2017/10/10 (火)
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」
その中でも熊野古道と呼ばれる中にあって最も険しい道とされる参詣道である
吉野金峰山寺~熊野本宮大社まで紀伊山地の主稜線の修験の道だ
テント泊で4~6泊で行ってしまえるんですけどね
そこまで強い意志と体力と装備も持ち合わせてないので
単純に繋がるといいなぁくらいの思いで始まった奥駈道繋ぎ
既に7年の年月が過ぎて気が付いたら奈良県下北山村に属する「倶利伽羅岳~転法輪岳」間が未踏
距離にして僅か1キロほど、コースタイムは1時間とあるがもう少し短縮されるだろう
そして遂にその未踏の区間の道が繋がる日がやってきた
やはり同じ思いで忸怩たる思いの日を過ごしていたというTさんと日程の調整が出来た
もう一方40年振りに奥駈を歩くというOさんも参加
天気は申し分ない、むしろ暑い!!
早朝6時に奈良市内を抜け一路ルート169を南へ
いつもの如くハンドルを握るのはTさん
道の駅かみきたで一度トイレ休憩
池原ダムの先でルート変更、ルート425をどんどん山へ登って行く
白谷トンネル手前の空きスペースに路駐
そう、今日のコースはここにピストンで帰ってくるのだ
車2台あったら縦走可能だけど、
デポ先の池郷林道は荒れている上に車止めから一時間強の歩きを強いられる
デポしたり回収したりと手間が要る、いっそ車のキー交換してクロスするかですね
紆余曲折、結局はTさんの決断でお仲間に入れていただいての本日の踏破計画実行の運びとなった
さていざ行かん
中高年女子トリオ、ワタシが最年長(^^;
スタートから用心して漢方薬を飲んでおくのはワタシ
9:00
トンネル手前の鉄梯子の様な階段を上ります
最初の段然程ではないが暫く登りの鉄階段が続く
登りのからきしダメなワタシは直ぐに遅れます
負荷をかける山登り9月からはやってないなぁ
もうしんどいわ
二つ目の作業小屋を過ぎる
9:50
やっと奥駈道に乗り上げて合流
巻き道で行っても登頂しても5分ですが足を温存するために
行仙岳には行かないと言うワタシの一言で巻き道を行く(^^;
巻き道も油断大敵、足幅狭いから踏み外したら上がってくるのしんどいよ
山頂からの道と合流して急な下り
滑らないように注意してね
あ!キッコウハグマが咲いてる
Oさんも一枚パチリ、ワタシも斜面に這いつくばって撮った割にピンボケ
Tさんはそんな二人を尻目に
じゃぁ私は転法輪岳よりもう少し先まで行ってくるからお先に~と走るように消えた(笑)
10:05
怒田宿跡
アップダウンが始まった
Oさんも一緒に先に行ってくださいよ~
ピストンだからダメモトで待ってますからね
道の整備
本当にありがとうございます
新宮山彦グループ様
大きな倒木は潜ったり跨いだり
11:05
足が攣る~~(--;
立派なブナノ木にパワーをもらい一休み
気にしないで先に登ってくださいね~
と言われても置いてけないですね、スミマセン
新しく置かれた道しるべ?
11:20
何とか倶利伽羅岳に着いた
ここからいよいよワタシにとっての未踏の地
そうそう
2012/10/16にここまで来てるのよね
ここから直ぐに左下へ急な鎖場なのよ
十分に気を付けて、一人ずつゆっくり下ろう
下り切ってほっと一息
なおも下って行くと前方から一人の若き修験者?さんが登って来られた
聞けば熊本からお越しとか
今日は足が痛むので早めにこの先の行仙小屋に泊まるんですって
吉野から今日で4泊目
それでも笑顔で軽々と登って行かれました
先行のTさんのことを訪ねるとものすごい勢いで走ってるのかと思うほど元気で行ったとか
Oさん急いで行っていいのよ~
相変わらず両太腿が攣ってるワタシはストックにすがって半歩ずつしか登れない
Oさんが立ち止まって待ってくれる
タコが居るよ~~
ほんとだ!!(^^)
上から着いたよ~と聞こえてくる
5分のところ10分くらいでようやく登りあげた
12:05
転法輪岳
ここは2015/08/01/ に訪ねている
これで両方からあと60分で行けるのに~><;という思いをした未踏の地が繋がった!!
TさんOさん
本当にありがとうございます
ワタシはこれでもう充分、ここでお昼にします
Oさんも一緒にここまででランチタイムとしてくれました
Oさんのお住いの滋賀県の三井寺さんの経木もあるでしょ
那智山青岸渡寺はもちろんですけどね
ゆっくり~45分も休憩とってもらって引き返します
もう少し先へ行ったTさんはまだ帰ってこないけど
大丈夫よね
12:50
Oさんが枯れ枝で
「先に下る」
と書置きして下山開始します
ウッツ~今まで下山路には攣ったことないのに今日はアカン
足首の前も攣って痛い!!
Oさんのストックも借りてヨレヨレで下る
それでも要所の展望は逃さない
あれが笠捨山ですよ~
南奥駈はず~~とあそこへ続き垂直の鎖場の地蔵岳から玉置山へ
どうにか鎖場まで戻ってきた
鎖無しの道の方が巻き道で足に良くなさそう
直登だけど距離短いしこっちが楽に上がれそう
ヨイショコラショ
ワタシの重みに耐えてくれてありがとう(^^;
上がり切って左の展望所に行けばいい眺めが広がるから行ってきて~
先に登って行ったTさんが
オタケさん登って来て!山が判らないから教えてと励まして展望を見せてくれる
え~っとあの尖がりが釈迦岳でその先の広がりが孔雀岳
その前に岩肌が見える辺りに五百羅漢
手前の山が天狗岳、左に中八人山
右端に今登って来た転法輪岳、、etc
いい加減なレクチャーです(笑)
良かった!!登ってきて
今日は良く南奥駈の稜線が見えてる
ヒイヒイ言いながら下る
また登る
ちょっと休憩
Tさんまだかなぁ
これ!椎茸じゃないよ!
ツキヨタケ、毒キノコ、しかも夜光るのよ
14:40
そうこうしているうちにTさんが帰ってきた
元気な足取り
頼もしい!!
あの未踏の距離、時間いい加減やなぁ
60分なんて書いてあるけど20分しかかからなかったじゃんだって~~@@
もう行仙岳の山頂でコーヒーでも飲んで待ってるかと思ってたのにともーー;
足がまた攣ってさ、ダメダメだわ~
怒田の宿跡から行仙岳への登りもやっと二人の姿を追いかけて行くだけ(( ;∀;)
Oさんは行仙岳の山頂へ登ってくると元気に駆け上がった
今度はTさんがワタシを先導
巻き道で奥駈道、行仙宿への分岐まで戻る
15:15
Oさんも下って来て合流
Tさんの勢いなら15:30には駆け下れそうだが
16:00が限界だわ
今日は暑かった!!
いい天気だった
前方の山はもう三重県の山だろうな
登って来る時既にきつかった階段をとっとこ下る
最後の階段が見えてきた
やれやれ
15:55
路駐していた車に無事に生還~♪
こうしてドラマティックな未踏の奥駈繋ぎのトレッキングが終了
帰りも早い
池の平公園のトイレでささっと汗かいた服を着替えて
橿原神宮駅までノンストップ
18:30 頃には帰りの電車に乗れたのだ
帰宅は20:20頃
毎度ながら感謝の山友さんである
Tさん、Oさん
いつも足が攣って迷惑かけるのに懲りずにお付き合いしてくださり
ありがとうです
さぁて
次はどこにくっついて行こうかな((笑))
は~いおっしゃるとっり~
バスハイキングや山の会では日帰りでしたのでスタート時間とゴール時間の換算から団体での行動時間に制限があり北攻め、南攻めでぽっかり空いてしまったのです、釈迦ケ岳かと前鬼からの道との間もそうなってしまいこちらも同じ山女さんに連れて行ってもらって繋がった多のです、切れ切れで何とかして~と呟いたら実現しました(笑)
奥駈道は修験業の山道でしたのでかなり厳しい山岳地帯があります
道中、小屋泊を強いられますので食料、水の持参が必要です、季節を選ばないと1000mを越える山々の縦走ですので防寒対策も要ります、天候が悪いとルートが不鮮明になって道迷い、遭難の憂き目に遭うこと必死です、脅かしているようですが甘く見ないでくださいませね。私の様な物がが繋げられたのは山の会やバスハイキングを利用してコツコツと時間をかけて行けたからです
継続というか繋ぐ魅力に嵌ってしまいまして~(^^;
あそこが繋がって無いのよねと呟いたら賛同して同行してくれる人がいたんですよね、ラッキーでした
そして自分の足で何とか繋げたことは嬉しさ百倍でした
北攻めは、倶利伽羅岳まで行って行仙岳まで戻り下山した
南攻めは、転法輪岳まで行って持経まで戻り下山した
ということですか??
少しずつ根気良く続けるのも大変なことですよね。
いろんな方の協力もありがたいけどそれもおタケさんの力ですよ^^
カッコイイ~
ありがとうございます!
やっと七年かかりになるでしょうか、きちっとつながりました
もっとも六田の渡しから吉野金峯山寺はまだですが、春桜の頃にでも歩いて来ます
奥駈道の書庫は切れ切れで行った日にちもまちまちですがよろしければ参考にどうぞ
決して他の古道歩きのように簡単に考えないで欲しいですが、歩かれた小辺路などとは格段の差がありますからね、素晴らしい修験の道です
ありがとう~
これで奥駈道が吉野から熊野までつながった~~♪
この日は暑かったけど稜線の風は爽やかだったわ
石鎚山をワタシも予定して見ましたがどうもこの先天気が悪いようですね~><;
お山は少し寒いくらいが 歩きやすいですネ(^^)
石鎚山に登る予定にしてましたが雨で流れました
(~ω~;)))
何とか自分の足で繋げてきましたよ(^^;
「先に下る」にはTさんは気づかなかったそうです(笑)
足は9月からまともにロングトレイルしてなかったので直ぐに疲労が蓄積し痙攣したんだと思いますよ、使わなさ過ぎたーー;
やっと秋が始まってきてましたよ
今も女人禁制を敷いているのは大峰山山上寺さんだけです
女人結界門より中へは女性は入れません、ですが他は女性も山に登れますし修験道も歩けます
熊野古道の参詣道の中でも健脚でないと越えられない山岳修験の道です
この日だけ天気良すぎ~
他の日もまんべんなく晴れてくれないとね(^^;
やっと未踏の距離が繋がった、これで思い残すことなく他所へ気を向けられる~♪
奈良県の南部、ほぼ和歌山県に近い山地ですよ~~!
そのうちに歩いて見たくなりますからきっと(笑)
気まぐれですからこの三日後には夜行バスで神奈川県へ~(^^;
僅か1キロ足らずの距離が繋がらないのは仕方ないと諦めていたのですが何と今回ひょんな事からつなげることが出来て大満足です
足が最近よく攣ります、斜面登りや下りの訓練が足りないのだと認識しています、これより三日間筋肉痛が残りましたーー;
そうですね~関東の方にはなじみが薄い山々です
ですが、修験の道、大峰奥駈道と検索してみてください直ぐにいろんな山記事が見られますよ
昔に紀伊田辺から中辺路(なかへち)を本宮大社まで歩かれ大雲取、小雲取越を那智山青岸渡寺まで歩かれましたか
その本宮大社から北へと山岳地帯を縦走して吉野金峰山寺へ75の靡き修行を行い到達する山伏修験が起こりとされる道です
地図貼り付けるのはワタシのアプリでは面倒なのです、ご勘弁を
ありがとうございます
まだまだ貴女様はこれからの世代といっても女性としては何事にも①大事なことがふりかかるお年頃~体力管理にぬかりなく(笑)
あれから七年、まだボケずに徘徊出来てます(笑)
体力気力はかなり衰えましたがまだやる気が残ってる間は山登りできそうですかね
boubouさんも焦らずに病を克服してチャリダーを続けてくださいよ~!
吉野や大峰の山に行くようになってツキヨタケは判別できるようになりましたよ、枯れた立木にびっしりと椎茸の様に見事な大ぶりのキノコが生えてますから食指が動くのは無理ないと思いますが
佐伯市でしたかしら毒キノコを食べて重体とありましたね~怖いですよ!
何とかまた一つ目標が達成できました
皆様の応援の賜物です、自分の足で歩くことができる頑丈な身体の持ち主であり続けたいですわ~、でも本当は元気で布団に入り朝目が覚めないそんな人生の終焉にしたのですけどね(笑)
芍薬甘草湯は昔からあったのでしょうが痙攣止めとしては使用されてなかったのですかね
昔、紀伊田辺から中辺路を熊野、那智、新宮と歩いたことはあるのですが。
やる気が出てきた🎵
その執念と、健康維持に脱帽です~。。。
こらからも、お元気で山に登り続け⛰られますように…。。。
ケ山新聞にもツキヨタケを食べた一家が重体だとか出てました
みなさん元気ですねぇ
私の若い?ころはもう思い出せないが
弥山に登ったときの疲労感だけは今でも覚えてます
そのころは「芍薬甘草湯」なんてなかったもんねぇ
おタケさんの気力には負けそうです。
Oさんが枯れ枝で「先に下る」
これで分かったのかしらね?
ちゃんと見れるかなぁ。(笑)
足が攣ったのは、ほんとに使いすぎかもよ。(;^_^A
無事に下りられてよかった!
さすがに奥駆路ですね。
未踏の所が繋がって良かったねぇ~
私には分かりませ~ン。
それにしてもおタケさん、行動力のパワフルさには感服いたします。
次は何処に出現するんだろう(笑)
わずか1㎞とは言うものの、そこが未踏やったらナンか心残りですもんねぇ~。
脚が攣る、のは使いすぎかも…
脚の休養も必要かと思いますが…
これでやっと奥駈道というべき道が繋がったわ
みけさんはツアーでさっさと行ってしまってたからなかなか追っかけは難しかった(笑)
内太腿は筋力の使い方にもよるね~、やっぱり塩分ミネラル欠かしたらだめやね、このままずっと攣るようだと考えなきゃならない年頃になってしまったわ(^^;