「星の王子さま」は10代のころ、お目にかかり、なんとなく頭に残っていたが、近年、宮崎駿が作者のサンテクジュペリへの憧れを語っていたテレビを見て、彼のアニメ作品のほとんどに、空を飛んでいるシーンが入っていることを知った。
NHK「星の王子さまこころの旅」を見たら、なんと副題は「サンテクジュペリ愛の軌跡」とある。郵便飛行士であるとか、砂漠に不時着したとかまでは知っていたが、愛妻コンスエロとのたくさんの往復書簡とかフランス、モロッコ、ブエノスアイレスほかでの暮らし、そして5年の別居生活を経て、ニュヨークに、妻コンスエロを呼び戻すことができた過程、葛藤、そんな彼の人生の集大成がこの童話そのものなんだそうだ。
その後44歳で、双発機で出撃して消息を絶つまでの人生、こういうのを読売テレビの朝番組ではないが、本当の「波乱万丈」って呼ぶのだろう。
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