の化学と生物学はシンデレラ物語のようである。たくさんの仕事をしているのに、ああ悲しや、彼女のいとこゲノムやたんぱく質といっしょに舞踏会で踊ることができない。このシンデレラを闇から救い出すのは、おとぎの国の魔法使いではなく、昔の科学者たちがあたかも魔法で見つけたような膨大な新しい合成法や分析法だ。

 だから炭水化物分子の複雑性を扱うために最近開発された分析法が、次の発見を可能にするであろう。
 最近、遺伝子工学を使って、研究や臨床で使うためのたくさんの糖たんぱく質が作られている。この中にはエリスロポエチン、酵素、インターフェロン、コロニー刺激因子や血液凝固因子が含まれている。糖たんぱく質製品は1996年に、3億ドル以上を売り上げた。研究が継続されることによって、糖質科学製品が多くの分野で、治療の基準となるに違いない。
 しかし、医薬品や生物製剤を開発する過程はとても複雑で、時間もかかるし、費用もかかる。新しい医薬品はや生物製剤を市場に出すには10~15年を要する。それも数億ドルを費やした後でである。これは、一般の人が炭水化物によって健康を手に入れられる最良の方法ではないと思う。

●食事に由来する炭水化物の重要性

 医療品を開発する過程でターゲットとなっている健康になるための方法は、栄養を考えることで単に食事に糖質を加えることによって、より迅速にかつ安全に手に入れることができる。しかし、糖質生物学と栄養学は共通の目的をもって一緒に研究されることがなかった。
1)細胞間の情報伝達に糖たんぱく質が重要であるという、これまで論じてきた科学的な知識が得られており、
2)糖化合物の生成には、糖が重要で あり、
3)すべての炭水化物の主要な供給源
 は食事であるという事実があるにもかかわらず、この両者の協力関係がなかったということは、真実である。

 現代の栄養学の教科書は、必須栄養素であるビタミン、ミネラル、たんぱく質(アミノ酸)、脂質については極めて詳細にわたって取り扱い、その重要性を強調しているが、糖については単にエネルギー源をしか認識しておらず、糖化合物の産生に不可欠な物質、とは認識していない。
 ヒトの細胞表面の糖たんぱく質の大部分で見られる8種類の糖のうち、古典的な栄養学の教科書に載っているのはグルコースとガラクトースだけで、他の6種類の糖は取り上げられていない。

 現代の栄養素の教科書には、食物から得られる炭水化物の主要な供給源として、以下のものが挙げられている。
1)グルコースを主成分とするデンプンの供給源となるトウモロコシ、米、小麦及びジャガイモ 
2)グルコースの供給源となるサトウキビ及びサトウダイコン 
3)ガラクトースとグルコースの供給
 源となる牛乳(図4)。
 乳糖(ラクトース)
 不耐症の人は、乳製品を食べないので、この人たちはガラクトースでさえ不足する。なぜならヒトの体内では、ガラクトースは乳製品に含まれるラクトースから作られるからである。

 もしこれらの糖(「糖質」)がそれほどまでに重要であるならば、細胞はどこからそれらの糖を得ているのだろうか? それらの糖部分を作るために、体はどのような原料を使用しているのだろうか?
 ヒトが摂取する植物は、糖化合物の糖部分を構成するための主要な材料となる。この糖部分が、良い健康状態を維持するために非常に重要である。
 健康な体は、植物の炭水化物を分解し、低分子の糖に再構成し、細胞の正常な情報に必要な糖化合物を作り出して、自らの良好な健康状態を維持している。酵素は、糖化合物の「糖」部分を構築するために体が利用する道具である。

 この酵素変換は複雑で、使われる酵素が存在するだけではなくある種のビタミンやミネラルも同様にあることが必要である。
 例えばガラクトースからフコースに変化するためには、15の酵素変換が必要である。細胞の言葉を作るのに使われる残りの6種類の糖は、私たちの食生活ではほとんど摂れなくなっている。
 供給源は、酵素変換を通して体が作り出しているものか、栄養補助食品から得ているかのどちらかに違いない。

 糖質栄養素は、細胞表面にある複合糖質の「糖質」部分を組み立てるときに、体が使う基質を供給するために作られた栄養補助食品である。糖質栄養素は、必要としている糖をより早く、そして大量に供給できるように作られている。より多くの基質が存在すると、少数のステップでは酵素変換系が動かざるを得なくなり、多くのステップでは最適な条件となる。
 下記に示す方程式は(ミカエリスーメンテンの式)(図5)、ほとんどの酵素の反応速度の特性を明らかにし、変換に要するエネルギー消費量を示している。ここでVは反応速度、Vmaxは最大反応速度、[S]は基質(糖)濃度、KMはミカエリス定数を示している。
 この式は、糖を変換するためには、体がエネルギーを消費しなければならないことを示している。変換の過程が長ければ長いほど、エネルギーはより多く消費され、生産物が作り出される速度は、利用可能な基質の量に比例する。高濃度の基質が存在するとき、反応速度は最大限、つまりV=Vmax となる。

●食事に由来する炭水化物の代謝

 最近まで、食事から摂取した糖を利用して、細胞が糖化合物を体内で合成することに関する研究はなされてこなかった。なぜならば、細胞の糖は、理論的に全てグルコースに由来すると考えられていたからである。
 必要とされる種々の糖を食事から摂取した場合、その糖はグルコースにまで分解されて、細胞が必要とする糖に再構成されると理論的に考えられてきた。しかし、この考え方は理論上のものであって、研究による結果でないことに注意してほしい。
 科学が事実を積み重ね、真実を明らかにすると、私たちが信じていたことの半分は結局間違いであることがわかってきた。私たちはただどの半分が間違いだったかを知らなかったのだ。最近の研究の結果、「グルコースだけが」という理論は、その間違いの中に含まれることがわかってきた。

 1998年、「グルコースだけが」の理論を反証する研究結果が発表され始めた。アルトンらによって1998年3月に発表された結果では、ラットにマンノースを投与すると、マンノースは素早く腸管から吸収されて血中に到達し、その後、数時間で血中から消失することが分かった。
 この研究はまた、現在、信じられていることとは反対に、組織培養した肝細胞が大部分のマンノースを吸収して、マンノースから直接糖たんぱく質を合成することを示し、グルコースを介するものではないことを明らかにしている。これらの実験結果から、1つの結論が導き出される。すなわち、
 マンノースは代謝されずにそのまま腸管から吸収されて血液中に到達し、血液中から細胞に取り込まれるということである。したがって、これらの研究は、食事から摂取したマンノースは、哺乳類の糖化合物の合成過程に直接係わっていることを示している。この著者たちは述べている。
 細胞内のマンノースはグルコースから誘導されるものだと決めてかかっていたので、糖たんぱく質の合成にマンノースが直接利用されるということは研究されてこなかった。しかし動物の血清には、グルコース耐性、マンノース感受性のトランスポーターを通して吸い上げた十分なマンノースが存在している。生理的な条件下では、グルコースが50~100倍の高濃度であるにもかかわらず、この輸送系はヒト肝腫瘍細胞のたんぱく質糖化に必要なマンノースの75%を輸送する。これは、マンノースを直接利用することが、グルコースから変換されるよりも重要であることを示唆している。

 1998年に文献的な評価が行われ、複合糖質の体内合成において、特殊な糖をどのように利用するかを検討した結果、次の結論が得られた。
 最新の非経口栄養剤を用いて、ヒトにグルコースのみを投与すると、グルコース単独の場合に比較して、臨床症状が改善されるという結論も得られている。著者らは、「理論上は、全ての糖たんぱく質の糖はグルコースから得ることができる。しかし、いままでの研究によって、他の外来の糖は糖たんぱく質に取り込まれるということが示された」と述べている。
 1998年12月には、上記の文献評価を行った研究者グループが、放射性同位元素で標識したガラクトース、マンノース、あるいはグルコースを健常人に投与する実験を行った。その結果ヒトでは、ガラクトースとマンノースは、グルコースに代謝されることなく、直接糖たんぱく質に組み込まれることが判明した。この結果に基づいて、研究グループは、食事に含まれる特殊な糖は、これまでに知られていなかった新しい栄養素であると結論づけている。彼らはまた、これらの栄養素を使用することは実用的に重要であり、グルコースしか含んでいない現行の非経口栄養剤を使用する場合には、特に重要であると結論づけている。
 1998年のもうひとつの論文では、直接食事から必要な糖を摂取させることによって、糖代謝障害を正常化させようという研究に注目している。この論文では、マンノースを用いた栄養補助療法により治療に成功した例を紹介している。この著者らは次のように述べている。

 「…グルコースではなく、マンノースが糖化を正常化するという発見は、驚きだった。
 …マンノースは、魅力的な治療を提供するものである。なぜなら、それはたやすく投与することができ、安全であるからである。
 …食事から得られるマンノースの有用性についての情報はほとんどない。しかも食事から得られるマンノースが、糖化の過程に必要な全ての条件を満たしているわけではない」

 さらに著者らは、こう続けている。
 「ヒト及び動物に対する経口投与試験で、マンノースは容易に吸収され、その血液中濃度は通常の3~10倍に上昇する。しかし、数時間後には、マンノースは血液中から消失する。この実験では、マンノースの一部が糖たんぱく質に組み込まれることが判明した。特に肝細胞や腸管細胞で顕著であり、また。脳及び胎児の糖たんぱく質中にも認められる」
 「マンノースは腸及び腎臓で能動輸送されるものと思われる」
 と、著者らは結論づけている。

 能動輸送機械序を見つけることは、いつも深い意味を持つ。なぜならば栄養を輸送することの重要性とは何かを生化学者たちに伝えることができるからである。体はその機能を果たすのに必要な栄養素を探すために、特別な「ポンプ」を作り上げている。ポンプは手を差し出し、必要なものをぎゅっとつかみ、これを直接血流に、そして細胞に送り込む。体の中には比較的わずかな能動輸送機能しか存在しないので、この発見は、輸送される物質が健康にはとても重要なものだということを、いつも科学者に示してくれる。

 アリットとニッシ・バーキが最近発見したことは、食物に由来する糖質栄養素の重要性をさらに強調している。ヒトを除く全ての哺乳類は、Nグリコリルノイラミン酸(Neu5Gc)と呼ばれる糖複合体を作り出す酵素を持っている。ヒトにはNeu5Gcを作り出す酵素がなく、これを作る別の経路を持っていない。
 しかしながら、ヴァーキはヒトの組織中にほんのわずかなNeu5Gcを発見した。この糖はどこからきたのか? 彼らは「植物や下等な無脊椎動物や最近はこのシアル酸を作ることができないから、食べた肉から得たと考えるのが妥当であろう」と推測している。もしヴァーキが正しければ、この特殊な糖(二糖体または2つの糖から成る複合体)は消化された食物から直接得られ、最初にグルコースに変換されることなく血流に入る、もうひとつの能動輸送機序を暗示している。

糖鎖はすごい

2006-04-30 10:11:47 | 爆発だ団塊の世代
理想的な糖質栄養素の摂取で
要介護年齢が20歳先に延びる!
●「健康調査財団」が驚異の発表(アメリカ)

 つい最近の新聞で、「経済産業省では健康サービス産業の信頼性を高めるため、科学的根拠に基づいて健康食品やマッサージなどを評価する第三者機関の新設を目指す」と報道されたが、アメリカでは「健康調査財団(The Health and Reseach Foundation)が、その重要な役割を担っている。

 健康調査財団は世界中の大手サプリメント会社に対し、独自の方法で「その医療効果」を調査しているが、今回発表された調査結果は実に驚異的なものだった。
というのも、それは「若返りもオーケー」「寝たきりの心配もご無用」といったニュアンスの内容になっていたからだ。

 この調査を担当したのは、ギルバート・カーツ博士で、財団の筆頭理事でもあるカーツ博士は、数多くの医学誌への執筆や、科学者、医師の会合でも医学スピーカーとして大活躍しておられる。
 そのカーツ博士率いるチームが、4年半にわたってあるメーカーの糖質栄養素を高齢者に与え続けた結果、「バランス良く糖質栄養素を摂取した人々は、通常よりも20年以上元気な状態を保つことが可能になる」という結果を発表したのである。
 わずか4年半の調査で、どうして20年後のことが分かるのか?と、きっと疑問を抱かれる方もいるだろう。

 その秘密は、まず健康調査財団が使用している最新の精密測定装置にあり、かつ、永年にわたって蓄積してきた膨大な人間情報と、その科学的分析力などのノウハウにあるらしい。ちなみに体脂肪率や骨密度等々の調査では、3万5千人以上の人々の情報を綿密に科学的に分析し、最先端の栄養科学分野で、数多くの貢献をしてきているという。
 今回の調査では、客観的なデータを得るために、対象者を無作為に選び出し、かつ無作為にプラセボ(偽薬)まで使って行われた。その結果として得られたのが、
「理想的な糖質栄養素を摂取し続けるならば、要介護年齢が20歳も先に延びる」
 というものだった。

 つまり、例えば本来なら70歳で介護が必要になる運命?にあった人も、適切な糖質栄養素の摂取により、それが90歳まで大丈夫ということだ。こうした驚くべき調査結果が、信頼ある財団から「公式に発表」されたのである。

自然治癒力

2006-04-30 10:08:41 | 爆発だ団塊の世代
解毒作用と自己治癒力

スピーチは日沢恵子 さん
プロフィール●薬剤師。ホリスティック医療に関心を持ち、
予防医学的アプローチをさまざまな方向から学び、
中でも特にアーユルヴェーダーを学ぶ。
現在、勤務薬剤師の傍ら、糖質栄養素の普及に努める。盛岡市在住。

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 元気で楽しく長生きするために
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 私の話を聞くのが始めての方もいっしゃるようですので、まずごく簡単に自己紹介をさせていただきます。
 私は以前、ベッド数520床ほどの大きな病院で、薬局長を勤めておりました。そしていつしか、毎日お薬をお出しするなかで、何かおかしいなと思うようになりました。
 薬局長として患者さんに毎日毎日お薬を渡しているのですが、「結局薬では病気が治ってないな」と思うようになったのです。
 そこで「病院って病気治すところじゃないんだ」「西洋医学じゃ駄目なんだ」と思うようになり、それからいろんなことを勉強し始めました。
 誰かの門を叩いて学ぶという本格的な勉強ではなく、パッチワーク的にいろんなところに参加して、少しずつあれこれ勉強したのです。
 そんなことをしているうちにふと気がついたのですが、病院に「診て」もらいに行くといいますよね。そう、病院は「診る」ところなんです。「診断」も、漢字で「診て明らかにする」と書きます。ですが、病名が明らかになっただけでは、病気は治らないのです。

 病気は 自分の力で治すものです。
 それなのに、病院はいままで何をやっていたかというと、でっぱったところを削ったり、足りないところを足したり、数字を整えることばかりしていたのです。
 でも、ただ数字を整えても病気は絶対に治りません。問題は、どうやって「病気を治す力」を高めていくかということです。

●「治す力」と、「治る力」…。

 いまお話したこの言葉、私すごく気に入っていますが、医療の世界では、
 治る力のことを「ホメオスタシス」と呼びます。
 治る力がホメオスタシスで、治す力に関しては「糖質栄養素」が増強してくれるのです。
 ホメオスタシスは三〇数年前に世の中に出てきた言葉ですけれど、その意味は「生体の恒常性」ということで、自然治癒力、自己治癒力というふうにも呼ばれています。 
そう、ホメオスタシスには、常に自分をいい状態にしておこうとする力があり、治る力そのものなのです。

 ホメオスタシスの例をあげてみましょう。
 わかりやすい例としましては、暑いとき汗をがんがんかきますね。これはからだが汗を出して、自分の中のバランスを保とうとする行動です。
 もう一つ例をあげるなら、悪いものを食べたときの下痢です。これも、からだが悪いものを外に出そうとする症状ですので、ホメオスタシスです。またちょっとした傷くらいなら、ほっといても治ってしまいますが、これまたホメオスタシスの作用です。
 それから、いま、そこの方が飲み物を飲んでいますが、これは誰かに指示されたから飲んでいるんじゃなく、自分のからだが「水分を補給してくれ」と言っているから自然にノドが乾き、水が欲しくなって飲み始めているんですね。これもまた大きく見ればホメオスタシスです。こうして

 ホメオスタシスの自然の作用で、病気と言われるものがだんだん消えていくのです。
 からだのバランスが徐々に整っていく過程で、病気という歪みが体から消えていっているのです。
 西洋医学的には、からだの歪みに対して病名がつき、胃潰瘍が治ったとか、血圧が下がったとか、あるいは病気が治った、良くなったと表現しますが、ホメオスタシスで考えてみますと、からだのバランスが最もいい状態に向かい、その結果として、いわゆる治るという現象が起きているだけなのです。

 ホメオスタシスでは、 細胞間コミュニケーションが とても重要です。
 なぜ細胞間コミュニケーションが大切かといいますと、細胞と細胞とが的確に連絡を取り合うことによって、お互いに助け合うからです。
 はっきりいいますと、多くの現代人は自分のからだに対して、非常に申し訳ない生活をしています。細胞やかただはせっかくいいものを持っているのに、8個の糖が揃わず、力が発揮できない状況だったのです。
 ですけれど、たとえ8個の糖が揃わなくても、「不完全である」という情報が届けば、助けることができます。お互いに助けあうために、細胞間コミュニケーションが重要なのです。
 しかし残念なことに、いまの私たちのからだは、ホメオスタシスが働けない状況にあります。だからこそ、アンブロトースが用意されたわけですね。
 私は医療の業界にいて、毎日お薬を飲んでも病気が治らないのを間近で見て、いつかこういう製品が現われるんじゃないかと思っていたのですが、それがやっと出てきたことを、すごくうれしく思っています。ホメオスタシスが、とにかくからだの健康の基本になっていることを、ぜひ覚えておいてほしいと思います。

 ところで8個の糖は、いまどうして作られないのでしょうか。その理由について、多くの人が「ストレス」とか「食べ物」とかいろんなことをいってますが、ストレスについては、まだ十分理解されているわけではありません。
 ストレスには、まず生命にとってのストレス、例えば水に入っている塩素なども含まれます。そのほか、大きな音、悪口など、愛からかけ離れた言葉もストレスになります。平和からかけ離れた言葉を聞いたり、殺人事件みたいな恐々としたテレビ番組を観ることも、自分のからだの細胞を壊していくことになってしまいます。案外見過ごされがちですが、こういったものが大きなストレスになっているのです。
 人間というのは120才まで生きられるようにプログラムされていますので、いま51才の私には、まだあと70年年も人生が残されています。ですからこれからも頑張って生きていかなければならないわけで、この世とサヨナラするときには、できればお箸を持ったまま死にたいなと思います。
 歳をとると寝たきりになったり、いろんな人のお世話になったりもしますが、人間はそうなって当たり前というのがこれまでの考え方でした。でも実際には誰もがそうはなりたくないと思っていまして、美容整形してまで若々しく見せたいと考えているようです。
 しかしこれからはそうではありません。長く生きれば生きるほど知識が豊かになるのです。実際、アジアのほうでは、お年寄りが一人亡くなると図書館が一つなくなったと考えるくらい、お年寄りというのは知恵と知識の宝庫として尊敬されています。
 そんな豊富な知識を持った年寄りに、私もなりたいなと思っています。

 さて、これからもうちょっと具体的に「好転反応」のお話をさせていただくことにします。
 みなさん、きっと糖質栄養素の好転反応に困っていらっしゃるんじゃないかと思います。なかにはほんの少量とっただけで、強い影響が出る方もおられますから。
 耳かきいっぱい程度の量で大きな影響が出るというのは、関東、関西のほうではなかなかないんですよ。その意味で、ほんとに北海道の人はピュアなんだと思います(笑)。
 好転反応の場合、からだがかなり弱っていて、悪いところがあったりしますと、やっぱりパンパンッと反応してしまうようですね。
 次に、「好転反応」と「副作用」の違いについて説明してみることにしましょう。
 この二つは症状だけを見ると一見似ていますので、好転反応が出ると、糖質栄養素がからだに合わず、副作用だと思ってやめてしまう人が多くおられます。でも、それはからだのことを良く知らないからであって、好転反応と副作用は、全く違うものなんです。
 副作用というのはお薬そのものの作用のことで、薬ではここまでが主作用、ここまでが副作用というふうに区分けすることができません。お薬の作用のうち、治療に害があるものを副作用と呼んでいるだけで、全てお薬そのものの作用です。
 新薬開発の現場では、いろんな種類のお薬の中から、最も毒性が強いものを選びます。その後、薬の副作用を削り、最終的に残ったものがお薬になるわけです。

 つまり、薬とはいっても、もともと毒なのです。
 お薬は、うまく使いさえすれば非常にいいものなんですけれど、しかしもともとは毒物です。
 薬科大学時代、私が一番最初の講議で聞いたことは、「お薬は異物」ということでした。ビタミン剤でも、合成したものは異物です。そのため、薬を飲んだとき、からだは薬を異物と判断するのです。特に注射の場合は、薬剤が血管に直接入りますので、からだの調整が効きません。最近は静脈直接注射をあまりやらなくなりましたが、これはとてもいい傾向だと思います。実は、病院の保険収入が少なくなったため、病院として経営上、やりたくないだけのことなのですが(笑)。
 ただ、薬の使い方を慎重にしないと、「あそこの先生、薬もくれなかった」と言われかねません。薬を出さないことは、ある意味でとてもいいことなんですが、誤解されやすいのも事実です。
 好転反応とは、体の中のバランスを崩している原因を正常にしようとする反応です。主に悪いものを排泄し浄化するときに起きます。副作用とは違うのです。
 ですから、好転反応というのは、お台所のスポンジをじゃぶじゃぶ洗うようなものなんです。
 例えば、洗剤のついたスポンジをそのまま何日も置いておきますと、ぬるんぬるになって気持ち悪くなりますね。それを使おうと思ったら、水で流してきれいにしなければなりません。そのように好転反応というのは、スポンジをきれいにするために、水でじゃぶじゃぶ洗うことなんです。
 私たちのからだには、悪いものが無理矢理いっぱい押し込められています。ところが、細胞間のコミュニケーションが活発になりますと、からだに詰め込められていた悪いものが、健康維持に必要ないものだと判断されることになります。
 細胞と細胞とがコミュニケーションし合うことによって「これは要らないもの。これは大事なもの」と具体的に識別されていくのです。そして、「いままでこんなものがあったから、調子悪かったんだ」とわかってくるのです。
 そうすると、要らないものを追い出そうとする力が働き始めます。まずは悪いものを出して、きれいにしようとするのです。それが実は、好転反応ということなのです。
 耳掻きいっぱいでも反応があるということは、からだがかなり弱っていた証拠です。悪いものを、少しずつ少しずつ外に出していくならば、極端な好転反応は現れ出ません。


 ところで、いったいどんな好転反応が 出るのでしょうか。
 まず、

 からだ中の穴は、
 すべて排泄機構です。
 穴とは、目、鼻、口、耳、脂線、髪の毛、汗せん、肛門、尿道などなどです。
 また汗や尿、便、などはいうまでもなく、痰や爪などもすべて排泄物です。好転反応は、これらの排泄機構を活発にするのです。
 ちなみに髪からはクロム金属などが排出されるため髪が長く伸びますし、また耳あかが多くなったり、爪の伸びるのが早くなったりします。排便や排尿が多くなるのも、もちろん好転反応です。悪いものをいっしょにどんどん出し始めるのです。

 建築資材ガラスの営業をやっている男性の例ですが、一日に5回も6回もトイレにいきたくなるので仕事にならず、仕事を休んでしまった方がいました。彼は糖質栄養素を摂り始めてから、一週間で4キロも痩せました。彼が仕事で田舎に行くことに決まったとき、コンビニがなくてトイレに行けないから、糖質栄養素をやめるというほどの人だったんです。
 人間のからだは、悪いものを結局、外に出そう出そうとするのです。外に繋がってなく、汚れを出せないものはどうするかというと、ストーブの空焚きと同じで体にちょっと負荷をかけ、悪いものをなくするのです。
 私の家では昔、反射式のストーブを使ってましたが、いまと違って、石油の質がよくなかったため、使っているうちにストーブがぎとぎとなってしまうんですね。そのぎとぎとを取るため、年に何回か空焚きしてきれいにしていました。
 それを人間に置き換えると、空焚きにあたるのが好転反応であり、その結果熱が出たり、頭が痛くなったり、昔痛かったところがまた痛くなったりするのです。
 糖質栄養素を使い始める4ヶ月ほど前のことですが、家事の最中、ちょっと焼けどをしました。このとき、ステロイド剤を使ったと思うんです。
 ところが糖質栄養素をとり始めたところ、何日もしないうちにそこが真っ黒になってしまいました。からだがステロイド剤を使った部分をきれいにしようとして、反応が起ったのです。一晩で収まりましたが、炎症が再燃しました。

 穴のあるところからは、悪いものを外に出します。また中にあるものは、空焚きしようとする。それが好転反応です。
 だから、好転反応が起っている間は、だるかったり、眠かったり、風邪のような症状が出たりします。みなさんも経験あると思いますが、私もここに来る何日か前に、起きられなくなりました。そのときに「これはもう寝ろという合図だな」と思い、電話にも一切出ないで寝ていました。
 これはからだの中の悪いものが外に出ようとする反応であって、決して悪いことではありません。ですから、からだの声に素直に耳を傾け、それに従ってあげてください。いつまで続くかは人それぞれですから、自分のからだの要求に従ってあげてください。
 からだの状態は「昨日、何を食べたか」「夫に対し、どのように接したか」など、いろんな要素が絡み、個人個人で違ってきます。ですから一人一人の分量が全然違うのが難しいところです。わずか耳掻き一杯程度の糖質栄養素の摂取でも大変な反応が出る人もいるかと思えば、カレースプーンで4杯とっても全く平気な人もいるのです。
 変化が感じられなくても、糖質栄養素はからだの中でしっかり働いてますから、どうぞご安心ください。健康診断の数字に現れなくても、ちゃんと効いてますので、ご安心いただきたいと思います。

 私は今年、糖質栄養素を発売してる会社が世界大会を開催していたダラスにいってきたのですが、そのときにたまたま骨組織や筋肉の組織を調べる巡回カーが来ていました。
 で、スポーツも特にやってない全く普通の主婦が、去年に引き続き今年もまた調べてもらっていました。その人、なんと「霜降り肉」が「赤肉」になっていたんです。運動なんて何もしてないのに、脂肪の量がぐーんと下がり、また骨量がぐーんとあがってました。
 私自身のことでいえば、もう年ですし、歯ぐきが弱くてだんだん歯が伸びてきているのですが、この前定期検診に行ってみたところ、歯が短くなってきていて、「もう大丈夫ですね」と言われてしまいました。これも糖質栄養素のおかげです。
 年とともに歯ぐきが衰え、さらにマッサージしていますから、よけい悪くなりやすいのです。なのに、まだ歯がよくなるって、すごいことです。やっぱり、「私の体は糖質栄養素に支えられていたんだな」と思いました。
 爪の色なども、糖質栄養素をとり始めた方は気をつけて見ていてください。きっときれいなピンク色になってくるはずですから。

 糖質栄養素を摂取して、お薬と同じような副作用が出るとしたら、それは体内に毒性をもちながら生活していたということです。ですから、徐々に徐々にゆっくりでいいですから、健康を乱してきたのと同じくらいの時間をかけて戻していきましょう。完全には戻らないと思いますけれど、糖質栄養素の働きを信じて摂ることは、絶対に間違ってないと思います。
 他のサプリメントやお薬を飲んでいる方は、そのまま使っても構いません。糖質栄養素と併用していると、だんだんわかってくるはずです。こんなにたくさんのお薬はいらないということと、少量のお薬でも十分効くようになるということが。
 プロポリスとかアガリクスなど他のサプリメントはみんな多糖類ですが、糖質栄養素は単糖類です。
 ですから、いっしょにとって一向にかまいません。他のサプリメントは細胞を活性化させるものであり、細胞と細胞の間のコミュニケーションを活性化させるのは糖質栄養素だけです。
 機能が違うため、糖質栄養素といっしょに使うと相乗効果があるかもしれません。ただし、糖尿病の方は特に気をつけていただきたい。薬は常に同じ力で働くからです。5の力があれば5の力でがーんときます。なので、体の機能が回復したとき、お薬が効きすぎて低血糖になってしまう恐れもあります。
 糖質栄養素を使っていただくときは必ず、糖尿病の治療をしてるかどうか聞いています。糖尿病はあらゆる病気の原因ですから、糖質栄養素の摂取を始める前に検査して、始めてからもマメに検査に通うように薦めています。

●付録?

 糖質栄養素は、本当はみなさん全員がとる必要のある製品だと思います。「私はまだ必要ないわ」と思っている方も、必ず必要な時期がやってきます。自分の体が困っていることに気がついていないだけなんですよ。
 だから、いつか必ず、どっときます。そうなる前に糖質栄養素をとるのが、賢明な生き方ではないでしょうか。
 前回、風邪薬の話を少しだけしましたが、私は風邪をひいてもあえて薬は飲みません。鼻水や痰は、体の中の悪いものを体の外に出す手段なんですから悪いことではなく、これは自然の摂理です。鼻水や痰を悪いと思ってること自体、間違っているんですね。
 出るものはどんどん出しちゃってください。鼻水で鼻の下ががびがびになったら、ちょっとクリーム塗っておけばいいのです。とにかく出るものはとことん出してください。そうすると再発しにくくなります。
 一度、鼻水を押さえてしまうと悪いものが体から出ず、抵抗力がどんどん落ちてしまうのです。だから、毎年風邪をひくのです。
 糖質栄養素をとり始めたとき、痰とか鼻水とかがたくさんたくさん出たと思うのですが、それが、その末路です。だから、鼻水や痰を取り出してしまえば、風邪にかかりにくくなります。私は病院の薬局に勤めてましたが、看護婦さんたちは夜勤が多かったため、体調が乱れやすかったのです。そこで、医師がいつものように処方するお薬を置く隣で、「それ、飲んじゃだめよ」というようなおかしな薬剤師だったのです(笑)。
 看護婦さんたちも風邪薬を飲むと、長引くのがわかってます。風邪って、病気じゃなくて、風邪症候群といいまして、いろんな病気が混ざっているものなんです。だから、そういう時には「仕事が休めない」なんて言わずに、自分をいたわってあげてください。一日や二日くらいは仕事場にいなくても、現場はきっと何とかなりますから。 
 できれば風邪ひいたときはあんまり食べないでいただきたいですし、食事をシンプルにしていただきたいと思います。たとえばおりんごにしても、朝1個昼1個夜1個とか そんな感じにしてください。
 といいますのは、食事を消化するにはものすごくエネルギーを使います。食欲がなくなるのは体力回復に全エネルギーを使いたいとからだが教えてくれているのです。だから、食欲がないときは食べなくていいのです。健康に思えるまで食べなくていいんです。
 食べなくても、決して死んだりはしません。それは言わば、からだの空焚きなんです。ストーブの空焚きと同じです。そして次から食べるときには、新鮮なものを少しづつ食べるようにしてください。
 胃潰瘍にしても、胃だけが単独で悪くなることはありませんし、肝臓だけが悪くなることもありません。にもかかわらず、胃だけが悪いという西洋医学のやり方に従っているから、ますます歪みがひどくなるのです。からだの中に治る力がちゃんとあるんですよ。糖質栄養素をとることで治る力を補強され、歪みが消え始めます。これが糖質栄養素とのつきあい方です。
 ですから、特定の病気治療を目的にして糖質栄養素を摂り始めても、病気は治りません。使ってみて「これ何よ」と思う人がいるかもしれません。でも、考え方を変えなければならないのです。体には治す順番があって、順序よく治しに行くようになっているからです。
 糖質栄養素の効果が自覚されるようになっても、すぐには検査値に出ません。でも元気なのが一番ですから、検査値はあまり気にしないでください。検査値はおおむね、不健康な人たちの平均値をとってるだけですから、気持ちのいい、自分の声を聞くようにしてください。


糖鎖とは

2006-04-30 10:03:59 | 爆発だ団塊の世代
糖鎖とは



・糖鎖とは人間の細胞の一つ一つについている、8種類の糖のつながりです。




 糖鎖の8種類のというのは、現代の栄養学では糖質(炭水化物)は、ブドウ糖になって、脳の唯一のエネルギーになります。(これもウソですが)なんていわれますよね。ところが、ブドウ糖というのは、200種類以上ある糖の1種類にしか過ぎません。



 つまり栄養学では200種類以上の糖質をまとめて糖質といっているのです。 200人の人を集めて、あんたたち日本人だから日本人ね! と200人を同じ日本人として考えているのと同じです。 能力や性格の個性は無視しているのと同じです。




 お前は女なんだから・・・ とか男なんだから・・・ とうのと変わりがありません。 一人一人の人間が違うように、糖質も違うのです。 だからブドウ糖しかエネルギーにならないのでブドウ糖をしっかりとろう! なんてのは、バランスを崩す恐れがある超危険な行為と言うことです。




・糖鎖は何をしてるの?


 あなたの体60兆の細胞一つ一つにくっついていて、他の細胞と連絡をとり合っているといわれています。 つまりあなたの一番小さい細胞からの健康状態を左右する問題といっても良いでしょうね。




 体の中から健康に!と言う場合は、細胞一つ一つの状態から健康にする必要がありますよね。 いくらコエンザイムやαリポ酸でミトコンドリアの働きをよくしたところで、その細胞自体の糖鎖バランスが崩れていたら正常に働くことができません。




・糖鎖の種類は?



糖鎖とは200種類あるうちの8種類。この8種類こそが、あなたにとって最重要な糖質のバランスです。 ただ栄養学では糖質は糖質。おわり。そりゃ結果でないって(笑) まぁ確かにそれの方が楽ですけどね。楽な分だけあとでツケを払ってるのが現状でしょ。だからダイエットのために何かをする必要がでてきちゃうわけ。



 糖鎖の8種類の糖質は、グルコース(Glc)・ガラクトース(Gal)・マノース(Man)・キシロース(Fuc)・フコース(Xy)・Nアセチルグルコサミン(GlcNAc)・Nアセチルガラクトサミン(GalNac)・Nアセチルノイラミン酸(NANA)です。




 つまり糖質というとブドウ糖のグルコースのイメージが強いですが、加工食品などのグルコースばかりを摂っていると、グルコースと比較して他の栄養素が少なくなってしまうのです。 ガラクトースは乳糖で乳製品でとれるので、他の6種類は、圧倒的に不足します。




よく言われる脳の唯一のエネルギーはブドウ糖!とういのも、(これ自体がもうウソだと明らかになってます。)糖鎖のたった8つすら考えの中に入れていないということです。 




糖鎖に限らずまだまだこれから新しいことが明らかになるでしょう。 ですから今のレベルの学問や科学的根拠がすべてだとは思わないことです。 人間死ぬまで勉強ですよ。 それがいやなら、何も考えないほうが健康に絶対良い!





・糖鎖が足りなくなると?



糖鎖が足りなくなるというよりも、糖鎖のバランスが崩れると問題が発生します。  多くの場合はグルコースとガラクトースは現代の食事で簡単に摂れます。 糖質をしっかり摂りましょうというのも、加工食品ではグルコースだけでしょう。 摂れるというよりも、摂りすぎが問題となるのです。





あなたの体は細胞1個1個のバランスをとるために、他の6種類の糖質を作るK要があります。 この6種類ですら別の働きがあるので、糖質はエネルギーなのでしっかりと摂りましょう!なんてのは、まったく説明として不十分なのですよ。




 病気やガンの場合は必ず糖鎖バランスが崩れていると言われています。 このためガンが糖鎖バランスの崩れなんじゃないか?ということでが注目を浴びることになったのです。軽い症状ではアトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーです。細胞バランスが崩れてしまっているので、自分の細胞ですら正しく認識できなくなってしまいます。だから免疫が過剰に働くと言われています。




 細胞自身が癌細胞を倒せないのと、周りの細胞にヘルプの情報を送れないことが原因ではないかと言われています。 健康な人でも毎日5000個の癌細胞が発生していると言われています。つまり癌細胞を私たちは自分の能力で倒せるんですね。 ただ、細胞一つ一つがちゃんと機能していればの話しです。




 若くして癌などに犯される人の特徴として、癌細胞を自分自身で倒せないからといわれていますよね。 このために、糖鎖と癌は密接な関係があるのではないか?と言われているんですよ。




 まぁ癌とか花粉症への影響はともかく、ここまで明らかになっているのに、糖鎖を無視するのは非常に危険ですよね。 でも悲しいかな、糖鎖などしらなくてもダイエット指導ができちゃうのが日本の健康業界の実態なのですよ。




・糖鎖を伝える専門家がいない理由



糖鎖がメジャーじゃないのは大手スポンサーが商品化していませんし、糖鎖は栄養学校でも習いません。 つまり伝える人が絶対的に不足していると言うことなんですね。 金にならない情報は流しても意味ないですから。





 2004年に大ヒットしたコエンザイムQ10ですら、アメリカでは10年前からサプリメントになってしましたよね。つまり日本の健康情報ってものすごく遅れているんです。 アメリカでは現在、ベジタリアンは過去最高だってご存知ですか?




え?ベジタリアン野菜ばかり食べて、数年前に消えたんじゃないの? とんでもない話です。 日本では食肉業者の利権が強いので、菜食は栄養不足になると言われていますが、これもまったく根拠のない話です。(*ヴィーガンという完全菜食では、ビタミンB12不足の傾向あり)





糖鎖なんて栄養士、栄養学博士、スポーツトレーナー、医師などの専門家から聞いたことないんだけど・・・   そりゃそうです、何度も言いますが、それは学校で習わないからですよ。   ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんが、次の研究テーマにするくらい先の話ですから。 解明されていませんが、わからないことがあるのはわかってるわけです。




で、糖鎖がダイエットに何の関係があるの?ってことですよね。 うん、簡単に言うとね、糖質は体を動かすエネルギー、ブドウ糖は脳の唯一のエネルギーと良く聞きますよね。(ま、これ自体がウソなんだけどね。)



 これを本気にすると、糖鎖バランスが崩れるよってことです。 これは現代の加工食品なのでは、グルコースとガラクトースくらいしか摂ることができないからです。




えー!でも、糖質がないと体のエネルギーがないじゃん ⇒ 成人男性で体脂肪として蓄えられるエネルギーは生存で約30日分、健康状態を崩さないで1週間分は体内にあります。 朝起きたらエネルギーがからっぽというのは、何の根拠もありません。




えー!でも、脳はブドウ糖しかエネルギーにできないじゃん ⇒ 体脂肪をブドウ糖に戻すことができるので、これもまったく心配要りません。 また脳の唯一のエネルギーがブドウ糖というのもまったくのウソで、生化学でもケトン体を使えるのは昔からの常識です。




・糖鎖を無視した一般的な糖質の種類



糖鎖といっても、聞きなれないから本当かどうか微妙でしょう。グルコースが単糖なので、ヤフーで糖質+単糖で検索してみましょう。 まぁだいたい糖質の一番小さいのが単等で、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フラクトース)、乳糖になるガラクトースくらいでしょう。




つまり私たちが常識だと思わされていた栄養学の知識では、まったく意味不明なのです。説明がつかないということです。 だって200種類を超える糖質のなかで、たかだか3.4個で何を語れるんでしょうか。そりゃぁダイエットでもリバウンドしたり、痩せただけと言う人が続出するのは当然ですよね。 




でもあなたはラッキーだ。 だって無料でこんなことを知るチャンスを手にしているんですから。 テレビや雑誌に登場する専門家では・・・ とよく言いますよね、だからこういう所を知っておいて欲しいんですね。 日本糖質学会 このページに糖鎖科学研究拠点・コンソーシアム構想 というPDFファイルがあります。この内容ですら2002年。今ではもっと研究が進んでいるでしょう。




ほかにも糖鎖工学研究センター   糖鎖工学研究室   糖鎖栄養素.com  糖鎖栄養ホスピタル   糖鎖によるガン癌代替医療を考える情報サイト 糖鎖の研究 などなど私なんかでは話にならない情報がたくさんあるんですよ。




健康に必要な情報は、テレビや新聞では遅すぎるということはこういうことです。 大手企業が商品化でもすれば、あるある大辞典やスパスパ人間学(終わったか)などで、取り上げられますがまだ無理でしょう。 だって現在の糖鎖は癌やアレルギーなど深刻な問題に取り組んでいるんですから、ダイエットなんて視野にも入れないからなんですよ。





糖鎖のページをチラっと読むとわかりますが、糖鎖は糖質だけじゃなくたんぱく質との結合に非常に大きな影響を与えます。 たんぱく質は体の材料だからしっかり摂りましょう。 なんて一言で終わるレベルの話じゃないってことです。 糖質、たんぱく質、脂質など成分ごとに専門化するのが専門家だからしかたないっちゃぁ、しかたないんですけどね。


サプリメント

2006-04-30 09:58:30 | 爆発だ団塊の世代
いちはやく糖質に注目し他にないサプリメントを提供しています。

今までは、「薬」か「栄養補助食品」しかありませんでしたが、アメリカの新しい法律により「ニュートラスティカル」(中間自然成分)という位置付けが誕生いたしました。日本では、現行「栄養補助食品」として扱われると思われます。1999年ロックフェラー大学のブローベル教授による「糖タンパクと細胞のコミュニケーションの研究」にノーベル生理学、医学賞が与えられました。この糖タンパク質により細胞間の伝達が行われてるという観点はこの会社の製品に一致してるのは偶然でしょうか?いいえ、この分野の製品開発の最先端をいってるのがマナテック社だからこそと言えるでしょう。
「母乳で育った子供は免疫力が強い」って聞いたことありませんか?この「母乳」を研究してつくられたのがこの会社の代表製品で製品すべてに含まれています。
この他にも独自の研究によりすばらしい製品があります。
細胞間コミュニケーション系、免疫機能促進、内分泌機能、腸サポート
栄養補給 スキンケア、スポーツ、ダイエット
第三者からの承認・表彰         
単糖類複合体が  Biochemistry Discovery of the Year 1996を 受賞
(アメリカ・ナチュロパス・メディカル・アソシエーション)   
◆The Journal of American Nutraceutical Association および
The Fisher Institute for Medical Research などが臨床データを紹介
◆1996年 完熟野菜、果物から抽出したファイトケミカルを主成分としたが同年の食品部門で新製品2万4千中ベスト10に選定  
◆アトランタオリンピックで多くの選手に使用される
◆全米陸上連盟がシドニーオリンピックのため製品を購入決定  (通常無償提供されるところを有料で購入)
◆1998年 空手雑誌ブラックベルトで運動能力向上結果発表 
◆U.C Irvine メディカル・スクール免疫学教授の博士よりグライコニュートリエンが各種免疫不全症に驚異的効果と発表  (代表製品使用)     




糖鎖

2006-04-27 22:01:07 | 爆発だ団塊の世代
最近の野菜はどうも味気ないと感じたことのある方は多いのではないでしょうか。実は味気なくなっただけでなく、もっと重要なことに野菜や果物に含有されている栄養素が低下しています。驚かれるかもしれませんが、現代人はもろもろの理由により十分な栄養が摂りにくい環境にあり、栄養失調状態になっています。

食事から摂ることのできる栄養が低下している原因としては、たとえば以下のものが挙げられます。

食品や栄養素についての知識不足
加工食品や外食の機会の増加
商業的関心に根ざした近代農法の進歩 (品種改良や促成栽培)
化学肥料による土壌の汚染、疲弊
土壌の汚染、疲弊などによる、野菜に含まれる栄養素の減少
長くなってしまいますので、ここではそれぞれについての説明はしませんが、たとえば、アメリカの場合ですが、FDA(アメリカの食品医薬品局)が推奨している1日に必要なビタミンAを桃から摂取するためには、1951年にはたったの2個を食べれば足りていたものが、現在では53個が必要だという結果が出ています。缶詰やデザートなどに加工されたフルーツであれば、なおさら栄養が失われているのは想像に難くないと思います。

いったい誰が53個もの桃を食べられるでしょうか。これは一つの例としてあげたものではありますが、そのほかの野菜や果物も栄養素が減少しています。金銭的にも物理的にも必要な栄養素を食事から摂取するのには無理があることは自明です。さらに問題なのは、カロリー自体には大きな変化がないということです。つまり必要な栄養素を食事だけから摂取するには、カロリーを過剰に取らざるを得ないのです。すると、当然のことながら生活習慣病のリスクにさらされることになります。

ただでさえも古代人の食事からはかけ離れたものになっているのに、そこからさらに食品単体の栄養成分まで減っているのでは、遺伝子に組み込まれている体にとっての必須栄養素を摂取することはかなり困難であることは直感的にもご理解いただけると思います。このことは糖鎖形成には絶対に欠かせない糖質栄養素についても同じことです。体に必要な部品である糖質栄養素を食事からも摂取できない状況にあり、しかも体内で合成することも困難な状況なのです。このような状況であれば、糖鎖が正常に形成されず体に支障をきたすのは当然のことと言えます。過去には考えられないほどに病気が蔓延しているひとつの理由は、この栄養失調のせいでもあります。

「私は有機農法の野菜を取っているから問題ない」「○○クラブで低農薬だから大丈夫」と思っておられるかもしれません。確かに普通の食材よりはよいかもしれません。高いお金を払う価値はあるでしょう。しかし、土壌の汚染などの問題は地域に関係なく起きているということは念頭に置いておくべきでしょう。