『書斎の競馬』元編集長のひとりごと

馬・車券歴40年以上50年未満。いつの間にかいい歳になった。

阪神JF

2007-11-27 21:06:27 | 競馬
秋競馬が終わりクライマックスシリーズ。そろそろ来春の動向を考えなければならない時期になった。もっとも2歳チャンプと春の主役は一致しない。阪神JFに改称されて以降のウオッカだけが別格で、テイエムプリキュア、ショウナンパントル、ヤマニンシュクル、ピースオブワールド、タムロチェローなどはその後伸び悩んだ。

逆にこのレースで勝てなかった馬の中にはローブデコルテ(4着、オークス)、ピンクカメオ(JF8着、NHKマイル)、アストンマーチャン(2着、スプリンターズS)、フサイチパンドラ(3着、エ女王杯)、ラインクラフト(3着、桜花賞ほか)、スイープトウショウ(5着、宝塚記念ほか)、アローキャリー(2着、桜花賞)などのタイトル馬が出ている。
スイープトウショウを除いては晩成型とも言えないので、このレースを勝てなかったから先がないということでもない。

ただし、昨年と一昨年以前ではコース形態が違う。
改修されて外回りになったのが昨年で、欠陥コースだった内回り1600メートルよりは能力が反映されやすくなった。
おそらく、従前のコースなら昨年のウオッカとアストンマーチャンは入れ替わっていたのではないか。
早熟、スピードタイプにとって厳しい競馬になった。

争覇圏内と思われる馬を列記すると、アロマキャンドル、エイシンパンサー、エイムアットビップ、エフティマイア、オディール、カレイジャスミン、シャランジュ、トールポピー、ヤマカツオーキッド、ラルケットなど。

ファンタジーS1、2着のオディール、エイムアットビップなどは1400メートルまでしか経験がない。
これらが人気なら、いちょうSでアポロドルチェに勝っているアロマキャンドル、地味だが前走ちぐはぐな競馬をしたシャランジュ、黄菊賞2着(ウオッカと同じ)だからって訳ではないがトールポピーあたりがおもしろそうだと思っている。