あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

雨に歩けば~~♪ (熊野古道伊勢路・八鬼山越)

2011-05-27 21:24:29 | 熊野古道・古座街道歩き
ですね~~~ 
 
じっと家にいるのは辛いですね~
細かい仕事も読書も面倒だし==;  もう根気もなく視力も覚束ないのでね
 
秋に密かに歩きたいコースを検索したりデジカメ写真の整理をしたり、、、、
 
あ~忘れていました、、、
先日の台風のせいで夜中に警報が出ていたにも拘らず歩いた熊野古道伊勢路
ハイライトの八鬼山越の記事
でももう、やる気ないんですよ~~
でも書いておきたいのです 
 
だから、、、こんな雨の中を歩きましたです、、、
お暇な方はどうぞ~~  
 
2011.05.11/12(水・木)
 
大阪梅田を7:30に出発して天王寺まで集客して西名阪、名阪、伊勢自動車道、紀勢自動車道と高速を
ビューンと飛ばして国道42号線を先月の大泊海岸へ鬼ケ城を右後方に見ながら311号線を新鹿海岸へ
長かったですよ~~
12:30は回ってましたよ
 
雨が止んでるんです、さっさとお昼を食べて歩きましょうね~~
 
何しろ今回は坂や峠を五つも六つも越えて行かねばならないのですから
雨降りですから今日は宿に着くまでにヘッドランプがいるかも知れません
 
もう雨具は着込んでますし弁当も食べたので水分と行動食だけ持って行きましょう
また降り出しましたね
 
 
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雨に打たれても健気に歓迎してくれます
 
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逢神坂峠 (紀伊の神と伊勢の神が出会ったところ)
二木島峠(240m)
立派な猪垣(ししがき)の石積みも見ながら
どんどん越えて行きましょう
 
雨の熊野の森は幻想的ですよ
 
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二木島の港もハイ通過~~
 
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曽根次郎坂太郎坂(近江よりの曽根様裁き~~境界に立てばこっちは私の自領そっちはあなたの物=他領)
 
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ユウレイバナと語り部さんは言う
 
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見晴らしも何もあったもんじゃない
 
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甫母峠(305m)
 
せめて嬉やお地蔵様が手を合わせておわします
 
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山中にシロナガスクジラが隠れています
 
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江戸城の築城に使われた石材の石切場跡も通過
石畳にも石を切った跡が残ってますがもう暗くてハッキリわかりません
今日はこの賀田の港の釣宿に9人部屋と4人部屋に分かれて泊まりです
マンボウの酢味噌和え初めて口にしました、牡蠣のオリーブ漬けも美味しかったよ
ここは知る人ぞ知る、天然クエの漁場
コラーゲンたっぷりのフルコース、しっかり働いて食べにきましょう
 
二日目
夜中に警報が出ていたようだが朝には解除になっていて歩きは続く
しっかりと降ってくれている
 
8:00 出発
あの真ん中辺りの山に入って行きますよと語り部さん方向を指差す
 
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ここには今までで一番立派な猪垣が長く残されている
三木峠(120m)
 
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峠を下りてきたらヤバイですね~去年は出たそうです 
 
 
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雨に一際明るい黄色が映える
 
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三木里海岸へ下る途中の桃太郎石
 
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三木里海岸の紀州五代藩主による防風林の植樹の奨励の生き証人ならぬクロマツ
 
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10:30 になってないけど雨が止まないからこの海岸の休憩所で早い昼食
ここでバスに残る人は温泉行き
歩く人は昨日に同じく水分と行動食のみで
いよいよハイライトへ突入
 
晴天だったら沢山の花が開いてくれていただろうに
自生地なのか一面に繁っていた
アケボノソウと教えてもらったけど
全然違うと思うし~~
 
 
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さぁ~~いよい八鬼山へ登って行きますよ~~
 
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今までは赤いラッカーだったようですが
首長交代で白に変わったようです
 
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江戸道と明治道に分かれますが
雨で川を渡る橋が団体では無理なようですので
江戸道を登って行きます
石段の道は普段でも滑りますから厳重注意で登ります
 
険しい登りです
語り部さんが
ロッコンショウジョウ、サンゲサンゲと先導して行きます
イチニイチニ、トントントーンです
登りの急なところを1の力で登ったら平坦な道は0.5の力で歩いて呼吸を整えましょう
上手に皆を歩かせてくださいます
 
語り部さん、明日も明後日もここを歩くのだそうです
 
十五郎茶屋跡で一休み
雨は上がることを知らないようです
さくらの森広場(絶景)とあります
志摩半島から那智山まで望めるようです
長居すると寒くなってきます
歩きます
辛うじて尾鷲湾が見えていますね
 
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このごとびき石が八鬼山山頂(627m)のようですよ
 
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明治道と合流してここからは下って下って~です
 
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石の板地蔵様が丁石として見守ってくれます
ベロ出してるお方も居られましたが何しろ急な石畳の坂
なかなか止まる訳にいかないのです
 
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荒神堂は西国三十三所第一番札所の前札所として多くの人が参りました・・・
山賊を退治した方のお墓も・・・説明板を読んで久木峠へ下りてきました
ここは昔から地元の人々の生活道が分かれて行くところ
戦後までこの峠を越えて子供たちも巣立っていったそうです
蓮華石、烏帽子石と過ぎて七曲りです
この八鬼山越えの中で最も勾配がきつい難所です
延々と石畳の急坂が続きます
 
やっぱりすべって尻餅つく人が出てきました
足も疲れて踏ん張りも効かなくなってきているようです
 
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語り部さんは
行き倒れ巡礼碑のところで
この熊野へは全国からいろんな人が再生を信じて巡礼に来て
道半ばで行き倒れてしまって路銀を沢山持ってた人は手厚く葬り
住所の判る人は知らせが行ったけどそうで無い人は野の露となって
その霊は今なおこの熊野の山中を彷徨っているのだと
何度も通った道だけど白装束の人に出くわし山中へ引きずり込まれそうになったと
まことしやかに語る
ワイワイガヤガヤと歩くのでなく昔の人を思いその時代を感じて歩いてください
とご忠告です
 
一人の男性は
「ワシは幽霊は恐ないけど、この坂が恐い」
と言って憚らない
なんとか標高を下げてきたようだ
清順上人供養碑とあるが
伊勢神宮の再興に力を尽くされた尼僧様
熊野の山奥深い入鹿の村のご出身で伊勢上人とも呼ばれた
 
伊勢に到達した時にはそのことを思い出すだろうか
 
下りきったと思って見上げた石段
 
 
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駕篭立場や麓茶屋跡も過ぎて下って行く
 
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ほんとにずっと石畳が続き相当に疲れてきた足だが
雨に打たれ緑鮮やかな羊歯にまだ感動する余裕があるようだ
 
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まだかまだかと下りてきました
熊野古道
八鬼山越
の石碑
15:30になるところです
 
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そして
ままになるなら
あの八鬼山を
鍬でならして
   通わせる ♪♪ 
(ノンノコサイサイ) ♪♪
 
ほんとに若い二人の間に立ちはだかる手強い山でした~~
 
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合羽の中も汗でグショグショ
バスの中で総替えです
温泉組みはイロチの熊野古道のTシャツを着てお出迎え
帰りの車中は暫く暖房を入れて貰った程
身体は冷えていました
 
またまた長いバス移動の末21:00過ぎ梅田へ到着
 
来月も梅雨の真っ只中
どうぞ
梅雨の晴れ間が覘きますように~~~
 
 
しかし書くのも疲れるけど
読むのはもっと疲れるんですね~~
 
お付き合いありがとさんです
 
 


 


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27 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぷにまま)
2011-05-27 22:32:00
雨の中、歩かれたんですね。
私なら、バスに残って温泉行きですね(^^;
普段でも滑って危なそう~怪我がなくて何よりです。
クエ、大好きです!このあたりは有名だそうですね、何かで見たことあります。
どうもお疲れ様でした~ぽち!
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Unknown (黒猫minku)
2011-05-27 22:36:00
ぉタケさん、いつも雨の中ぉ疲れ様です(^^ゞ
でも、よく雨に会いますね^^;
何だか霧に包まれた森の中を歩くのも良い感じがします^^
ですが、足元注意!ですね(^^ゞ
クマさんに出会ったら、慌てず焦らずメンチきって後ずさりしながら
回避しましょうね~^^;
ユウレイバナ・・・何だかムーミン谷のニョロニョロみたいです(*^▽^*)
雨の中、本当にぉ疲れさまでした^^
P☆
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Unknown (mannmaruogojyo)
2011-05-27 22:54:00
プニママさん
予報で二日とも雨~それも台風の影響下、キャンセル無しで皆さん参加でした、けど、流石に峠を幾つも越えて行くので途中リタイヤ組みが続出
この辺りは熊野灘に面しており海の幸が豊富でした
釣り船で岬めぐりも出来るようです
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Unknown (mannmaruogojyo)
2011-05-27 23:02:00
黒猫さん
晴れ女だったんですが、きちんとお四国で作法を守らなかったからでしょうか(--)
クマさんや亡者の霊に出会ったら卒倒するでしょうが一目散逃げろ~
ですね~メンチ切るんですね、揚げるんじゃなくて(笑)
ユウレイバナなんて嫌だよ、ギンリョウソウだよって言ってもユウレイバナが合ってるって、、
ムーミン谷にニョロニョロなんていたのですか
疲れてバスの中では爆睡でした(^^;
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Unknown (田舎の猫・みけ)
2011-05-27 23:04:00
ほんとだ~白くなってる~赤い方が気味悪かった・・
「書く気がないけど残しておきたい」よお~く分かるよ~笑!
「見晴らしも何もあったもんじゃない」大笑いしちゃいました♪
濡れた石畳は恐いね~骨が折れちゃいそうだよ~★
雨の中をご苦労様。いくら幻想的な世界とはいえ大変でしたね。
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Unknown (mannmaruogojyo)
2011-05-27 23:15:00
みけさん
書かずにいたらな~んか喉に小骨が引っかかてる見たいでね~~
かといって細かなことは面倒だし~、ま、いい加減な性格なんだから
ご勘弁を、、、(笑)
こんな雨のつるつるりんの石畳では転ばず、何でもない公園の1cmもないようなコンクリの段差でつんのめって骨を折るなんて考えられないね~~~(^^;
気合入れて雨の中を歩いたけど、二度は要らんというのが本音(--)
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Unknown (takekazu)
2011-05-28 00:51:00
やはり 雨でも行ってますな~(*_*;
雨降りには くだりが 膝腰にきそうですよね~
山で 牡蠣のオリーブ漬け?まるで フランスの海岸沿い♪
まんぼうの酢みそ和え 気になる。
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Unknown (はっさく)
2011-05-28 05:47:00
雨でこの石階段・・。滑るでしょうね~(汗)
お疲れ様です。
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Unknown (☆まさ吉)
2011-05-28 07:16:00
雨の熊野古道歩きは辛そうやなぁ~
けど昔の人は雨でも草鞋だけで歩かれてたんですよね・・・
昔の人はほんと凄いしエライ!(`0´ゞ
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Unknown (コリン)
2011-05-28 07:20:00
ツアーだと雨でも出発なので、歩くのは大変ですね。
でも、写真は素敵に撮れていますよ。ガスった木立や山の風景なんか、私の好みです。
雨の多い地域なのでギンリョウソウ(ユウレイソウ)があるのね。ポチ!
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