あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

虚空蔵山からオロオロと山下り~ (兵庫県三田市・篠山市)

2012-10-30 16:08:39 | 箕面&里山ハイキング
 
2012.10.27(土)
 
 
ほんとはね~
今日は、みけさんとみけさんのお友達数人とで前泊して明日は奈良県の大台ケ原近くの
 
馬の鞍山~山ノ神ノ頭を周回する予定だったんだ!!
 
だけど、山の神様のご都合が悪くなったらしく大雨の予報がず~~っと付いたまま
 
雨が降るととても危険な山中で遭難しかねないので
 
仕方なくキャンセル
 
他にこれとて趣味もないので
 
みけさんと夜中のメールのやりとりで虚空蔵山を尋ねてみることになった
 
実は前夜、ワタシは若い友人と遅くまで飲み食いして記憶にないようなやりとりだった
 
だが!しっかりと待ち合わせの場所(JR福知山線藍本駅9:30集合)へと向かったよ
 
一昨日と同じ阪急電車に乗って宝塚駅に着いてメールすると
 
<ニャアは30分遅れで着くよ~ホームで待ってて> 8:30
 
ホームを降りてトイレを済ませ改札口で8:55着の電車を待つ旨返信
 
しかし9:00過ぎても姿が見えずホームへ上がろうとすると電話が鳴る
 
<改札口が沢山あって判らないからJR宝塚駅の改札前で待ってる>だって
急いでJRの駅へ駆けつけるが電車は今出たところ・・・・・・
 
次の新三田行きの急行に乗り込み藍本駅を確認し、乗り継げばいいんだと席に腰を降ろす
 
着いた新三田駅からの乗り継ぎの電車は30分も待たないとならず
駅員さんにバスはないかと聞くが「ないですね~」の答え
 
タクシーに乗るか?と駅員さんに断り
みけさんが改札を出てタクシー乗り場で聞いてみると
何と~~、「3、000円くらい?」
 
返事はひとつ電車を待とう
 
そんなこんなでやってきた藍本駅 10:20
 
トイレを済ませ歩く仕度を整えたらもう10:30
 
天気もポカポカ陽気
 
これで明日雨降らなんだら・・・・・・・
 
とかなんとか言いながら駅の近在の案内板を見ると
 
お~~最初から涎のでそうな
‘‘デカンショ街道’’があるではないか
 
山登り止めてこの道歩きたいよ~~
 
でも、みけさんは山道以外はからきしダメだから又の機会にネ
 
さぁさ山へ向かってGO~~~!!
 
鉄路に沿って戻るように歩き始めて直ぐに右手に
酒滴(さかたれ)神社
ふむふむ、素戔鳴尊様が御祭神、、、、
その昔、疫病が流行ったときに仙人が現れ天然の霊窟から垂れ出る滴を発見しこの霊水を飲んだ人たちは
疫病が治り、云々・・・・
 
都にも名が知れ永く崇められてきた神社だけに風格もありお参りをしてみたいと思いました
が、今日は時間が遅くなっていますので登山口へと急ぎます
 
イメージ 1
 
 
のんびりと静かな田園地帯の真ん中道を右へととり
前方に綺麗な山容が見えてきたのが、多分、虚空蔵山
 
イメージ 2
 
 
舞鶴自動車道の下を潜り左へ、少し歩いて直ぐ右に登山口
 
合ってるのだろうか?と確認を怠らない、みけさん 10:50頃
 
 
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靴紐を締めなおしてレッツゴー!
 
自然林の中は薄暗いほど
 
程なくお参りの人はここで清めてから登りました
案内板は沢の向こう側にあって見落として進むワタシに後ろからみけさんが教えてくれました
 
石舟の手水
なるほど良く見れば舟形をしている岩の窪み
はいはい、それではワタシ達も手を清めて登りましょう
 
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だんだんとゴロ石の階段状の道をジグザグと登って行きます
 
しかりとしたロープの付いた柵の急坂を登ってお堂までもう少し
 
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急階段の上に見えてきました
 
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陶の里(丹波立杭焼き)が近いせいか虚空蔵堂の屋根も立派
敷地には鯱の焼き物もあります
 
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みけさんもワタシも其々の家族の厄除けの願掛けに般若心経を唱えてお参りです
 
せっかくですのでベンチに腰掛けて少し休憩させていただきます 11:25頃
 
空身で杖をついた二人の青年がお堂の横手から下ってきて
「陶の郷はここから行けますか?やっぱり来た道を引き返して分岐まで行かないとダメですか?」
 
みけさんが
「それしかないですね」と言うと
「仕方ない」と引き返して行った
後からワタシ達も出発して追うがこんな急坂、追いつくどころか直ぐに姿も見えなくなってしまった
 
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役の行者様も鎮座されています
 
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さっきのお堂で上着を一枚脱いできたのに上り坂がきつく汗だくになってきました
 
きついなぁ~と弱音を吐きながらも先を行くワタシは時々
コウヤボウキ~~と立ち止まり写真を撮るみけさんを岩の上で待ち伏せ
 
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おっ! センブリ~~~かわいいよ!
 
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急坂の岩場に一人男性が休憩中
こんにちは~~と会釈して登る
やっと陶の郷への分岐、先ほどのお堂で会った青年二人の姿も声もありません 11:45頃
 
お腹が空いたのでこの辺りでランチタイム
いやいや山頂まで0.3kmなら一気にいっちゃおうぜ~~
 
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陶の郷・自然遊歩道、どこが遊なんですか~と岩場を登る
 
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お~~すごい岩場が立ちはだかります
捲き道もあるけど
ワタシゃ~この岩場をよじ登るよ~~
 
 
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ヤッホー~~~~!! ♪♪
実にいい眺めだ~~♪♪♪
 
ここで馬の鞍に立ったよ~~~~いぇ~い!!
 
 
                          (※みけさん提供)
 
 
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山頂には団体さんがいたにも拘らず、そこのけと言わんばかりに記念撮影
そこらへんのオッサンに適当に「お願いします」と頼み込む
 
虚空蔵山 592m
 
 
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展望も素晴らしい
丹波の山々が一望だ
登山口へと潜ってきた舞鶴自動車道も真下に見えて三田から有馬方面
 
 
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え~~と有馬富士から裏六甲が見えてるね~~
 
イメージ 19

 
山頂はなかなか団体さんが動かないので先へ進みかけますが展望が望めず
Uターンして引くのを待ちます
が、賑やかさとお弁当のにおいに惹かれたか大きな蜂がぶんぶんぶん!
こりゃいかん!と大慌ててで先へと逃げます
仕方ない、どっかちょっとくらいは明るいところで昼メシにしようと
諦めて進む先に今日一番の赤を発見!!
 
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賑やかな山頂の声も聞こえなくなり静かになったので目の前に現れた岩場でお昼^~^
 
あら~良い眺めじゃん!!
 
美しい三角のお山は白髪岳かな?
 
イメージ 30
 
ちょっくら日向ぼっこのついでに足も裸足で甲羅干し 12:15頃
 
やっぱり蜂にマークされてるので長居は無用
 
15分ほどの休憩で下山です
 
山頂からこの先は、みけさんも未踏地帯
牛さんにプリントしてもらった里のハイキングコース地図を頼りに下ります
 
陶の郷へはここからも行けるんだねと言いながらも尾根をアップダウン繰り返し下る
特徴的な鬼の洗濯板の縦板みたいな岩場が見られる
 
お!お! オロ峠!
何でこんな名前付いたんやろね~
道に迷ってオロオロするからかな?
 
イメージ 31

 
 (後で調べたら?ですが、源義経の軍勢がこの峠を越えて小野原へ下るとき
鎧の重さにオロオロしたからとか?本説は小野(オロ)峠だが?)
 
義経は甲賀のゾロ峠も越えてるよな~
どうやってこの二つの道を繋ごうか
 
地図にある一番目の鉄塔を潜り下って登り返す分岐で
ハタとみけさんの猫のアンテナが受信をやめました
迷っています 12:55頃
 
道がYの字でJR草野駅へは直進と地図にはあります
ですがこの案内板は左前方への矢印で
八王子山
二子山
草野駅
と案内があるだけで直進の標示はありません
 
 
イメージ 32
 
きっと左へは山の頂上を経て合流するんだよ
直進だから右方向へ行くのじゃ、とワタシが一括
進め~!
しかし捲き道を進んで行くに従い道が関電のプラ階段を下る急坂になってきて
再び、みけさんが不安がるのでさっきの分岐まで戻ります
 
何度も地図の説明文と表示板を睨んでいるところに救いのゼントルマンが二人
ワタシ達の下ってきた道を降りてきた
これ幸いにJR草野駅への道を聞くと彼らもそちらに下ると言う
ならば、道案内よろしく着いて行くことにした
 
なんだ~この道で合ってるじゃん
プラ階段を下り自然林の急坂の荒れた道を次なる鉄塔へと下る
あの分岐から八王子山へ登って見落としやすい草野駅への分岐を下ってくるとここに合流する
しかし、とても急で荒れてるし小さな分岐の案内板を見落とすと
縦走コースでもう一つ先の古市駅近くまで下山できないので行かなくて正解とのこと
 
良かったね!!
 
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四つ目の鉄塔に差し掛かる手前の山道の両脇はセンブリの花が群生、満開である
 
大喜びで奇声を上げながら写真を撮るワタシ達に呆れながらもちゃんと待ってくださるお二人
 
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鉄塔を過ぎて下る急坂には薄紫のヒダヒダキノコ
色がもうちょっと濃いのだけれど
キクラゲみたいだけど地面に生えてるしちょっと硬い?
 
みけさんのところではもっといい色だよ 
 
 
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ザレた足場の悪い急坂をなおも下る
 
池が見えてきて流れ込む沢に以前は橋があったと言い道が不鮮明になり池の畔へと出る
皆で協議の結果、下りかけの小さな分岐(案内板は無し)まで戻ることに
 
このお二人は大阪府茨木市の山の会の方で12月に歩くコースの下見に来ておられたのだった
踏み後もしっかりしており池の畔を捲いて行き先で合流すると思われるので
急遽、白いビニールテープをあちこちに捲いて進む
 
 
イメージ 20
 
 
 
 
水神様も祀ってあるので大丈夫だろうと手を合わせ進むが・・・・
 
 
 
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 あれれ・・・・・倒木を潜りその先は藪道だ
これはダメだ!
慌ててテープを回収しながら戻ります
今一度、沢の所へ戻って良~~~く見れば右に上がって道が続いています
 
さっきここで直進してしまったので池に突き当たってしまったのね~~
 
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池には二子山?の綺麗な逆さ椀が写ってます
鉄塔の箸がささっていますね~、これぞ飯盛り山
 
これが赤くなればもっと見事でしょう
 
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アキチョウジがまだ咲き誇っている草むらを過ぎて林道へと下りました
 
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途中の神社に無事下山の御礼のお参りを済ませる間も
お二人は待ってくださいます
 
植林を抜けると、ぱぁ~~っと明るくなって草野の里に出ました
てくてくと畑の中の静~~かな里を二子山(三子山?)への石標を見ながら歩きます
 
やがてJR福知山線の踏切を越えて草野駅へ
 
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イメージ 27
 
 
時刻表を確認してトイレを済ませ 無人駅の改札を通ってホームのベンチへ
 
みけさんはお二人とアドレスの交換
名詞の書き込みに余念がありません
 
下りの丹波路快速の先に松尾山の姿
 
またいつか登りに行きますね~~
 
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14:56 電車に乗り込んでゼントルマンさん達とのお話に夢中
 
突然!! みけさんが
あ、!!! ストック忘れたーーーーーー!!
 
え、さっきあっちの席に座ってたからあそこじゃない?
ありません
 
おーーー! トイレだーーー!!
 
どうする~? 引き返す?
あるかな~?
??????
 
新三田駅で
「おタケさん、明日仕事でしょ、あんたは帰り!」
と慌てて隣のホームへと走って行った
 
薄情なワタシはそのままオジサマたちと話しながら和やかに帰って行くのでした
 
途中で
無事回収~~!!
の着信
 
良かった良かったとオジサマたちと安堵の一息
 
宝塚駅で阪急電車に乗り十三で特急に乗るお二人に御礼申し上げて別れ
各駅停車でコトコトと家路に着いた
 
それにしても
みけさんから家に着いたと着信があったのは
シャワーも洗濯も済ませ夕食を食べようかとする頃 18:33
 
2時間遅れ ????
 
 
 
 
 
今日も愉快・怪・会の山行き
楽しみました
 
 
みけさん、今日もお付き合い
ありがとうね
 
そして茨木市のゼントルマンさんたちも
道案内ありがとうございました
 
機会があればそちらの「山の会」にも参加させていただきたいと思います
 
 
 
皆様、おタケのブログに遊びに来てくださってありがとう!!
 
 


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28 コメント

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Unknown (はんちくてぃ)
2012-10-30 18:25:00
岩の上の”ピース”がいいですね。
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Unknown (田舎の猫・みけ)
2012-10-30 18:28:00
ぎゅあははは!
ニャアが遅れたのではなくて~おタケさんが30分も早く着いたのだ~笑!
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Unknown (mannmaruogojyo)
2012-10-30 18:29:00
山登りさん
ワタシがピースして喜んでるくらいだからホントは低~い岩なんですけどね(^.-
返信する
Unknown (田舎の猫・みけ)
2012-10-30 18:35:00
あの岩の写真、よかったね!!
一日、おもしろかったよ~~!!
良い出会いもあったし!♪
まさに弥次喜多道中だったね♪
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Unknown (mannmaruogojyo)
2012-10-30 18:38:00
みけさん
確かに~~~、ほっほっほ~(爆)
ストックあって良かったわ、戻り損になったらと心配したよ~~^^;
ワタシもみけさんが持ってないことさえ気にしてなかった、というよりその存在が頭から消え去っていたよ~、病院行きだわ・・・(--;
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Unknown (mannmaruogojyo)
2012-10-30 18:46:00
みけさん
めちゃくちゃな一日だったけど、ほんまに楽しかったね~
ヨ~イヨ~イ、デッカンショ~~♪歌が出てきそうだった(^^)
なんか、弥次喜多、ミケタケ道中だったね~~♪
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Unknown (op)
2012-10-30 18:59:00
こんばんは~
みけさんと同じ記事でも面白いね~~~珍道中だったのね~~~
一緒に歩きたいよ、楽しそうだもの。
また楽しい記事を待ってるね~~~
ナイス!^-^)
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Unknown (mannmaruogojyo)
2012-10-30 19:09:00
じぃじさん
東海へ行く日が近いと思います~^^
待っててね~~
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Unknown (KAN)
2012-10-30 19:09:00
良いコンビ、
私もこういう友達が欲しいです、
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Unknown (はっさく)
2012-10-30 21:14:00
日曜は残念だったけど、十分楽しんでますね
大峯台高の尾根は終わり近いだろうけど、谷沿いはこれからですよ~
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