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「鉄腕アトム」劇場アニメ映画を考えてみる

2011年12月15日 06時05分37秒 | 鉄腕アトム
:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすみません:

 日本国産第1号の64年放送モノクロ版には、カラー映像として製作された表題「宇宙の勇者」を本来の極彩色で見てもらおうという事で他のモノクロ映像2本を加えた編集版でした。
 80年放送のカラーリメイク版では、TVのみ。
 そして、平成鉄腕アトムでは5本以上製作され放映されましたが一般劇場では放送しにくい《特殊スクリーン投射用》の為、投射できる映写機ある場所に上映が限ってしまいイベントとして期間限定の場合が殆ど。

 上記のように、三度TVアニメ化されながらも本格的な劇場作品が一本もない「鉄腕アトム」ですが今だからこそモノクロ・カラーリメイク・平成版それぞれに、新たに一般用に製作してみるのもいい・・・新ドラえもんも、新規スタッフが新作と共に藤子Fが原作を携わった映画シリーズに挑戦しています。
 以下は、私が考えた《こういう内容で見てみたい》という要望です。
 ■モノクロ版「アトム今昔物語」
 これは、原作者・手塚大先生が放送終了後に合わせて最終回後日談として新聞マンガとして
長期連載されました-アトムが宇宙人と共に地球に戻る際、ひょんな所で(連載当時の時代まで)時間逆行してしまう。自力では元の時代に戻れなくなった為に、標準時間経過で何とか生まれる時代まで行くが同時間に一人物が二人もいるのは時間の法則では許されない事、結局生まれようとする自分に命を譲る(自爆)・・・しかし、生まれた自分も同じ時間を過ごして・・・、と時間循環という《閉じられた世界》が成立してしまう展開。
 でもこうしたのは「火の鳥(シリーズ全体)」「W3(宇宙人3人のみ)」など手塚作品には珍しくないモノですので、劇場映画としてはかなり感傷的ですが歴史残るような作品になると思います。
 ■カラーリメイク版《アトラス2部モノ》
 アトラス話は外せないでしょう。
 エヴァのように連作で1部目はとことんアトムとのからみだけで押し切り、2部目はガンダムみたいに地球軍と外宇宙生物軍の抗争を軸に最後人間に味方し宇宙に散るアトラスを細やかに描く。展開の仕方が前半と後半まったく違うという、ごったものを。
 ■平成鉄腕アトム「ミドリ沼」「テストパイロット」
 同じく平成ウルトラマン製作スタッフによるそのまま実写化ができそうな画面構成やキャラ演技と、原作を独自な解釈で作り直した内容が最大の魅力の、平成鉄腕アトム-「ミドリ沼」と「テストパイロット」は別々に掲載されてはいますが内容的には一体で、「ミドリ沼」の敵役・トカゲが実はお茶の水博士の子孫が乗ってきたタイムマシンにしがみついてきた原始時代の知的生物だったという落ち。
 流れとしては、前半を「テストパイロット」で原作では触れられていなかった博士の子孫が過去に旅立つ場面を細かく描いて後半では「ミドリ沼」ですが博士の子孫がトカゲ達を元の時代に戻すという解決に持っていけば良いと思います・・・もしやるなら、アトラスなども後半のトカゲとの戦いに参戦させて欲しいですね。

 ぜひとも、三作とも連作で製作して欲しいですね。


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