横濱kabitanの、あれこれ話

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その他//第1稿目

2008年10月07日 05時09分15秒 | 日本アニメ論
●【BIGLOBU × 世界名作劇場(アニメアニメ-8/11)】
『「世界名作劇場」は、日本アニメーションが世界の古典を原作に制作したフジの人気シリーズだが、今回、NECビックローブとの連携で8月11日に全作品を紹介するサイトを開業。
 サイトには現在放送中最新作「ボルフィの長い旅」までの25作品が集約し、作品感想などが書き込み出来る≪口コミ投稿機能≫から≪投票サービス≫なども用意されている。
 特設コーナーでは、無料で初回分が全作見れ≪期間限定≫で11話までOKにもしている。
 更に、最新作「ボルフィの~」特集コーナーもあり放映済みのエピソードを全て無料配信し、≪美術設定資料≫を使った壁絵・プレゼント企画・キャラ人気投票など、ファンにとっては嬉しい限りの企画が満載。
 こうしたサイトを通じて、ファンの要求を把握し今後のアニメ制作・コンテンツに反映する事が可能になると、運営する2社は考えている』
         ~私見~
 「東映BBブレミアム」も同系サイトですが、≪それだけで立てる≫という人気有名シリーズはこういう大胆な事が出来ますが、ますます不人気な作品が埋もれてきます。実際、日本アニメは制作されて知名度を得、後世に残るのは微々たるモノで中には放映時には先進的作調で人気ありながらも類似作品に飲み込まれそっちに注目され忘れられたのが多々。それに、日本アニメ史に必ず名が挙がるとも世間的に無視か置き去りにされ、昨今の大学を中心にそうした歴史・研究も教授も含めてまとまりがありません。
 一つは、教える側の世代的感覚・認識が主観的に入り本来の客観性が失い易い。元々、大衆文化は人々の主観で発展しているモノで映画は【総合的芸術】として扱われ一部のアニメも【名作】としてそれぞれ、作家・時代・作品別で研究されてはいますが、今まさに、その落とし穴に嵌まっています。
 それは、研究範囲が余りに狭い事と固定化。騒がれた作品・作家・時代に焦点合わせて居る事と、【現在進行形】的なのにそれを「一時的」と言って軽視している処があります。
 ・・・確かに、自分でもやっていると作品・ジャンル的に好き嫌いがあるしまんべんなくは限りなく無理で、どうしても関心事に集中してしまいます。しかし、≪見せる相手へのメッセージ≫≪作品・作家性≫≪大衆性≫≪作品造りでの職人としての心意気≫といった普遍性と、実史を辿る≪温故知新≫・・・元々、ロフトワークに絵師として登録すぐにアニメ研究を本格化したのは自作のレベル向上を目指しての事だったのですが・・・は、変わる事はなくあるべき姿です。 
 しかし、日本はマンガは京都・アニメは東京と固定・分散しがち。横浜も【(デジタル)アニメ特区】と言っていますが、実の処、横浜が理想的地理。MM21地区に、放送ライブラリーがあるし図書館も県立・市立両方ありますし芸大もキャンパス構えていますし、作家や製作所のスタジオも増えつつあります。どうも散漫気味な東京よりは、固まっていて学会としては簡単に出来そうだし人材(アマも含めて)すぐに集まりそうだし・・・そうも何かに付けて移動幅が大きい東京は、関係者と問わず観光やイベント参加に国内外からやってきた人にとっては面倒・・・実は、私も東京のはその理由で行かない場合が殆ど。その理由は、きっと、他の人にも当てはまると思います。
・行く理由が、≪イベント参加≫だけになり易い(会場までの移動に、手間が掛かったり迷ったりしてそれだけで疲れる)
・会場周辺に、関連店舗や休み処が少ないイベント主体なのが多い
の2点。
 これは、既に、去年のコ・フェスタで露見はしましたが改善は見られません。その点、横浜は現在開催中の大アートイベント「横浜トリエンナーレ」も≪1日では回り切れないだろう≫という主催者の配慮で1チケット2日利用(期間中いつでも)できるようになっています。一般//1800・大学生//1300・高校生//700・中学生以下//無料という、値段設定(前売りの場合は、それぞれ-200円)に、多くの無料観賞エリアもアリかなり良心的。ちなみに、ガイドブックで美術手帖増刊版で1260円というお値段。
 ちょっと、話がズレしてしまいましたがこうした比較(マンガ学会のメッカ・京都は土地勘ない為、比較できません)からして東京よりも横浜に可能性が異常に高い気が・・・やはり、国際観光地という文化面が低くなり易い土地柄が問題(自分の故郷を持ち上げというて落す、私って一体・・・)!?


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