原作:星 新一、人形:竹田人形座(製作:竹田 喜之助)/1960,9,5-1962,3,27(227話 月ー金10分枠から、129話以降月・火15分枠へ)
・(第1-20話)「氷の星」
救助信号を受け、救助に向かったシリカ一行が見つけたのはロボット暴走で運行不能になっていたロケット。
救助した冒険家の案内で『氷の星』へ。シリカ号のロボットの暴走もあったが、氷の星の住人の悩み- 気温の下がり過ぎて住人どころが星全体が凍ってしまった事 -、をシリカ号の光線銃で解決。
・(第21-128話)「第一回宇宙会議」まで
シリカ号は、そのまま”一日2時間の「いそがしい星」””住人全員、透明な「ガンマ・ビエール星」”と巡り、途中、遭難者一人、救助。彼が言う、遭難現場近くにあった星を≪宇宙基地≫に定めたシリカ一行は、早速、上官の老博士を呼び寄せ基地を建設。
住む星を無くした宇宙旅団をいそうろうさせた為、水不足になった基地の為にシリカ号は”水探し”に。
見つけた「水の星」で、食料の取り合いでいがみあう二国の争いに巻き込まれたが食料を大きく育つ薬を(ピロのお姉さんで、食物・植物学者の)ネリが開発。その結果、いがみ合っていた二人の王も大喜び、和平に。
平和になった「水の星」から水を補充できると今度は未知の星からの救助信号。行くと、そこの星も”食糧問題”。植物の根を食べて枯らしてしまう”アリモグラ”の退治で解決。そして、基地でいそうろうしていた宇宙旅団もシリカ一行が偶然見つけた”酸の海”のある星に移る事になった。
”一度、交流あった星々の人を基地に呼んでお互いの交流を深め合おう”と言う事で、尋ねた星を再度、シリカ号で巡り基地で各星と基地一同で交流会を催す。
・(第129-227回)「ラストへ」
更なる航路を捜しに、改造ほどこされたシリカ号。
”金属人間の「黒い星」””小鳥が住人「ことりの星」””下ばかり見るカメの「カメ星」””「巨人の星」””化けタヌキの「トヌキ星」””なんでも自動化「オートメ星」””3万年も冬眠していた「モーラ星」””台風のような「ごむまり星(存在自体、危険だったので少年科学者のピロの造ったミサイルで破壊)」””映画村の「アルファ星」””催眠術で市民を操る大統領が居る「ユーる星」””ピロと(ピロの愛犬で宇宙犬の)ピスが怪獣?!「小人星」”と、航路を広めている間、先に造った航路に定期船を就航させ交流会の「宇宙会議」も二度、開かれた。
三度目の交流会の後、ピロは一旦、地球に戻り大学へ。ネリは、シリカ号の艦長と婚約・・。
と、「宇宙船シリカ」は割と現実的な形で終って居ますがやはり、NHKらしい夢とコミカルな話が多いと思います。ここ時点ですでに、話の隠れた部分で文明批判や戦争の愚かさといった辛らつな描写が各星のエピソードに含まれて居る感が・・。
前回と今回のコラムイラストで掲載した、『チロリン村に「宇宙船シリカ」がゲスト出演』のもいれときます。
≪特番≫「チロリン村にシリカ号現れる(1960,12,30OA分)」
故障で、畑に不時着したシリカ号。ピロとピスが、周辺を調査に出た時にトン、クル、ビーの三人に会い仲良しに。その三人をシリカ号の内部を案内し食事会に招く・・。
よく考えると、とんでもない組み合わせですね、NHKさん・・・。一番気になるのはどちらのファンも、「なんだこりゃ」と思ったでしょうね。きっと、この特番の知らせは「チロリン村」「シリカ」両方の年末放送締めの番組後に出たと思いますが両方のファン、それでこけたでしょうね。
このブログ読んで、リアルタイムでこの≪特番≫見た人いましたらその時の感想を【コメント欄】にいれていって下さい・・・無理かな・・。
【次回予告】
手塚大先生の、「銀河少年隊」。
・(第1-20話)「氷の星」
救助信号を受け、救助に向かったシリカ一行が見つけたのはロボット暴走で運行不能になっていたロケット。
救助した冒険家の案内で『氷の星』へ。シリカ号のロボットの暴走もあったが、氷の星の住人の悩み- 気温の下がり過ぎて住人どころが星全体が凍ってしまった事 -、をシリカ号の光線銃で解決。
・(第21-128話)「第一回宇宙会議」まで
シリカ号は、そのまま”一日2時間の「いそがしい星」””住人全員、透明な「ガンマ・ビエール星」”と巡り、途中、遭難者一人、救助。彼が言う、遭難現場近くにあった星を≪宇宙基地≫に定めたシリカ一行は、早速、上官の老博士を呼び寄せ基地を建設。
住む星を無くした宇宙旅団をいそうろうさせた為、水不足になった基地の為にシリカ号は”水探し”に。
見つけた「水の星」で、食料の取り合いでいがみあう二国の争いに巻き込まれたが食料を大きく育つ薬を(ピロのお姉さんで、食物・植物学者の)ネリが開発。その結果、いがみ合っていた二人の王も大喜び、和平に。
平和になった「水の星」から水を補充できると今度は未知の星からの救助信号。行くと、そこの星も”食糧問題”。植物の根を食べて枯らしてしまう”アリモグラ”の退治で解決。そして、基地でいそうろうしていた宇宙旅団もシリカ一行が偶然見つけた”酸の海”のある星に移る事になった。
”一度、交流あった星々の人を基地に呼んでお互いの交流を深め合おう”と言う事で、尋ねた星を再度、シリカ号で巡り基地で各星と基地一同で交流会を催す。
・(第129-227回)「ラストへ」
更なる航路を捜しに、改造ほどこされたシリカ号。
”金属人間の「黒い星」””小鳥が住人「ことりの星」””下ばかり見るカメの「カメ星」””「巨人の星」””化けタヌキの「トヌキ星」””なんでも自動化「オートメ星」””3万年も冬眠していた「モーラ星」””台風のような「ごむまり星(存在自体、危険だったので少年科学者のピロの造ったミサイルで破壊)」””映画村の「アルファ星」””催眠術で市民を操る大統領が居る「ユーる星」””ピロと(ピロの愛犬で宇宙犬の)ピスが怪獣?!「小人星」”と、航路を広めている間、先に造った航路に定期船を就航させ交流会の「宇宙会議」も二度、開かれた。
三度目の交流会の後、ピロは一旦、地球に戻り大学へ。ネリは、シリカ号の艦長と婚約・・。
と、「宇宙船シリカ」は割と現実的な形で終って居ますがやはり、NHKらしい夢とコミカルな話が多いと思います。ここ時点ですでに、話の隠れた部分で文明批判や戦争の愚かさといった辛らつな描写が各星のエピソードに含まれて居る感が・・。
前回と今回のコラムイラストで掲載した、『チロリン村に「宇宙船シリカ」がゲスト出演』のもいれときます。
≪特番≫「チロリン村にシリカ号現れる(1960,12,30OA分)」
故障で、畑に不時着したシリカ号。ピロとピスが、周辺を調査に出た時にトン、クル、ビーの三人に会い仲良しに。その三人をシリカ号の内部を案内し食事会に招く・・。
よく考えると、とんでもない組み合わせですね、NHKさん・・・。一番気になるのはどちらのファンも、「なんだこりゃ」と思ったでしょうね。きっと、この特番の知らせは「チロリン村」「シリカ」両方の年末放送締めの番組後に出たと思いますが両方のファン、それでこけたでしょうね。
このブログ読んで、リアルタイムでこの≪特番≫見た人いましたらその時の感想を【コメント欄】にいれていって下さい・・・無理かな・・。
【次回予告】
手塚大先生の、「銀河少年隊」。
いまだにに覚えている位インパクトはありましたが、それほど違和感は感じませんでした。
両方の番組を見ていて馴染んでいたからか、おかしいと感じるほどの”分別?”が無かったか。なにしろ人形の操作方法が違う、などとは考えもしませんでした。
あとシリカが飛んで行くシーンはかすかに覚えています。当時としては斬新な表現だったと思います。
追伸 「ひょうたん島」と同じくらい「ネコジャラ市」が好きでした(です)。
このブログに,寄ってくださいましてどうも!今年で36なので,全く知らない昔の映像作品ばかり扱っているので当時みていた方のコメントはどれも貴重なばかり。NHK人形劇映像も,モノクロのは殆どフィルムがないそうで当時の新聞記事(図書館においてある縮小版)で読めるくらいしかありません。・・・チロリン村&シリカ・・・見れるものならみたいですね!!!
PS.現在,やりまくっている(只今,休止していますが)「ゼルダの伝説」記事も読んでくださいね←再開予定は,ばっちりはいっています
今は,ヨコハマトリエンナーレ2011運営サポーター活動中でなかなか更新できずにいますが,途切れ途切れに昔のを書いていこうと思いま。
ベラデンさんも,20代でこの記事にコメントいれるということは私同じく昔のがお好きでは?温故知新の心を持って物事を見ることはとても大事だと思います。
そうですね、僕はデジタルで何でも思い通りの映像を簡単に作れる現代よりもお金も技術も不足してる中試行錯誤しながら全て手作りで作る特撮ものがやっぱり好きです。(もちろんデジタルも嫌いじゃないです)この宇宙船シリカは僕の父が子供の時一番大好きだった作品だったので、いろいろ調べる内にその内容の先見性というか、当時よくこんな本格的なSFを子供人形劇で取り入れたその発想に脱帽しました。つい先日「NHK人形劇空中都市008」のDVDを拝見しまして、その中で初めてこのシリカを見ました。やはりサンダーバードに比べたら数段劣るのは否めませんでしたが、しかしサンダーとはまた一味違う愛らしさがありました。特に宇宙船内のメカニックも中々凝っていましたし、キャラクター達も個性豊かで愛らしかったです。イクチオザウルスとの戦いも思ったより見ごたえがありました。この後の続きが非常に気になりますがこれしか現存してないのが非常に残念でなりません!日本初のSF人形劇という記念すべき作品をずさんな管理で紛失してしまったNHKの連中に腹が立ちます!!本作の凄いところはジェリー・アンダーソンの「宇宙船XL-5」よりも1年早く宇宙を舞台に様々な惑星で冒険を繰り広げる設定でしょう。巷では「宇宙船XL-5」が宇宙を舞台にした最初の本格的SF人形劇だといわれてますが、我が国の「シリカ」がやはり最初のSF人形劇だということでとても誇らしいです。
長文で大変失礼しました(汗)
また、ここに訪れますので今後ともよろしくお願いします。
そのため,逆に脚本や絵コンテ(「銀貨少年隊」)が残っているのでそれを書籍体でまとめて欲しいところです。
私としては,東映動画さんにぜひ「宇宙パトロールホッパ」の再放送なり全話収録DVD(民放衛星放送開始直後に全話再放送されたという,情報あり)を出して,放送当時出版された絵本・マンガも全て復刻して欲しいですね。
とにかく,モノクロ時代のTVフィルムは中中の残されていないため見れるだけでも貴重な体験です。古ければ古いほど見れる機会がすくなる上,作品自体がマイナーだと更に表に出てくる率が減っていく(制作側が見せてもお金にならないほどされないので)
リメイク製作を担当するなら「ぼうけん!メカラッパ号」のスタッフがベストだと思います。というかこの人たちしかいません!!メカラッパ号は僕が小学生の頃メチャクチャハマりました。21世紀のシリカともいうべき作品です。ぜひこのスタッフでシリカをリメイクしてほしいです。ストーリーはオリジナル版に沿って展開してほしいですが、勿論、今風の新たな設定付けしてもいいと思います。キャラクターもピロ、ネリ、ボブ、ピス、その他ロボットに加えて新オリジナルのキャラも付け加えてほしいです。
それかアニメでのリメイクもアリだと思います。「ふたつのスピカ」「プラネテス」「無人惑星サバイヴ」などのNHKアニメのSFものは中々
良作がありますのでシリカもアニメでリメイクしてもいいと思います。
その際に主人公のキャラクター描写は今風に変えてみた方がいいと思います。考えてみましたが例えば...
ピロ=冒険好きで、好奇心旺盛で活発な、よく
あるアニメの定番な少年。その為危険を 顧みない無茶な行動を取って周囲をハラ ハラさせ姉のネリによく叱咤される。そ んなネリに対して反抗的になったりす る。機械いじりが得意。
ネリ=ピロの姉で科学分野のエキスパート。腕 白な弟の無茶な行動にいつも手を焼いて いる。普段は物静かで冷静で、誰にでも 優しく接するが少々ヒステリック気味な 所がある。ボブに仄かな恋心を寄せる も、中々気づいてくれないボブにイラ イラする。それに他の女の子をナンパす るボブに嫉妬して何かと辛く当たる事も ある。何かとピロとケンカするが誰よ りも弟思いのお姉さんである。
ボブ=シリカ号のキャプテン。若さに違わぬパ イロットの腕前でどんな危険な地帯も神 業テクニックで乗り越える。冒険好きな 面でピロとはウマが合う。冗談で周囲を 和ませるムードメーカー。結構女好きで 行く星々の女の子をアタックするも最後 はいつもフラれる。正義感に燃え、どん な絶望的な状況でも仲間を励ましてくれ る頼もしいリーダー。
ってな感じでどうでしょうか?管理人さんもキャラクター設定案がありましたらぜひ記載してください。
「三銃士(最終回までビデオ録画しましたが見ていません)」見た時,舞台の奥行きや味あい深い人形造形に『人形劇でここまで表現できるとは』と思い驚きました。
リメイクするなら,原作通りにフルカラーで奥行きある舞台を最大限に活用して個性的な映像を造り出して欲しいですね・・・キャラ造形は本当は当時担当した竹田人形座にやって欲しいと思っていますが,現在,当時のまま再現できるかそしてその技術が伝えられているか,全く分からない現状ではやはり「三銃士」スタッフが期待できる唯一の人材ですが逆に海外の方の手で作った方がはまる造形になるかもしれませんね(実際「三銃士」人形制作もそうでした)。
でも,どこか古びた感じの映像でのアニメが一番にあっているかもしれません。造って欲しいのは,シンエイの「ドラえもん」スタッフか日本アニメーションかトムスエンターテイメントの「アンパンマン」スタッフかジブリでTVアニメシリーズ造ってくれるスタッフ辺りが,原作に近いアニメにリメイクしてくれるのでは?