横濱kabitanの、あれこれ話

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NHKーFM深夜便アンコール特集≪戦後60年≫を聞いて

2005年09月30日 03時08分59秒 | ポケモン映画「ミュウとルカリオ」
≪本題に入る前に≫
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≪本題≫
 番組内で、第二次世界大戦を体験した世代のリスナーからのお便りをその子世代と孫世代に分かれて読んでいきそれぞれ感想述べ合う形式で進むものでした。私も母が戦後生れなので孫世代に入りますが、私達世代の授業では強く【反戦】の色が強くテレビアニメから漫画までもそういったテーマが多く、【戦争に関わる全てのモノを放棄する】という≪憲法9条≫の掲げる理由を”戦争知らない世代”としてはとても理解していた方だと思います。
 しかし、今回の放送で流れていた≪経験談≫を聞いていると私達日本人がどの位戦争の悲惨さや戦後のごたごたの様子を知らないでいたんだろうと、まざまざと思い知らされた気がしました。現在、米国における≪イラク戦争≫に関して日米言わず世界中の人々が声を大にして反対を叫んで居ますが考えて見れば反対の声を叫んでいる中で≪戦争の恐ろしさ≫を本当に知っている人はどの位なんでしょうね?私達は、単に『戦争は、悪いものだから反対している』だけでは無いでしょうか?いわゆる、≪机上の空論≫な叫びでは全く空ろにしか響かないんじゃありませんか?実際に、戦争を体験した人や今まさに巻き込まれている人達の訴えこそに力があるのではありませんか?
 しかし、日本も段々と≪戦争体験者≫の声が消えつづあります。その為、まだその体験者の記憶を強く受け付いている筈の1970年代以前の世代の私達が出来る限り≪映像・文章面での、表現方法≫で今の子供達や1980年代以後の世代の人々に伝えていきたいと思います。
 その作品で代表的なものは、
・「ガラスのうさぎ」
・「はだしのゲン」
・「鉄腕アトム(「アトム今昔物語」)
・手塚作品初期ー中期までの、アニメ・漫画作品
辺りが、挙げられます。
 最近のでは、ポケモン映画「ミュウとルカリオ」がずばりそれをテーマにしています。すでに、この作品の感想とここで言いたい事は書いています(一応、この記事を読んでいる人が最初の指示で過去の記事を読んだの前提にして書いていますので、気を付けてください)がこのNHK-FMの番組を聴くと深く映画の事を思い出します。「ミュウとルカリオ」ほど、子供向けながらも真剣に≪戦争≫について書いた【児童向けアニメ】は珍しいです(でも、サトシとピカチュウ・女性冒険家キッドの話のせいでかなり≪戦争≫についての語りかけが弱まった感もありましたが)。

 是非、≪米国上映≫の時は最初にホワイトハウスで政府高官の人々に見せて欲しいですね。

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