『書斎の競馬』元編集長のひとりごと

馬・車券歴40年以上50年未満。いつの間にかいい歳になった。

万葉S

2006-01-06 17:43:45 | 競馬
東西金杯ともにまるで見当ちがい。
東は、頭に期待したキングストレイルがまたもや意味不明の凡走。
馬体は前回のディセンバーSとほぼ変わらない印象でプラス2キロ。やはり太めだったのかも知れないが、まるで競馬にならないという状態ではなかった。
いやはや藤沢さんには貧乏させられる。
近づかないほうがいいとわかっていても騙される。
今年は外人を使わずに横典が主戦、北村と二人でまわす、とか言った矢先に主戦騎手を落馬事故で欠いた。なにか歯車がかみ合っていない。
マイネルレコルトもいいころの片鱗すらない。
行き場がなかったといっても走らなすぎ。
後藤が逃げたという勘ぐりは、当たらずとも遠からずだったかも知れない。
その後藤の行き先をもう少し考えるべきだった。
8歳アサカディフィートは、人気サイドのワンモアチャッターの取り消しがあったといっても単勝10.6倍は想像以上に売れていた。あとで気付いたのだが、勝ったヴィータローザより売れていたのである。
ヴィータローザはもちろん柴山の好騎乗もあったが、馬体が絞れ気合乗りも素晴らしかった。一角崩しがある馬とまでは読めたのだが、結局アサカディフィートまでは手が回らない。
コンラッドは争覇圏内のデキだったが、いかにも善臣らしい4着、手が替わればもう少し動いてもいい。
カンファーベストはこれまで2走ボケのなかった馬だが、パドックは精彩を欠いていたように思う。惨敗のないタイプだっただけに、鳴尾記念好走の反動があったとしか考えようがない。
 京都は展開がすべてという感じのレースだった。
 基本的にマイルのレースで展開など考えないから悪いのだが、行ける馬が消極的だとああいうレースになる。
 アルビレオは良く伸びたのだが、あのペースでは3着が一杯。人気はなかったが、前走アルビレオに先着しているニューベリーの2着も前残りで納得が行く。
 中心に考えたオレハマッテルゼは消極的な競馬で見せ場すらなかった。
 この馬も2走ボケだったかも知れない。
 
 明日は京都の万葉S。
 3000メートルのハンディ戦だけに展開がカギを握る。
 和田ビッグゴールドが逃有利にレースをはこぶと思っているのだが甘いかな。
 有馬記念は、なにしに出てきたかわからないが、レースをしてないことはたしかだ。