痛ましい列車事故。
外国人が日本へ来て驚くことの1つに電車が定刻に来ると言うこともあるらしい。
私達日本人とすればそれは至極当たり前のことだった。
でも今回の事故に思うことは、1秒たりとも遅れは許されないと言う人間にとっては重圧な規則はおかしいと言うことだ。JR西日本は近年特に時間の遅れに対して、乗客の信頼度を上げる為に厳しくなっていたようだ。
安全第一。日本もギスギスした慣習を、幅のあるものに改めなくてはいけないと思った。
(この事故に関しては、他にもいろんな要因があると思いますが)
亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
利用する側にとっては定刻通りに動いてくれるからスケジュールも立てやすい。
会社側の立場にしてみれば、利用者の要望に応えるべく罰則を作ってまでも“定刻”にこだわる。
何も罰則…とは言うものの、きちんとした企業になればなるほど小さな所にも制約は付いてくるのだと思います。
ただ今回の事件はあまりにも未熟な運転手を登用している事と
試験の成績だけを重視し、適性を無視していたのではないかと言うこと。
そんな気がしました。
事故に遭遇した方々は、本当にお気の毒だと思います。
ひたすらにご冥福をお祈りするばかりです。
これから体制にどう変化が現れるか、この事故によって他の企業も見直しがあるか。
内部のことまでは知らされないと思うけれど、安全第一の姿勢で臨んでもらいたいですね。
過密ダイヤ、定刻どおりに電車が発着するのが当たり前の日本ならではの原因もあったと思います。特にイタリアなんかから考えたら1分もたがわず、きっちり電車が到着するなんて信じられないと思います。
ずいぶん前になりますが、神戸で校門圧死というのもありました。確かに時間を守るというのは
大事ですが、それを重視するあまりに、もっと大切なものを失わせてしまっているような気がします。
競争の原理はなくならないと思いますが、優しさも忘れずに発展していってもらいたいですね。