あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

四国八十八ヶ所歩き遍路区切り打ち(44番札所大寶寺~45番札所岩屋寺)

2012-05-15 18:06:34 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
2012.05.04(金)(午後の部③-①)
 
岩手さんと44番大寶寺を打ち(お参りして)
山越えで45番岩屋寺へと向かいます
 
あと3キロほどのところに岩手さんの今夜のお宿
同じくお宿にリュックを置いて納経用品だけを持って一緒に45番まで打ち戻ることにしました
 
先ほど買った2個のおにぎりがあるから大丈夫と励まし連れになって歩きます
 
久万高原町の標高は480mほど
ここ大寶寺で560m、山越えの峠の頂上は715m
また一登りして行かねばなりません
 
岩手さんがまた「其々の力で越えましょう」とゆっくりと登ります 12:05
 
 
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峠の上でおにぎりを食べましょうと元気を出して登ります
 
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しかしながら峠の頂上は切り通しになっていておにぎりが美味しく食べられそうにありません
 
石の祠に祀られたお地蔵様に会釈して峠を下ります
 
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峠御堂トンネルの横に飛び出しました
打戻のルートはこのトンネルを通ります
ここでも男性が一人前を行きます
 
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県道12号線を二人でてくてくと下ると
里山をショートカットの遍路道がありました
 
 
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去年の五月の連休の歩きの時
足摺岬から土佐清水への山中でも良くみかけた大阪の方の遍路案内板
 
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河合の集落の清掃の行き届いた遍路小屋とWC
12:35 です
ここでおにぎりタイムにしましょう
 
一人の背の高い遍路ボーイが休憩中でした
野宿を基本として歩いてるそうです
 
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しっかり休憩して岩手さんのお宿まで急ぎます
 
県道沿いの田園風景の中にお宿がありました
 
待たずにワタシは先へと歩を進めます
 
一人になってリュックもないのでスタスタと急ぎます
 
あれ~?
こんな狭いところを通るのでしょうか?
しかも田んぼと小川の土手です
 
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間違いではないようです
県道に沿って暫く進むと八丁坂遍路道の表示があり山中へと道が続きます
朝に45番さんへと御参りされた方か逆打ちの方か何れか前方から戻ってこられます
 
 
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幾つか小さな川を横切り石畳の坂道を登り
ぬかるんだ下り坂を下って
 
 
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八丁坂の登り口へとやってきました
先ほどのボーイが休憩中です
 
お先に~と峠へと登って行きます
 
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いやいや~きつ~い登りがうねうねと続きます
はいはい仰るとおり一歩ずつ進んで参りまする~
などと独り弱音を吐きながら登ります
 
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なんとか尾根に登りついてきました
農祖峠から先に45番を打つ遍路道ルートの槙の谷道が合流してきます
標高730mとあります
現在は左斜面、時折落石のおそれあり。頭上注意(自己責任で通行してください)
と遍路地図には記載され赤い点線の表示も消されている
 
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木立の間から久万高原の山並みが望まれます
 
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雲の向こうは、もしかして石鎚の山かなぁ~なんて思いをめぐらせます
 
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760mの尾根を幾つかアップダウンして下り始めます
 
途中<<マムシ注意!!>>の立て札に気もそぞろ、思わず走っていました
 
だんだん下りが急になり眼前に岩山が見え始めて持鈴の音が響きだしました
前を数人の身軽な恰好の女性が3人下っておられます
 
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地元の方々で明日(5/5)のお童子まつりの準備に上がってこられたようでした
 
鎖場の修行場もありました
 
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白山大権現せり割り禅定の修行場
 
入山料300円
 
鎖場があり
遊び気分で登ってはいけません
 
足元、手がかりには充分、ご注意ください
 
上から小石やその他の物を絶対落とさないよう
気を付けてください
 
万一不注意によってお怪我をなさっても
責任は負いません
 
 
 
 

 
 
 
三十六童子巡りをして子供の健康、学業、心の成長を願います
 
岩場の急峻な参道からようやく45番札所岩屋寺の裏山門に到着 14:35
 
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脱帽して一礼し境内へと御参りです
 
 

四国八十八ヶ所歩き遍路区切り打ち(楽水大師~鴇田峠~久万高原)

2012-05-15 14:24:04 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
2012.05.04(金) (午前の部)
 
ちょっと頑固な民宿のご主人
話し好きでいろんなことを教えていただきました
朝は6:00からの朝食
ヘルシーメニューです、御飯のお代わりをして出立です
 
昨夜、同宿した鎌倉からの女性と遅れて到着された男性は
食事を済ませて一足早くまたのご縁をと挨拶して歩き出されます
 
昨日、落合トンネルの分岐まで歩いた埼玉の女性とワタシの二人は
ご主人がそこまで車で送ってくださいます
 
ゆっくりと7:00過ぎて出発
 
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途中で先行の二人を追い越し分岐に到着です
ご主人にお車代(ガソリン代)ワンコインを支払いお礼を述べて
いよいよ歩き出しです 7:20
 
二人でお互いの記念写真をパチリ
 
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お互いに歩くリズムが異なるので暫くは一緒に歩きましょう
いつでも遠慮無しでお先にどうぞ~~のスタンスで歩きます
 
道幅も途中で狭くなり崩壊して工事中の場所もあります
 
道中の藤やアマドコロ?や名も知らぬ紫や白い小さな花が緊張の紐を解いてくれます
 
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標高を200m~300m~400mと徐々に上げて行きます
なだらかに舗装道路を行きますのであまり登ったとは感じません
三嶋神社で畑谷(畑峠遍路道を経て農祖峠標高651m越えルートへ続く)への道が別れます
距離が2キロほど長くなります
 
が、従来の遍路道で標高790mの鴇田峠を越えて行くことにします
 
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途中で水分補給で立ち止まった埼玉の女性は少し遅れて歩いています
 
一人歩きではこの遍路マークも見逃せません
 
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村の大師堂、延命山厄除大師様にお参りします
彼女はそのまま追い越して先に行きます
 
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畦畦の集落で道が二手に分かれて遍路表示は左です
埼玉の彼女はなるべく山道は避けて舗装道路やトンネルを行きたいらしいので迷っています
しかしここは民宿のご主人のアドバイスに従って遍路道を行かないと
とんでもないヘアピンカーブの続く車道のようです
地図を確認して遍路道へと一緒に進みます 8:30
 
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道は少し急坂になってきました
前に一人男性の歩きさんが何やら迷っています
近づくとこの道で合ってるのかと聞いてこられるので
多分OKでしょうと答え一緒に歩きます
彼女は上り坂になるのでと少し休憩してから進むようです
 
表示の石柱がちゃんと鴇田峠遍路道となっていますね
山道へと入ります
 
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すると男性は
さっきこの道は通ったんだけどなぁ?と不信顔で登って行きます
 
一旦林道を横切って峠道への登り口です
どうやら男性はここを見過ごしてまた車道へと下って一周したようですね
この表示には気付かなかったと喜んで先に登って行かれました
 
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結構な登りの続く山道です
しかし、早くも鴇田峠なのでしょうか
峠の頂きらしきところに「下坂場峠」とありました
地図を確認すると標高570mとあります
 
県道42号線に合流して暫く緩やかに下って行きます
男性も、埼玉の女性も置いてきぼりにしてずんずん下ります
 
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昨日、民宿から先、今日の予定を先取りで歩いた時に一緒に歩いた女性に追いつきました
岩手からお越しでやはり12日までの予定での区切り打ちとのこと
其々の歩きでご一緒しましょう
彼女は岩手さんと呼ばせて頂きワタシは大阪さんで参りましょう
 
宮成の集落を過ぎ、やっと次の札所44番大寶寺さんの標識が現れました 9:10
 
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途中のいくつかの集落を越えてどうやら鴇田峠への登り口到着です
 
 
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ベンチもありちょっと二人で休憩していると
やはり昨日の落合トンネルで一緒になった女性も到着
彼女は大分からでこの標高530mくらいの山の学校の教師をしているとのこと
 
水分を補給し行動食を口にして三人で登りに着きます
岩手さんが<登りは大阪さん先頭で其々のペースで>と声をかけてゆっくりと登ります
 
フーフーと息を切らせながら登って行きます
暫くすると大分さんが休憩で遅れます
岩手さんは然程きつくもない顔で登ってきます
先ほどの下坂場峠で一緒だった男性が追い越して登って行きます
 
 
 
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 だんじり岩の案内板を見て岩を確認すれども良く判らず小さな祠に手を合わせて通過
 
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なんとか標高790mの鴇田峠(ひわたとうげ)に到着 10:00
 
男性と岩手さんとワタシの三人で看板を読んで立ち休憩
 
 
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さぁ~ここからは300mほどを下って行きます
 
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案内板にあったとおり便所があり大助かり
 
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ホッとしてさてもう一息下りますかと立ち上がります
林道をショートカットするように遍路道は急な下り坂が続きます
 
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やったぁ~~~~!!
久万高原の町が見えてきました!!
 
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久万高原町に辿り着きました 10:50
以外に楽に越えたと思いきや4時間半もの峠越え
距離は12キロ強(8キロを昨日歩いたので短縮です)
 
今日はここで一泊です
途中でお宿に立ち寄り無理をお願いして荷物を預かって頂き
長かった前の札所から久しぶりの御参りの札所44番大寶寺へと向かうことにします
が、44番札所までは2キロもありません
往復して戻ってきても時間が余ります
45番さんまでお参りをして打ち戻ってくることにします
しかし、そうすると6時間が必要です
御参りの時間も合わせると宿に帰ってくるのは早くても18:00
近くのコンビニでおにぎりを買って出発することにします
岩手さんはまだここから4キロ先の宿を予約してるので先に44番まで行ってもらいます
 
11:05
宿を出て急ぎます
巷はGWの最中のこどもの日
孫たちのことも放ったらかして飛び出てきました
 
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 大寶寺の赤い橋に到着 11:20
山門へは急な登りです
 
 
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本堂へと階段を駈け登ると岩手さんがお参りを済ませたところでした
 
 
前の43番札所明石寺から実に67.2キロ
通して歩けば3日がかりでの到着です
岩手さんは昨年、東日本を襲った未曾有の震災で来ること叶わず
1年2ヶ月ぶりに勤行を上げる事が出来たと涙声で感動です
ワタシも半年ぶりの御参りです
 感無量
   十一面観世音菩薩様
 
               おん  まか  きゃろにきゃ  そわか
 
 
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                お大師様
                  ありがとうございます
 
                      南無大師遍照金剛
 
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ただただ手を合わせ
 
諸人の健全を願います
 
 

四国八十八ヶ所歩き遍路区切り打ち(伊予大洲~内子~楽水大師)

2012-05-14 23:30:21 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
2012.05.3(木)
 
GWの4連休に加えて8日までの休暇をもらい四国へと飛び出る
歩き遍路を思い立ち訪ねてくるようになって、もうかれこれ3年目になるが
なかなか先へと進まない
ようやく長かった高知と愛媛の南部を打ち終えたのが
昨年11月30日
以来、何度目の区切り打ちの遍路旅になろうか
 
当初は前回と同じく広島の I さんと同行しようと計画したが
彼女の休暇の方が長く銘々に歩くことにした
 
彼女は4月28日からもう既に5日間も先を歩いている
やはりそれなりに気になる
 
メールでやりとりしながら先へ進むことにした
 
前日の22:00に大阪梅田ハービスエントを出発した夜行バスは
5:15に伊予大洲本町バスターミナルに到着した
洗面所も備わっており荷物の整理を終えリュックを担いでスタートです 5:30
 
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しとしとと降る雨に大洲の町はすっかり霞んでいます
 
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GSの軒先で傘を取り出して歩いて行きます
コピーした歩き遍路地図片手に道を確認しながら慎重に街中を抜けて行きます
 
後ろから若い歩き遍路の男性が追いついてきて暫く一緒に歩きます
 
 
6:20 十夜ケ橋に到着
 
お堂にお参りしてお大師様のお休みになっている橋の下にお邪魔します
 
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お大師様を起こさないように静かに通りましょう
 
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連れになった横浜からの男性に合わせて話しながら歩いて行く
7:15 途中小休止した遍路休憩所の東屋の横にはお風呂がありました
男性ならここで野宿して自分でお風呂を沸かして入れるようです
もちろん管理されてる方にお願いすべきでしょう
 
 
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話しに夢中になって五十崎で遍路道を行き過ぎて5分ほどロスタイム
 
内子へと抜ける遍路道は雨の後でぬかるんでいて靴は泥んこのびしょ濡れ
草はボウボウ、しかし道に咲く名も知らぬ花や山に咲く桐の花が慰めてくれます
 
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八日市街並が初め何処の事やらわかりませんでしたが
どうやら内子座やうだつの街並みのある内子の町のようです
 
内子運動公園のトイレを拝借
連れになってくださった男性には先に行ってもらいます
 
内子駅の北側を抜けて八日市街並みはスルーして先へ進みます(内子座にも立ち寄りません)
 
道はだんだんと市街を離れて車道をひたすら進むようです
 
道中のお昼御飯とお饅頭を道の駅「内子フレッシュパーク」で仕入れて少し休憩 8:50
先ほどの男性も休憩中でした
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雨も上がりました
今日のお宿まではまだまだです
先へ進みましょう
 
次第に上り坂になり山間部へと差し掛かる頃
前を行く女性に声をかけ一緒に歩きます
連休とあって数人の男性の歩き遍路さんも抜きつ抜かれつで続き少し安心です
長岡山トンネルを抜けて行きます 
 
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トンネルを抜けて直ぐお遍路無料宿
戸が閉まっていましたがちょっと開けて中を拝見
お布団も綺麗で畳も高床で野宿の人なら申し分ないようです
 
              
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5:30に歩き始めて途中お饅頭を口にしただけでとてもお腹が減りました
バス停で一人休憩してお弁当を食べることにします 10:20
 
 
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靴下も脱いで10分程休憩して歩き始めます
トンネルは国道や県道には付き物ですがあまり通りたくありません
ここは旧道はないようですので仕方なく走り抜けます
 
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大瀬の集落に入りっすっかり天気になってきました
 
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河口橋の袂の休憩所で先ほどご一緒した男性や女性が休憩しています
流れは小田川、とても澄んだ綺麗な川です 11:05
なんとなく一緒に朝の若い男性と歩きますがやはり着いていけません
 
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この地に縁があったのかな?曽我十郎首塚の案内板
先程は登山口の表示もありました
 
 
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全く何も予習せずに今回は飛び出てきたので帰ってからの宿題です
 
すっかり良い天気になって汗が出てきます
小田川の流れがいいなぁと感じながら歩いていたら
筏の里の案内板
どうりで水の流れや岸の岩が素敵なはず
 
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千人宿大師堂に立ち寄りご縁のお賽銭
 
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咽喉が渇いたなと思って進んでいると楽水大師に到着
湧き出る清水で咽喉を潤しお堂に御参り
歩き地図に表記されているのだがうっかりすると見過ごすほどのこじんまりとしたお堂だ
 
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あらら、今晩泊まるお宿がもう見えてきました
12:10
 
早過ぎますが電話して見ます
なかなかコールしても出てこられません
やっとご主人が電話に出てこられOKしていただきました
 
12:20 今夜の民宿に到着です
 
 
いやいや、大洲駅から26キロほど
夜行バスでの到着後の初日の歩きで不安があったのと
この距離を外せばあとはお宿がほとんどありません
予定では早くても14:00頃のつもりでした
 
お宿のご主人が部屋で横になるのもよし
汗をかきついでに余力があるなら明日の分の距離を稼いでおくもよし
とおっしゃったので
お茶と貴重品だけ持って先へ歩くことにしました
リュックがないと足の軽いこと
3時に宿を出て歩いたところまで車で迎えに来てくださるとのことです
 
 
国道379号線を小田川に沿って歩いて行くと少しの間一緒に歩いた女性に追いつきました
彼女はこの先8キロほど行ったところの落合トンネルを抜けた分岐にお宿から送迎してもらうようです
 
明日はこの先の峠を越えて行かねばなりません
突合というところで道が平家落人の里と言われる小田の郷との分岐になります
峠はこの小田の郷を通り農祖峠を越える道と
鴇田峠を越える道とに別れます
 
宿のご主人やいろんな人の話で従来の遍路道は鴇田峠越えだというアドバイスに従うことにします
 
女性と一緒に話しながら進みます
お腹が猛烈に空いてきたので上手い具合にセルフのうどん屋さんがあり
二人で休憩を兼ねて立ち寄ります
釜揚げざるうどん
すきっ腹にはご馳走でした
ちなみに彼女は大根おろし釜揚げうどんを注文して自分で大根をおろして食べてました
 
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汗をかいたので冷たい水を一気に2杯も飲んでしまいました
 
30分も休憩したので少し先を急ぎましょう
 
立派な薬師堂はこの土地の個人の方が建てられたようです
 
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道は峠へと差し掛かる為緩やかな登りになって行きます
山間になり雲が広がってきました
 
 
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お宿から8キロ落合トンネルを抜けて
 14:45 砥部との分岐の休憩所に到着
ここで迎えを待つことにします
 
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先客の初老のご夫婦と一人の女性が休憩中です
聞けば皆さん宿からの迎えを待っておられるようです
ご夫婦は携帯が繋がらなくて不安気でしたが
ワタシと一緒に歩いてきた彼女と同じ宿で直ぐに迎えが来て安心されました
もう一人の女性も追って迎えがきました
さて、ワタシは一人で宿のご主人の迎えをまつことに
すると歩いてきた方角から一人の遍路装束でお茶だけ持った女性が一人
急ぎ足でやってきました
話を伺うとどうやらワタシと同じ宿でやはり早く到着したので
ご主人の勧めで歩いてきたらしい
明日この道を厳しい峠越えに向かうのかと確認しながら
二人で暫く待っていると車が到着
 
 
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2時間も歩いてきたのに車で10分かかったでしょうか
文明の利器はあっけなく宿に連れ戻してくれました
宿にはもう一人女性が寛いでいました
 
お風呂に入り洗濯して食事が出来るまで部屋で暫し休憩です
 
夕方5時半ごろ夕食の準備に忙しいところに一人の男性遍路さんが
疲れて到着
今夜は女性3人だけの泊まりだとおっしゃっていたのに
飛び込みでの泊まりでしょうか
 
男性は疲れて膝が痛むらしく宿の主人の話を聞こうとせず
何より先にお風呂に入りたいの一点張り
ご主人は少し立腹してこちらの言う通りに出来ないなら泊まってもらわなくて結構
とまで言い出す始末
部屋から出て口を挟もうと立ち上がったら
男性が反省したのか気持ちはあまり入ってないようだったが
自分が悪かったと誤り一件落着
 
ようやく夕食の時間になり
女性3名と先ほどの男性1名の4名で
和気合い合いと食事をする
男性は一杯かたむけ、さっきのいきさつは何処へやら
ご主人も加わって話しが弾む
 
この民宿は本業が豆腐屋さんなので
大豆蛋白てんこ盛りの夕食
ご馳走様でした
 
それでは明朝6:00の朝食でよろしくお願いいたします
 
 
 

東海自然歩道歩き (紫香楽宮跡駅~伊勢廻寺)滋賀県②-②

2012-05-14 02:13:35 | 東海自然歩道歩き
続きです
 
<<スミマセン 一気に書くつもりでしたが写真の整理がつかず・・・・>>
 
10分休憩して展望台からの急な下りが始まります 13:50
ここはリーダーにピッタリ付いて下りないとメンドクサイです
 
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下りきって右に曲がり緩やかな林道を進みます
小さなスミレが群生してますが一輪だけUP
 
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明王寺の表示も出てきてまた里に降りてきました
 
身代わり地蔵様の角を曲がり畦道へと進みます
 
 
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14:40 オオデマリの花に迎えられて明王寺に到着です
 
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トイレ休憩の為に立ち寄らせて戴きます
 
外のトイレばかりでは女性の参加が圧倒的多数(男性は4名)なので時間がかかります
面倒ですが靴を脱いでビデ付きのトイレをお借りします
 
 
ご住職さんご無理お願いしたのに快く応対してくださいました
 
御朱印を頂戴する方もいらっしゃいました
 
ホッとして改めて本堂に御参りお賽銭はご縁大切に~~
 
本堂から眺めるお庭がとっても素晴らしいです
 
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ツツジの古木が満開です
 
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其々、一本の木です
 
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ジャストな時に御参りできました
 
ツツジさんいいお顔ですね~~^^
 
 
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カキツバタもいいですね~
 
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おや?ハンゲショウ? 
違いましたが素敵ですね
 
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セッコクも柿の木に宿り花^^
 
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お花見もっとゆっくり楽しみたいけど
もうそろそろカエルわね
 
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 明王寺さんにちゃんとお礼申し上げ
裏山を越えてあと3キロ程今日のゴール地を目指します
裏山はショウジョウバカマが群生し(花はすっかり終わって実が出来てました)
これからササユリも沢山咲きそうです
とても素晴らしいでしょうね
 
裏山を下りたところに石柱がありますが何をか況や???であります
 
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広域農道を二度横切り里山を進みます
 
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県境の表示ですが直ぐに柵がありよくワカリマセン
滋賀県と三重県境のことでしょうか?
 
 
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なんとか伊勢廻寺(いせばじ)に到着です
由緒あるお寺で国宝級の仏像があるようですが今は無住職となっているようです
 
境内を通り山門を潜り階段を下るとバスが待っていました  15:50
 
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直ぐバスに乗り西名阪道路の伊賀上野ICへと移動です
 
バスの窓から見る、ようやく晴れてきた甲賀の田園風景がとても素晴らしい
 
 
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1月に雪の中を越えた霊山が良く見えています
 
 
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新緑の中の心地よい歩き16キロ
少し寒かったけれど歩くには丁度良い気温だったのかな
ゴールしても15℃の表示でした
 
今日も楽しく花を愛でながら元気に歩けたことに感謝です

 
 

東海自然歩道歩き (紫香楽宮跡駅~伊勢廻寺)滋賀県②-①

2012-05-14 01:01:22 | 東海自然歩道歩き
2012.05.12(土)
 
 
ツアーです
 
思いの外寒いです
道中の気温表示も12℃でした
到着寸前には雨も降りました
道の駅でトイレ休憩した時には雨も止んでホッとしました
 
バスが紫香宮跡駅(信楽高原鉄道)に着き歩き始めたのは 10:30
 
今日は賑やかなお馴染みさんは殆ど一日に歩かれたようで静かです
 
痛ましい列車事故のあった現場も近く犠牲者の追悼をして
踏み切りを渡り歩き始めます
 
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直ぐに木段の登りが現れます
 
お馴染みさんの男性が「四国はどうだった~」と話しかけてきてくださり
鼻高天狗になって話をしながら登って行きます
 
木々は新芽が萌え爽やかな山道です
 
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降るかな?大丈夫かな?という肌寒い天気です
中間地点の新田のバス停でバスが待ってくれています
ワタシはリュックはバスに置いてウェストポーチにペットボトルを入れ傘を持って
身軽な出で立ちです
とても楽々な散歩です
小高い丘に登ってくると新名神道路が良く見えています
 
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ちょっと、お足元が頼りないご婦人がお二人なかなか進んでくれません
下りは尚更に
 
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何度か小さなアップダウンを繰り返して新名神の橋脚を潜ります
こんな所にも隼人の地名があるのでしょうか?隼人橋を渡ります
真新しい案内板も見られます
 
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川の畔をスミレの花や蕨に癒されながら山中へと歩きます
新名神道路と離れ山道に入りダラダラと登って行きます
峠で列詰め休憩です
長くなると体が冷えてきます
 
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緩やかに下って行き舗装道路に出てテクテクと人里に出てきました
とても長閑な田園風景の中を歩きます
 
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バスの待つ新田に到着です 12:20
 
予定ではもう少し先へ歩いて池の畔で食事でしたがどうにも寒いので
お堂もあり東屋もあるのでここで昼食となりました
ワタシは何だか寒いし風も強いのでバスの中で食べることにします
 
とっても素敵な田園風景だと見とれていたら
日本の里100選に選ばれた所だとの情報が入りました
夏には蛍も飛び交うようです
 
 
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お昼を済ませてバスを降りてまた歩き始めます12:50
お昼を食べたらリュックは要りません
傘も要らないと思いますが念の為に持って行きましょう
リュックがないので汗もかきません
薄いヤッケを羽織って歩くとやっと太陽が出てきて脱ぎます
岩尾池だったかな?
堰堤を通り池に沿って進みます
 
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真っ暗なトンネルは一人では昼間でもゴメンですね~
と、言いながら皆に遅れて一人で通過
 
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昼食予定だった池に到着 大沢池? 13:20
 
 
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ここまでの道中にはツツジや藤が満開
 
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この白い花は名前が思い出せない
 
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少し山道を登ります
 
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え? 山の中にヒトデ~~?
 
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綺麗にテーピングされた木の林が続きます
 
 
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少し息を弾ませ展望台へ到着です13:40
甲賀市の向こうには鈴鹿山脈でしょうか?
 
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甲賀群と表記されている古い案内板です
 
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ここで一休み